歴史

117 :1:05/01/30 23:12:56 ID:iQ++68i1
男たちがとってきた麻を女たちがたたいてほぐす。
たたいて、洗って、たたいて、洗って
取り出した繊維をよって、糸にする。
男たちが森や草原に出かけている間の女の仕事だ。
糸ができたら、紐や布へ加工する。
軽くて丈夫な麻の布。それで作った袋と服。
蔦よりも柔らかく、しなやかで、切れずらい麻の紐
皮で足りない部分を補うことができる。

「しかし、皮よりスカスカするだねぇ」
「ああ、しかし、着てないより、ずっと暖かいぞゴラァ」
「でも、麻も取れる分はこれで終わりだモナー」
「長老が言うには、しばらくたつと、また生えてくるらしいだが・・・」
「1箇所に固まってはえてなくても、少しづつ探すぞゴラァ」
「もっと沢山はえてるといいんだモナー」

見つけた麻の群生地のものは取り尽くしてしまった様子。
この後、別な場所に先ほど採った麻よりも、もっと大きな麻を見つけることになる。
しかし、それが、ちょっとした事件になるとは、このときはたれも思っていないのだ。



118 :オーバーテクナナシー:05/01/30 23:13:58 ID:bgVOexyC
117
大麻か?大麻を見つけるのか??


119 :原始人@1:05/01/30 23:38:36 ID:iQ++68i1
麻をみつけただよー
なんか、すごく手間がかかるだが、女連中が手伝ってくれるだよー
麻で作った服は、皮よりも、スカスカしててるだが、軽いでよ。
だども、相変わらず、服の脇が開いたままだで、ここから風が入るだねー
布や皮をくっつける方法があれば、風も入らなくなるはずだでよ。
それに、小さな皮をあわせて大きな皮にすることもできるはずだでよ。
なんとかならねぇだでかねー?
それと、かあちゃんが、糸を3本組み合わせて、太い糸を作っただよ。
オレ達はこれに『紐』と名前をつけただよ。
糸よりも丈夫で。蔦のかわりになるだよ。

最近かあちゃんが、ガラクタでなくて便利な道具ってことを認めてくれたでよ
洞窟から追い出されなくなったのはいいだが、やっぱり狭いだで
鋤で隣の崖に穴さ、掘ってみただが、すぐに崩れちまうだよ。
危なっかしくて、中には住めないだな。

そうそう、村まで川の水をもってくるやつ。
川からずーっと掘って水を持ってきただよ。
だども、しばらくすると、途中で土が崩れて、水がとまるだよ。
そのたんびに、掘りなおすだが、掘りなおすと、そこの脇がまた崩れるだよ。
これも、いい方法を教えてほしいだよ。

あと、もうひとつ。
最近モラーラが煙であぶった肉にこってるだよ。
いろんな葉っぱやら、木やらで試してるみたいだよ。
なんか、変な匂いと味だども、食べるとやめられなくなるだよ。
ふしぎかねー

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最終更新:2005年05月14日 11:53