アットウィキロゴ
「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

沈黙の戦場

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
「マルセイユ中将、なぜあのような者たちを呼んだのです!?」
 ジアード中将は、傍らの上官にそう抗議した。
「黙れブヒッ、ジアード貴様こそ頼みのイザーク隊はどうした?いっこうにスレイプニール撃沈の朗報が聞こえてこんではないか?」
 マルセイユは手に持ったポテチ(コンソメ味)をバリバリとむさぼり喰いながら、ジアードの抗議をスルーする。
「あのイザークという男は、約束したことは必ず果たします。」
「分かるものか!」
「そもそも卑しい傭兵風情など今回の神聖な任務にふさわしいとは思えません。」
「奴らは3Jからの紹介で雇ったのだ、対MS戦のプロだぞ。」
 そう言い争う二人の中将の頭上からヘリの爆音と共に録音テープによるアナウンスが聞こえてくる。

 バララララララララッ
(ガンダム被害でお悩みの皆様、優秀なガンダムハンターを多数擁する当アッシュ傭兵株式会社は安心、迅速、確実なガンダムの徹底駆除をお約束いたします。当社は長年のノウハウと最新の兵器により、いつでもどこでもお電話一本でガンダム狩りを完遂します。)

 そのやたらとうるさい大型へリからでてきたのは、一人の少女に率いられた怪しげな一団だった。
 リーダー格はボーイッシュな浅黒い肌の少女、それに続き一目で堅気ではないとわかる目つきをした筋骨隆々の男達。
 全員がアーミールックをおのおのラフに着こなし、武装すら各人まちまちである。
「よお、おたくがマルセイユか?オレはアッシュ社の傭兵隊長ヨーコ・キサラギ。コードネームは穴掘り屋、それとそっちのでかいのが猟犬屋、太っちょは爆弾屋、ちっこいのが狙撃屋、痩せてんのが追跡屋だ。あとヘリを操縦してる奴は帽子屋ね。」
 頭部にバンダナを巻いたリーダーらしい褐色の少女がジアードに挨拶する。どうやらヨーコと名乗った少女にはジアードが上官に見えたらしい。
「マルセイユ中将はあちらだ。」
「げっマジ!?いや、ワリィワリィ♪」
 ヨーコはケラケラと笑って、部下と間違えられて不機嫌そうなマルセイユの首に腕を回すと、馴れ馴れしげに引き寄せる。
「ところで早速なんだけどサ、送ってもらったガンダムちゃんの情報に不備があんだよね。」
「不備だと?そんなはずはない、ダストガンダムの情報は全てそちらに送ったはずだ。」
 憤慨するマルセイユ。
「それが肝心のパイロット情報が抜けてんだよな、これウチらではすごく重要な要素なのね。」
「ダストガンダムのパイロットの情報はこちらでも掴みきれていない。シンというコーディネイターであるのは確かなようだが・・・。」
 ジアードが横から補足した。
「なんだ結局わかんねえのかよ、使えねーな。追跡屋、そっちの情報網でなんかわかんない?」
 ヨーコは背後のノートPCを持つ部下に問いかける。
「俺の裏の情報ルートを使っても、ちょいとひっかからねえな。こいつぁ俺の勘じゃあアカデミーってとこか。」
 問われた部下がノートPCをいじりながら答える。
「馬鹿馬鹿しい!」
(アカデミー)、ザフトのエリート集団の名称を耳にしたマルセイユが声を上げた。
「こんな辺境の小さなゲリラになんで赤服が参加するものかよ。」
「まあどっちでもオレらは負けねーけどな、赤服なら今までに大勢仕留めたし。」
 ヨーコ達は平然と自信に満ちた答えを返す。
「ただその場合、ちっとばかし割り増し料金になるけどな♪」
 にっと笑顔をみせるヨーコ、唇から覗く八重歯がキラリと光った。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー