直列10nF素子 では、 Cap単体についての特性のみを確認しましたが、実際にネットワークアナライザでSパラメータを測定するにはPCB基盤に貼り付けて測定する場合があります。この場合のシミュレーションを行ってみます。
伝送路を加えたCapのシミュレーション
直列10nF素子 で確認した Murata GRM033R11A103K を 50Ω伝送経路 で確認した h=0.15mm, W=0.25mm のマイクロストリップ線路に接続して、シミュレーションを行う。
Simulation用の回路は次の通り。
結果は次のようになる。
利得 (リターン・ロスとインサーション・ロス) については 直列10nF素子 で確認した結果とほぼ変わりないが、位相については 1GHz以上で大きく変化することがわかる。
すなわち、特性インピーダンスのマッチングがとれた伝送路をコンデンサの両端に追加すると、利得はコンデンサの特性が現れるが、位相は電気長が周波数により変化するため、伝送路の長さと入力周波数により変化することがわかる。
すなわち、特性インピーダンスのマッチングがとれた伝送路をコンデンサの両端に追加すると、利得はコンデンサの特性が現れるが、位相は電気長が周波数により変化するため、伝送路の長さと入力周波数により変化することがわかる。