337 :中の人@1:05/02/19 02:47:03 ID:7jTLQq6H
320-322
まとめありがとうございます。
お礼になにか・・・・とおもったのですが、皆さんにあげるものがないので
原始人さんたちにあげたいと思います。
それは、地面がゆれた次の日のことでした。
このあたりには地震がめったにおきないので、原始人さん達もびっくり
長老だってこんなことは初めてでした。
「世界の破滅か?ゴラァ」
「聖女さまに祈るのです」
「たすけてモナー」
っと、一時的にパニックになったりもしましたが、一夜明けて何でもないことがわかると
普通に活動をはじめました。
で、ソレを見つけたのは子供たちでした。
以前、住居として使われていたのですが、今は使われてない洞窟の中にソレはありました。
岩盤が崩れて上から落ちてきたようです。
ソレはとても重かったので大人達が呼ばれました。
大人達も長老もソレを見るのは初めてでしたが、だれもがその美しさに心を奪われました。
一番大きなソレは横幅が1キュービットの半分ほどで、長さが1キュービットほどあり
先端が尖っています。
ナナッシがソレ覗き込むと、ソレの後ろにいたモラーラの顔がゆがんで見えました。
小さなソレを手にとって見るとソレはとても硬く手近な石にこすり付けると、石に傷がつきました。
「これは、水が固まったものじゃないか?ゴラァ」
「なにか、かくかくしてるだね」
「舐めても味がしないモナー」
「しかし、とても美しいですね」
こうして、それの小さいのはそれぞれが持ちかえり
一番大きなソレは村の中央に置かれることになりました。
さて、ソレは何でしょうか?
最終更新:2005年05月09日 23:54