歴史

687 :1:05/03/05 03:32:45 ID:P76dhBKz
稲という植物を育てる上で、畑以上に効率の良い育て方がある。
より密集してそだてることができ、連作障害がおきづらい育て方
田である。

村まで通じる水路の横に小さく作られた田
ナナッシが実験として作った田である。
縦横それぞれ3メートルほどという小さな田であるが
ナナッシ一人が管理し実験するには、広すぎない大きさでもある。

そこの浅い土器の中であらかじめ育てておいた苗をこれから植えようというところだ。
土器の生産能力が十分ではないこともあり、狭い田に空きができるほどしか
苗を用意できなかったことは残念であるが、現在作成中の大きなカマドが完成すれば
そんな心配も無くなるはずでもある。

この実験の結果次第で、主力となる農作物が決まるといっても過言で無い
手間がかからず、苛酷な環境にも強い粟
収穫量が多いが、連作障害がネックとなる麦
そして、手間がかかるが、収穫量と病気の問題を解決できる稲
稗や黍、その他の未定義の穀物の類も試しているが
現在、主力はこの3つに絞られている。
そして、1種類を沢山作り効率化を測るか
多数の種類を作り、もしものために備えるかも考えなくてはいけない。

「ネ申さんたち、アドバイスおねがいだね~」

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最終更新:2005年05月10日 00:03