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ミイラ男陵辱

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rozen-yuri

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「がおーミイラ男なのよー!」
 身体中に包帯を巻き付けた雛苺は、少なくてもお化けには見えない笑顔で言い放った。
「ミイラ男は…喋りませんよ?」
「ふぇ?そうなの?」
 知らなかったと言いたげな、きょとんとした表情で雛苺は首を傾げた。
「じゃあ……うおー?」
「……くすっ」
 雛苺らしい行動に、雪華綺晶はくすりと笑う。雪華綺晶が笑った意味が分からなくて、雛苺はちょっぴり不機嫌そうな表情でもう一度首を傾げた。
「お化け屋敷、頑張りましょ…?」
「うん!」
 先程の事をすっかり忘れた様に、雛苺は元気に返事を返した。

「これがこうで……あれれ?」
 雪華綺晶が看板にお化けを書いていると、後ろで雛苺の困った様な声がした。振り向いてみると、未だ身体に包帯を巻き付けている雛苺の姿が。
「どうし、ました?」
「うゆ…絡まって取れなくなっちゃったの…」
「切り、ますか?」
「でもでも、切っちゃったらミイラ男出来ないの…」
 俯いて、しょんぼりとした表情だった。どうやらミイラ男を気に入っており、止める事は避けたいらしい。
「……分かり、ました。解くの、手伝います」
「良いの?」
「雛苺さんの、望みですから」
 いつも表情が読めない雪華綺晶が、珍しく優しい微笑みを見せた。

「…とりあえず、解けそうなのを、見付けましょう」
 いくつかある結び目の中で、簡単に解けそうなものを探す事にした。
「………どうやったら、こんなに固く、なるんでしょう…」
「あぅ……」
 不思議な程、殆んどの結び目は固かった。本人ですら、理由は不明である。
「んっ…!」
 突然、いつもの雛苺らしからぬ色っぽい声が漏れた。流石の雪華綺晶も少し驚いた様で、雛苺を見上げた。
「どうし、ました?」
「ご、ごめんなさいなの…」
 恥ずかしかったのか、少々顔を赤らめて必死に笑って誤魔化す。どうやら、偶然雪華綺晶の冷たい手が雛苺の太股に触れてしまったらしい。雛苺は擽りに弱く、周りの人達より敏感なのだ。

「すみま、せん」
「ううん!気にしないで!」
 謝罪の言葉を口にする雪華綺晶だが、実は違う事を考えていた。
「(雛苺さんの声…可愛、かった…)」
 突然胸の高鳴りを覚えた雪華綺晶は、態と雛苺の太股に軽く触れてみた。
「ひゃ…っ」
 再び、色っぽい声を漏らす雛苺。その声が、雪華綺晶を動かす引金となった。
「き、雪華綺晶…?」
 気が付けば、未だ包帯に絡まる雛苺を抱き締めていた。困惑する雛苺をよそに、その柔らかそうな唇と自分の唇を重ねた。
「んぅ…!」
「ふ…」
 重ねるだけでは満足できず、深く求めた。何かを欲する心を満たす為に。
「はっ…!き、きらき…しょ…?」
 荒い息、赤い頬、潤む翡翠の瞳。この三つは雪華綺晶の行動をさらに加速させた。

 先程から苦労していた結び目を、するすると解いてみせた。
「すみま、せん。私、嘘をついて、しまいました…」
 解いた包帯を、近くにあった椅子に結び始め、気が付けば雛苺は両脚を開く状態で固定された。その様子はまるでクモに捕まってしまった蝶の様。
「や…ぁ…」
 恥ずかしい体勢で身動きが出来なくなってしまった雛苺は、ただ涙を流すしか出来なかった。そんな雛苺を見て、雪華綺晶は瞼に口付けを落とした。
「すぐ…良く、なります」
 そう呟くと、雛苺の脚と脚の間にその白い腕を伸ばした。ほんのりと湿った布越しに、一本の指で其処を擦り始める。

「あ…んっ…!」
 今まで感じた事が無いだろう感覚に、雛苺は戸惑いを見せる。そんな雛苺を気にも止めず、雪華綺晶ただ其処を擦り続けた。
「や…やだぁ…あっ…んん…」
「…先程より、此処は湿っていますよ?」
 意地悪っぽく微笑み、徐々に指を早く動かしていく。
「あぁっ…や…だ、めっ…」
「イき、ますか?」
「ん…あぁ…!やぁあぁぁ……――っ!!」
 体を大きく痙攣させた後、ぐったりと動かなくなった。どうやら、気絶してしまったらしい。
 眠る雛苺の頬に、軽く口付けを落とした。
「愛しい愛しい…私の雛苺……」



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