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『アソーカの夜明け』




地下から這い出したアソーカを迎えたのは冷たい風と青色の空だった。
錆びた非常階段の扉を肩で押し開けて外へ出る。
壁に背中を預けて、ずるずると座り込む。
デイバッグから水のボトルを取り出し一口。
ぬるい。それでも喉を通るだけで少しだけ生き返った気がした。
指先はまだ少し震えている。
情けないとアソーカは思う。
あのバケモノの口の中がまぶたの裏にまだ貼りついている。

少し前に最初の放送があった。
島のどこにいても耳に届く無機質な声が淡々とこの島で死んだ者たちの名前を読み上げていった。
知っている名前は、ひとつも呼ばれなかった。
もちろん、それがこの先も続くとは限らない。

──“今回だけは見逃す”

あの人の声が耳の奥に残っている。
低くて静かで知らない人のような声だった。
彼の癖も歩き方も機嫌の悪いときの眉の動かし方も知っている。
それなのにあの顔は知らなかった。

「……見逃す、ね」

つぶやいて笑おうとした。うまく笑えなかった。
あれは脅しではなく、ただの事実として告げられた気がした。
だから考えなければならない。
次に会ったとき自分に何ができるのかを。
自分ひとりでマスターを止められるのか。

──『先走るしか能のない小娘』

ドゥークーの声が頭の中で再生されてアソーカはボトルのキャップを乱暴に閉めた。
あの伯爵は聞こえないところで人のことを好き放題言う。
……聞こえていたのだが。ダクトの上で全部。
けれど言い返せなかった。
本当のことだったから。

これまでアソーカは誰かに助けられてきた。
マスターに。レックスに。
あの人たちがいたから無鉄砲でいられたのだ。
今は誰もいない。
誰か、いてくれたらいいのに。
そう思ってしまってから慌てて首を振る。
違う。そうではない。
誰かに助けてもらうために探すのではない。
自分が探すのは──

「……パダワン」

口の中で転がしてみる。奇妙な響きだった。
自分が誰かのマスターになる。
ジェダイ・オーダーを抜けたばかりの自分が。
笑える。すっごく笑えるとアソーカは思った。
マスターが聞いたら絶対に腹を抱えて笑うだろう。
「スニップスが弟子を取るのか」と。
……あるいは真顔で心配するかもしれない。「無茶だ」と。
どちらにしても、あの人らしい。

けれど自分ひとりでは足りないのなら、誰かと一緒に足りない分を埋めればいい。
ドゥークーは戦力を分ければ救える者が減ると言った。
悔しいが、あの理屈は正しかった。
ただあの男の下につくのは違う。
自分が選びたいのは自分が信じられる誰か。
あるいは信じたいと思える誰か。
そんな相手が、そうそういるわけもないけれど。

立ち上がる。膝がまだ少し笑っていた。
呼吸を一つ。二つ。
バケモノの影がまぶたの裏から薄れていくのを待ってから目を開けた。
行こう。
まずは人のいる場所を探そう。







◆







朝の光の中を二人の男女が並んで歩いていた。
一人は射干玉の黒髪を三つ編みに結った白装束の青年──ヤマトタケル。
もう一人は黒い和装に桜色のリボンを結んだ少女──龍賀沙代。

(……キリュウ)

セイバーは胸の奥で名前を呼ぶ。
不遜で、傲慢で、他人の事情などお構いなしに踏み込んでくる病的なまでの自己中心。
天を衝くような悪の気配を身に纏いながら、あの男は沙代を護った。
その鬼龍の名が少し前の放送で呼ばれた。
無機質な声が淡々と死者の名を読み上げていく中にあの男の名も確かにあった。
覚悟はできていたはずなのに改めて耳にすると、あの背中が遠くなったように感じた。

