Ansoft Designer SV version 2.2 を使用し、下図のように50Ωの理想的な抵抗を直列に挿入した場合について、ABCDパラメータやSパラメータなどを確認します。
回路図の入力
1. メニューから Project -> Insert Circuit Design を選ぶか、アイコン
をクリック。
2. Layout Technology を選ぶダイアログが出るが、今回はテクノロジを必要としないため、「None」をクリック。
3. メニューで Draw -> Interface port を選ぶか、アイコン
をクリックし、port 1 と port 2 を追加する。途中で、Rキーを押すと方向が変わる。
4. Project Manager ウィンドウ (下図) の下側の Components タブを選択し、 Cirucuit Elements -> Lumped -> _General Components -> RJX: Impedance をドラッグアンドドロップして回路図 (Schematic) に持ってくる。
2. Layout Technology を選ぶダイアログが出るが、今回はテクノロジを必要としないため、「None」をクリック。
3. メニューで Draw -> Interface port を選ぶか、アイコン
4. Project Manager ウィンドウ (下図) の下側の Components タブを選択し、 Cirucuit Elements -> Lumped -> _General Components -> RJX: Impedance をドラッグアンドドロップして回路図 (Schematic) に持ってくる。
5. メニューから Draw -> Wire を選ぶか、Ctrl+W を押すか、アイコン
をクリックして、 Port1 と RJX および Port2 と RJX を結線する。
解析方法の設定
6. メニューの Circuit -> Add Solution Setup を選ぶか、アイコン
をクリック。
7. デフォルトの状態 (Analysis Name:NWA1, Analysis Type: LNA, Category FD) を確認し、「Next」。
8. 「Sweep Variables」の「Add...」をクリックし、「Linear step」で Start:0.1GHz, Stop:4.0GHz, Step:0.1GHz と入力後、Add をクリック。「Sweep Values」に「LIN 0.1GHz 4GHz 0.1GHz」と表示されたのを確認し、「OK」の後、「完了」。
7. デフォルトの状態 (Analysis Name:NWA1, Analysis Type: LNA, Category FD) を確認し、「Next」。
8. 「Sweep Variables」の「Add...」をクリックし、「Linear step」で Start:0.1GHz, Stop:4.0GHz, Step:0.1GHz と入力後、Add をクリック。「Sweep Values」に「LIN 0.1GHz 4GHz 0.1GHz」と表示されたのを確認し、「OK」の後、「完了」。
シミュレーションの実行
9. メニューの Circuit -> Analysis を選ぶか、アイコン
をクリック。
ABCDパラメータの表示
10. メニューの Circuit -> Create Report... を選ぶか、アイコン
をクリックするか、Project Manager ウィンドウの Project -> Ciruit -> Results の上で右クリックし、 Create Report を選ぶ。
11. Report Type: Standard, Display Type: Data Table として「OK」。
12. 「Y」タブ内の Category: ABCD Parameter を選択し、Quantity の ABCD11~ABCD22 の上でダブルクリックするか、ABCD11~ABCD22 を選択後 それぞれ Add Trace をし、「Done」。
11. Report Type: Standard, Display Type: Data Table として「OK」。
12. 「Y」タブ内の Category: ABCD Parameter を選択し、Quantity の ABCD11~ABCD22 の上でダブルクリックするか、ABCD11~ABCD22 を選択後 それぞれ Add Trace をし、「Done」。
Sパラメータの表示
13. (10.に同じ。)
14. (11.に同じ。)
15. 「Y」タブ内の Category: S Parameter が選択されていることを確認し、Quantity の S11~S22 の上でダブルクリックするか、S11~S22 を選択後 それぞれ Add Trace をし、「Done」。
14. (11.に同じ。)
15. 「Y」タブ内の Category: S Parameter が選択されていることを確認し、Quantity の S11~S22 の上でダブルクリックするか、S11~S22 を選択後 それぞれ Add Trace をし、「Done」。
スミスチャートの表示
16. (10.に同じ。)
17. Report Type: Standard, Display Type: Smith Chart として「OK」。
18. 「Y」タブ内の Category: S Parameter が選択されていることを確認し、Quantityの S11とS22の上でダブルクリックするか、S11とS22を選択後 それぞれ Add Trace をし、「Done」。
17. Report Type: Standard, Display Type: Smith Chart として「OK」。
18. 「Y」タブ内の Category: S Parameter が選択されていることを確認し、Quantityの S11とS22の上でダブルクリックするか、S11とS22を選択後 それぞれ Add Trace をし、「Done」。
19. Zoom-In をすると、S11, S22 がプロットされていることが確認できる。
左下に表示される値の意味は下の表の通り。なお、反射係数Γ=S11=S22。
| 表記 | Document | 説明 | 式 |
| MP | magnitude/phaze | Γのフェーザ表示(絶対値・位相) | Γ=M∠P |
| RX | resistance/reactance | Γの複素表示 | Γ=R+jX |
| GB | conductance/susceptance | Γのアドミッタンス形複素表示 | Γ=1/(G+jB) |
| Q | quality factor | Q値 | |
| VSWR | voltage standing wave ratio | 電圧定在波比 | VSWR=(1+M)/(1-M) |