425 :初代1 ◆zhFdGsjV7M:2005/11/24(木) 01:04:19 ID:UwVYMTRG
モーナーとギーコは悩んでいた
狩りに持っていく道具のことだ。
現在、村では狩りには3つの主力がある。
ひとつは、手軽で威力の大きな投石器
ふたつめは、扱いやすく、威力が大きな投槍
みっつめは、弓である。
ネ申の人々は弓最強と思うかもしれないが
村人たちは、おもに投槍が最も強いと思っている。
第一に特殊な訓練がそれほど必要ではないこと。
第二に獲物を一撃で仕留める威力を十分に持っていること
(うまくあたれば、骨まで砕く)
第三に、メンテナンスが楽であることだ。
投石器は命中させれるようになるまでに
多くの訓練を積む必要がある。
飛距離と命中率と威力は矢弾の重さと形状に左右され一定にならない。
そのぶん、作成が簡単で矢弾の補給が現地でも可能な場合がある
という利点があり、投槍に次いで利用者がいる。
槍がなくなったときの副装備として持ち歩くものもいる。
弓は、まず威力も飛距離も小さい
弦はすぐに切れる、まっすぐ飛ばない
槍より矢弾を多く持てるが矢は壊れやすく
作るのが難しいのだ。
どうして、こうも現代人と差があるのかは
其々の作成方法を見てみるとよいかもしれない。
モーナーとギーコはそれぞれ、槍を2本づつ持ってでかけたとさ。
最終更新:2005年11月24日 13:46