名前:ティターニア・フィルモル
年齢:22(外見年齢)
種族:エルフ
装備:
【通常装備】
とても頑丈な木を削って作ったワンド。魔法を使うにあたって指向性を補助する役割を持つ。このワンドを作るために使われた木が、ティターニアの故郷にとって特別な意味を持つことを知る者は今は……。
ウェルドのワンドは元はティターニアの故郷にあった精霊樹と言われていた大樹から削り出された物だ。精霊樹と言われているように、かの大樹には大小様々な精霊たちが好んでその身を休ませていたとされる。その影響か、かの木を使った装備には
精霊魔法を補助する力が、その実には多くのマナを含んでいると伝えられている。といっても、精霊樹の実は基本的に精霊への供物とされているため、ティターニアが知る限りそれを食べた者はいない。
このワンドは逃亡時に『主人』が保有している物を保管している一室に潜り込んだ時に見つけた木材から作られた。今は叶わずとも、いつか帰ると決めている故郷にまだ大樹が生きていることをティターニアは祈っている。
特殊効果
- 『精霊の加護(小)』:精霊魔法を扱う際にワンドの材料である精霊樹に惹かれた小さき精霊達が補助してくれる。このワンドがあるか否かでその精霊術の精密さは段違いだ
- 『精霊の導き(小)』:精霊に訪ねる簡単な占い術を補助してくれる。ワンドを使って水を出現させた時の水の散り方や、火を出したときの揺らぎなどから吉凶を占うことが出来る。
白い厚布のローブ。見る人が見れば魔力が込められた糸で織られた布で作られていると気づけるかもしれない。見た目より頑丈で、温度にも強い。裏に同色の糸で刺繍された文字や模様はとある魔法陣を描いている。
フィルモル家に伝わる技術をティターニアが覚えている限り再現して作り出した、この世で一つだけのティターニアの為のローブ。魔力を込める作業、織り方、刺繍、全てが一子相伝で伝わってきた、精霊術を行なう者にとって上位に値する(もしかしたら最上位に到達する物が過去フィルモル家で作られたのかもしれない)一品。といっても、作成時十分に整えられた環境ではなかったうえに、材料も限られていた中で作った為、ティターニアからすると失敗作に等しい物である。
特殊効果
- 『マナ回復(小)』:裏地に刺繍で施されたとある魔法陣の内の一つの効果。このローブを着ている間、体内のマナ生産器官が活性化され、マナの回復スピードが上昇する。
- 『魔力耐性(小)』:このローブは魔力をふんだんに使われた一品。物質的な効果を持たない魔法のダメージを少しだけ和らげる。
- 『精霊術補助(小)』:裏地に刺繍で施されたとある魔法陣の内の一つの効果。精霊術を扱う際、マナの流れをその属性に合わせて誘導させる効果がある。
- 『浄化(小)』:裏地に刺繍で施されたとある魔法陣の内の一つの効果。浄化といっても神聖魔法のそれと異なり、使用者のマナの流れを精霊術に適したものにするための調整を行う効果。精霊から力を借りる代償として捧げる己のマナを、精霊が好むものへと変化させていく。
ちなみに、ローブについた軽い汚れも弾くため、ちょっと払ったりするだけで埃等は綺麗に落ちる。
【暗器】
薄紫の蓮華を模した簪を筆頭に、花を模したいくつかの簪達。ぱっと見ではわからないが特定の抜き方をすれば中からとても細く小さく作られた細剣が現れる。寝室などの警戒が緩む場所で、女を飾る装飾品が命を奪う凶器へと変貌する。ジパングから伝わってきたという髪飾りをもとに考案された
日常で活用している一見日傘にしか見えない、白い傘。その芯には細剣が仕込まている
右手の中指につけている赤い石が嵌った指輪。石を弄ると手の甲側に直径1㎝の刃が現れる。致命傷を与えるには難しいが、毒薬を塗りつけて使えば……。母親の形見と周りには言っている
左手の親指につけている白い石が嵌った指輪。石を弄ると手の内側に直径1㎝の針が現れる。こちらも致命傷を与えるには難しいが、毒薬を塗りつけて使えば……。父親の形見と周りには言っている
しっかりと鍛え上げられた鉄で作られた扇。張っている布からは一軒ではわからぬほどの強靭さと、先端に刃を仕込ませてある。時に防御、時に懐に入って一線するという状況に合わせた使い方が可能。ジパングから伝わってきたという扇をもとに考案された
普段は太腿に忍ばせてある武器。見られたとしても護身用、敵の隙を突くためと伝えており、他の暗器を隠すためのデコイである。主に投げる用
魔法:
ティターニアはかつて精霊と直接契約を交わしたエルフの子孫であるためか、各属性の精霊と親和性が高く、六属性全ての
精霊魔法が使える。といっても、本人曰くまだまだ修行不足とのこと。常に精霊への感謝を忘れず、鍛錬し続けている彼女の魔法は日々進歩しているのであろう。普段は水属性の