「……セイバー様」

背後から小さな声が届いた。

「どうした、沙代」

沙代は少しだけ視線を落として、それから顔を上げた。
その瞳に以前のような怯えの色はもう薄い。
代わりに静かで深い何かがあった。

「あのとき私が申し上げたことを……覚えていらっしゃいますか」

「ああ。忘れてはいない」

もし悪になるなら貴方のような優しい悪になりたい。
鬼龍の亡骸を前にして沙代が告げた言葉だった。
そして、その後に続けた「私も戦えるようになりたい」という一言も。

「あの覚悟は今も変わりません」

沙代は前を向いたまま言った。

「他人の事情など知らぬ顔で勝手に踏み込んで、勝手に救って、勝手に死んでいく。とても迷惑な人でした」

セイバーは静かに沙代を見た。

「でも私は……あの方のおかげで自分の足で立てた気がするのです」

「戦うことを私は止めない。だが君に危険が迫った時は守る。それが私の役目だ」

「ありがとうございます、セイバー様」

そのときだった。
セイバーの足がぴたりと止まった。

「──沙代。後ろへ」

声の調子が変わっていた。
刃のように短く、それでいて柔らかさを失わない。
沙代は黙って一歩下がった。

「近づいてくる。一人だ」

セイバーが小声で告げる。
天叢雲剣に手が静かに添えられた。







◆







ビルの角を曲がる直前でアソーカは足を止めた。
二本のライトセーバーに手を添えたまま壁に背を預ける。
呼吸を浅くゆっくり。
二つの気配。
片方はとても強い。
研ぎ澄まされた刃のような、どこまでも澄んだ光。

もう片方は弱い。
弱いはずなのに奥に何かがいる。
重くて、人の怨嗟を煮詰めたような。
……ダークサイドに似ている。

 引き返すか。
……いいや。

逃げ回っているだけでは何も変わらない。
フォースの感覚を研ぎ澄ませる。

(向こうも、こちらに気づいてる)

待ち構えている。
両腰の柄に手を添える。
角を曲がる。
通りの先に二つの人影が立っていた。

アソーカはライトセーバーを起動する。
それとほとんど同時だった。
白装束の剣士が腰の剣を抜き放っていた。
蛇のようにうねる刃の切っ先が、まっすぐこちらを捉えている。
通りの真ん中で光の刃と蛇行する刃が互いを向き合った。

白い装束をまとった剣士。
そして、その後ろに隠れるように立っている和服の少女。
桜色のリボン。白い顔。こちらを窺う瞳。
アソーカはできるだけ穏やかな声を出した。

「こんにちは。ううん、おはよう、かな」

剣士の視線がわずかに動く。
その瞳は夜空を映した水のように澄んでいて嘘を見抜かれそうだった。

「私は殺し合いには乗ってない」

風が通りを抜けていく。
光の刃を構えて立つ少女をセイバーは切っ先越しに見つめていた。
肌は橙がかった色で頭には角のような突起が二本、後ろには縞模様の長い飾りが垂れている。
そして首には見慣れた金属の輪。
自分たちと同じ、この催しに招かれた者の証だった。
構えは低く重心は軽い。
どの方向へもすぐに動ける。
年若い少女だが、その立ち姿は紛れもなく歴戦の剣士のものだった。
それも一対一ではなく数を相手にしてきた者の。

「私たちも殺し合いには乗っていない」

凛とけれど刺すような響きを抑えてセイバーは言った。
翠の光がすっと消えた。
セイバーも剣を下ろす。
少女はほっとしたように息を吐いた。

「そう、よかった」

小さく本当に安堵したような声だった。
少女は胸に手を当てた。

「私はアソーカ。アソーカ・タノ。ジェダイ……だった、かな。今は違うけど」

聞きなれない響きにセイバーは首を傾げた。

「ジェダイとは何だ?」

「ええと簡単に言うと平和を守る戦士みたいなもの。で、私はそこを辞めたばっかり」

アソーカは苦笑した。
その笑いには疲れと痛みが滲んでいた。

「私はセイバーだ」

この人は悪い人ではない。
フォースがそう教えてくれている。
研ぎ澄まされた刃のようでいて冷たくない。
だからこそ、その後ろに立つ少女の気配が余計に際立って感じられた。
赤紫色の和装に桜色のリボン。
年は自分とそう変わらないだろう。
白い肌と伏し目がちの瞳。
こちらを窺う視線は怯えているようでもあり、測っているようでもあった。