精霊魔法を行使しており、彼女が六属性の魔法が使えることを知っているのは同郷の者、その中でも彼女の家に仕えていた者だけだろう。
影を操る魔法。といっても、影が物質に干渉することはできない。ただ光の加減を操り、闇の中に身を潜めるなどといったことはできる。身を潜めて行動するのにはうってつけの魔法といえるだろう。この魔法は生来のものではない。彼女が奴隷へと身を堕とされ、そこから抜け出すという決意を抱いた時に発現したものだ。
技能:
ティターニアの故郷において、フィルモル家の女は精霊に仕える巫女である。その彼女が身に着けるべきことは故郷の統治以上に精霊に仕える為の知識と技術だった。ゆえに、彼女は精霊に関係する多くの技術を身に着けている。メイヴのローブの作製技術や、奉納する舞などがその代表例と言えよう。
故郷で覚えた舞を踊れる。精霊に感謝を告げると言う意味があるらしい。一応一般的な社交ダンスも踊れるようにはなった。なってしまった
故郷で精霊に感謝を告げる舞と一緒に奉納していた歌を歌うために磨かれた技術
奉納するためでもあり、故郷にいた人々に聞かせるために磨かれた技術。今では世間でメジャーな弦楽器も一通りは引ける
故郷にいた時には必要なかった技術。今は人にすり寄るため、懐に潜り込むために鍛え上げられている
故郷でいた時は誰かを助けるために、今では人を傷つけるために培わられた技術
覚えてしまった、慣れてしまった『女』を使う技術。男にすり寄り、その気にさせ、誘い込む技術。一応交渉術としても使える
否が応でも叩き込まれてしまった技。男を喜ばすことに特化した技術。時にか弱く、時に反抗的に、時に挑発的に、時に蠱惑的に。相手に応じて使い分けれるだけの経験をしてしまったが故に覚えてしまった
簡単なメイクから、顔の印象を大きく変える者、別人に成りすますものまで幅広い技術。ティターニアの腕ならば、印象を大きく変えることで一見では同一人物だと気付き難くはなるだろう
誘惑とは時に多岐にわたる知識が必要だ。勿論、それを操る言葉も
備考:ティターニアは元はエルフの隠れ里で暮らしており、族長の娘であり次期族長として育てられていた。だがしかし、ある時戦争の為に戦力として確保する目的で襲撃され、隠れ里の住人の多くは奴隷へとその身を落とされた。ティターニアもまた奴隷になる予定であったが、その美貌と族長の娘という立場に価値観を感じた権力者によって個人所有の奴隷へとされた。つまり、慰み者としての役割を持つ奴隷へと。そこであらゆる経験を培わされていたが、ある時所有者の突然の訃報によって隙を見つけ、逃げ出した。
その後は闇ギルドに身を置き、仕事を受けては身を汚す中、なぜ自分は生きているのだろうかと思いながらも、同郷の者が一人でも多く生きていないか情報を探る日々を送っている
表向きは冒険者ギルドで一冒険者として働いている。その理由は同郷のエルフ達を探すため。冒険者として依頼を受けることで色んなところで情報を探ったり、行き来する事が可能だと考えた。
冒険者としての活動はティターニアにとっていい隠れ蓑でしかない。
彼女は娼婦ではない。表向きは気の多い、または恋多き女として見せているが、実際ベッドを共寝した相手はそう多くはない。だがしかし、デートだけでも夢を見れた者は多くいる。
もしも彼女を夜、ベッドで彼女の肌に触れることが出来たとしたら、その相手はそう遠くない未来に不幸が訪れるであろう。だがしかし、周りはそれを不自然に思わない。
何故ならば、そうなった彼らは所詮ティターニアが相手にした多くの男達の中の一部に過ぎないのだから。
※付属ステータス(鯖主がプロフィールから独断と偏見で付けたもの。ロールプレイをする際の立ち回りに加味してください)
- エルフの血/多くのエルフは精霊との親和性が高く、長命で、強靭な生命力がある。(魔法の描写をした際に、結果に有利判定がある。/自然治癒能力がある。軽い傷なら戦闘後に治癒する。)
- 十徳娼婦/大は小を兼ねるというが、兼ねるだけでは収まらない。(技能欄の描写に対して小有利。/特定の異性からの評価がとても上がりやすい/戦闘中は無効。)
- ライド・ウィズ・ザ・デビル(乗るか反るか?)/致命打か、或いは致命傷。(NPCから評価が高い場合、至近距離で暗殺できる可能性がある。失敗した場合確定で反撃される。/戦闘中は無効。)
- 死角からの一撃/元々は異国のモノに加えて、誰がそれを武器だと思う?。(暗器を使った不意打ち、一撃目とは別の暗器のニ撃目の結果に有利判定。/同じ対象には通じない。)
- 可憐華奢/美人薄命とまではいかないモノの、力比べに縁はない。(肉体、特に力に関する描写に不利判定。)
- 奴隷の刻印/元々貴方は『所有物』で、『持ち主』不在では生活できない。(腹部右側に焼き印がある。/特定NPCに奴隷と知られた場合、キャラロストする可能性がある。)
最終更新:2022年06月29日 01:39