アソーカはフォースの感覚をそっと少女へ向けた。
重い。死んだ者たちの怨嗟を一滴ずつ煮詰めたような気配。
やはりダークサイドに似ている。
シスのように自ら選び取った闇ではないのかもしれない。
けれど決して無害ではない。
アソーカは少女に向き直った。
なるべく柔らかい声で。

「怖がらせちゃったよね。急に出てきて。ごめん」

「い、いえ……」

少女は慌てたように首を振った。
そして少し間を置いてから深く頭を下げる。

「龍賀沙代と申します」

「サヨ、ね。よろしく」

「はい。アソーカ様」

「様はいらないよ。私、そんなに偉くないし」

「……では、アソーカさん、と」

沙代はほんの少しだけ微笑んだ。

「その……アソーカさんが手に持っているのは?」

「ライトセーバー。私たちジェダイの武器よ」

沙代はそれに見覚えがあった。
目を覚まして袋の中を検めた時、そこにあった見慣れない物のうちの一つ。
金属でできた握りやすい形の柄。
何に使う物かも分からなかった。
無意識にデイバッグの紐を握りしめた。

沙代は迷った。
言うべきか、言わざるべきか。
言えば疑われるかもしれない。
どうして同じ物を持っているのか、と。
けれど鬼龍のような悪になりたいと自分は決めたのだ。
だったら隠しごとはしない。

「……あの、アソーカさん」

沙代は思い切って声をかけた。

「どうしたの?」

沙代はごくりと唾を飲み込んだ。
セイバーがちらりとこちらを振り返る。
その視線に励まされるように沙代は袋の口を開いた。

「実は、私も……似たようなものを、持っているのです」

「……え?」

アソーカの表情が変わった。
沙代は袋の底から銀色の柄を取り出した。

「これが支給されました。使い方は、よく分からないのですが……」

アソーカの視線は沙代の手の中の柄に釘付けになっていた。
沙代は柄を握り直した。
低い唸りが朝の空気を震わせた。
柄の先からまばゆい紫の光が伸びる。

「……っ」

アソーカは声が出せなかった。
紫の光が目の奥まで焼きつく。
柄の形に見覚えがあった。
間違いない。
ジェダイ評議会の一員、メイス・ウィンドゥのライトセーバーだ。

──今回のことはまたとない試練だったがよく乗り越えた。

──フォースは時に気まぐれなはたらきを見せる。

──この試練でお前はよりレベルの高いジェダイであることを証明した。

裁判でアソーカの冤罪が晴らされた後にメイス・ウィンドゥが言った言葉だ。
謝罪したジェダイもいる中であの男は最後までこの物言いだった。
それでもざまあみろとは思えなかった。
ライトセーバーはジェダイの魂だ。
それを勝手に奪い誰かに配る。
そんな真似を平然とやってのける連中が、この殺し合いを仕切っている。

沙代は柄を両手で包んだまま立ち尽くしていた。
言うなら今だ。そう思った。
心臓が、とくとくと鳴っている。
言葉を口にする前から喉が乾いていた。
自分は何を頼もうとしているのだろう。
出会ってまだ、いくらも経たない人に。

(あのとき、私は……)

脳裏にあの夜の光景がよみがえる。
蛇のような顔の男。
杖の先から放たれる緑の閃光。
自分は守られていた。
セイバーに。そして鬼龍に。
鬼龍は最後まで笑っていた。
傲岸不遜に人を食ったような顔で。
自分の命と引き換えにあの男の杖を砕いて。
沙代の目の前で倒れた。

「アソーカさん」

沙代は顔を上げた。
自分でも驚くほど、はっきりとした声が出た。
アソーカがこちらを向く。
その瞳にほんの少しだけ緊張が走った。

「お願いがあります。ライトセーバーの使い方を私に教えていただけませんか」

言ってしまった。
通りの静けさが、ひときわ深くなった気がした。
風が止んだわけではないのに音が遠のく。
アソーカは目を見開いたまま動かなかった。

「無理を申していることは承知しております。出会ったばかりの方に突然このようなことを」

沙代は深く頭を下げた。
黒髪の先と桜色のリボンがふわりと揺れる。

「ですがどうしてもお願いしたいのです」

アソーカはすぐには答えられなかった。
ジェダイにとってライトセーバーを教えるということが何を意味するのか、アソーカは誰よりも知っていた。
それはただの剣術の指南とは違う。
ライトセーバーはフォースがあってこそ十全の力を発揮する武器だ。
それはジェダイなら誰もが知る前提の話だった。
けれど厳密にはフォースが必須なのは予知による攻撃の反射だけだ。
あれだけはフォースがなければ決して真似できない。
逆に言えば単なる武器としてならフォースがなくても使えないことはない。
無論フォースで先読みや身体強化をしているジェダイやシスのような動きは出来ない前提だが。

「サヨ」

アソーカはゆっくりと口を開いた。

「ライトセーバーは、フォースがないと本当の力は出せない。それだけは先に知っておいてほしい。それともう一つ」

アソーカは腰のホルダーから長いほうの柄を引き抜いた。
親指をボタンに添える。
低い唸りとともに緑色の光が伸びた。
沙代の紫とは違う澄んだ翠の刃。

「見てて」

アソーカは少し離れた場所に立っている錆びた街灯へ歩み寄った。
鉄でできた太い支柱。
彼女は柄をほんの少し傾けた。
刃が柱に触れる。
次の瞬間、柱の上半分がするりと傾いてそのまま地面へ落ちた。
ガランガランと金属の音が通りに響く。
断面は赤く光りじわりと熱を放っている。
沙代が息を呑んだ。
セイバーもわずかに目を細めた。

「ね。こういう武器なの」

アソーカは親指を浮かせた。
緑の刃がすっと消える。

「鉄でも、石でも、人の体でも斬れる。ちょっと手が滑って刃が自分の足に触れたら、それで終わり」

脅かすつもりはなかった。
ただ、この子は本気で頼んできた。
だったらこちらも本気で答えなければならない。
アソーカは沙代の目をまっすぐ見た。

「それでも、やりたい?」

沙代はしばらく何も言わなかった。
ただ足元の街灯の断面を見つめていた。
それから静かに顔を上げた。

「はい」

迷いのない声だった。

「危ないことは、分かりました。手や足を落とす可能性も十分に理解いたしました」

沙代は紫の柄を胸の前で握りしめた。

「私は先の戦いで守られてばかりでした」

声は静かだった。

「禍々しい男と戦ったとき、セイバー様は、私を庇いながら戦ってくださいました。もう一人の方は……鬼龍おじ様は私たちのために命を」

けれど、その声奥にずしりと重いものがあった。

「私は何もできなかった……何もしなかった」

沙代の指先が白くなっていく。

「あの方は私に言いました。悪になれと。最初は意味が分かりませんでした。ですが、あの方の最後を見て分かった気がするのです」

彼女の声がほんの少しだけ揺れた。

「守る強さを持たなければならない。あの方のような優しい悪にならなければいけないのだと」

実際に宮沢鬼龍がそう伝えたかったかは定かではないが、沙代にとってはそれが真実だった。
沙代はアソーカの目を見つめた。

「これは私の我儘です。ライトセーバーを持つ資格も私にはないのかもしれません。ですが何もしないまま、また誰かを失うのは、もう嫌なのです」

セイバーは二人のやりとりを一歩下がった場所から見ていた。
口を挟むつもりはなかった。
これは沙代が自分の意志で踏み出した一歩だ。

「……アソーカ」

セイバーは静かに口を開いた。

「君が断るなら、それで構わない。沙代の我儘に無理に付き合う必要はない。だが一つだけ伝えておく」

彼は沙代の横顔を見ながら続けた。

「沙代の覚悟は本物だ。軽い気持ちで言っているのではない」

「……うん。分かってる」

アソーカは小さく頷いた。

──教えて、いいのだろうか。

その問いが頭の中をぐるぐると巡っている。
沙代の覚悟はフォースを通さなくても分かる。
あの目は嘘をついていない。
痛みを知っている者の目だ。
けれどアソーカは、もう一度、沙代の気配を探った。
やはり、ある。
最初に会ったときから感じていた。ダークサイドのような気配。
同じではない。けれどジェダイの教えでは決して歓迎されない類のもの。
恐れ、怒り、憎しみ、苦痛。
そうした感情が幾重にも積み重なって固まったような。

ジェダイだった頃の自分なら迷わず断っていた。
ジェダイは闇を遠ざける。
けれどアソーカの脳裏に、さっき沙代が言った言葉が繰り返し響いていた。

──また誰かを失うのは、もう嫌なのです。

優しい悪と彼女は言った。
ジェダイの教えにはそんな言葉はない。
けれど、その意味は今のアソーカならなんとなく分かった。
闇を抱えたまま、それでも誰かを守ろうとする。
闇に呑まれるのではなく闇を抱えて立つ。

もしこの子を導けたなら。
もしこの子の暗がりをただ恐れるのではなく受け止めることができたなら。
それはきっとあの人にも届くのではないか。

(……パダワンを探す)

アソーカは心の中で自分に言った。
ドゥークーと別れたあの地下で決めたことだった。
マスターを止めるために。
自分一人では足りないから。
信じられる誰かと一緒に。

探すつもりだった。
この島のどこかで、いつかそんな相手と出会えると。
もっと時間がかかると思っていた。
けれどその誰かは今、目の前に立っている。
紫のライトセーバーの柄を握りしめて、まっすぐに自分を見ている。

偶然かもしれない。
運命なのかもしれない。
フォースの導きなのかもしれない。
どれでも構わなかった。

アナキンは最初、自分を弟子にすることを嫌がっていた。
「パダワンなんて要らない」と顔に書いてあった。
それでも最後には自分を受け入れてくれた。
荒っぽくて不器用で、けれど誰より自分を信じてくれた。
あの人が自分にしてくれたこと。
それを今度は自分が誰かにする番なのかもしれない。
アソーカはゆっくりと目を閉じた。
そして開いた。
迷いはもう残っていなかった。

「サヨ」

彼女の声は静かだった。
けれどはっきりと通りの先まで届いた。

「いいよ」

「え……」

「教える……ううん、それだけじゃ足りないか」

アソーカは一度言葉を切って息を整えた。

「ジェダイのやり方で教える。つまりあなたを私の弟子にする。ジェダイの言葉だとパダワンって呼ぶの」

沙代の目が大きく見開かれた。
その唇がかすかに震える。
後ろでセイバーが黙って頷いた。
その横顔はほんの少しだけ誇らしげに見えた。
沙代は深く深く頭を下げた。

「ありがとうございます、アソーカさん」

彼女は顔を上げた。
その瞳は潤んでいたけれど涙は流れていなかった。

「ジェダイの弟子はね、自分の師匠のことをマスターって呼ぶの」

アソーカは少しだけ視線を宙に泳がせた。

「だからあなたもそう呼んで。ちょっとむずむずするけど、そこはちゃんとしておきたいの」

「マスター……」

沙代は口の中で、その言葉を転がした。
確かめるようにゆっくりと。
それから背筋を伸ばして、もう一度、はっきりと言った。

「はい。……マスター」

その響きが朝の空気に溶けた。
アソーカは思わず目を細めた。
くすぐったくて、重くて、それでいて不思議なほど温かい。

「うん。よろしい」

わざと偉そうに言ってみた。
自分でも似合わなくて少し笑ってしまった。

「ちゃんとついてきてね。厳しいよ、私」

「はい。覚悟しております」

沙代の返事は迷いなく澄んでいた。
セイバーは少し離れた場所から二人の少女を見ていた。
一人は橙の肌をした異国の剣士。
もう一人は赤紫色の和装に桜色のリボンを結んだ自分の契約者。
今しがた交わされたのは師と弟子の契りだった。
形式ばったものではない。
盃も誓紙もない。
それでも、あの短い遣り取りの中に確かな重みがあったことをセイバーは感じ取っていた。

(……よい師弟になるだろう)

素直にそう思った。

「アソーカ」

セイバーは静かに声をかけた。

「一つ、頼みがある」

「え? うん、何?」

アソーカが振り向く。
その肩越しに沙代もこちらを見た。

「私は君たちジェダイの修練というものを何も知らない。それでも手伝わせてほしい」

アソーカが目を瞬かせた。
沙代も驚いたように息を呑んでいる。

「危険な武器を扱う以上、沙代が大きな怪我をする事態は避けたい。私が傍にいれば手を差し伸べられる」

沙代がゆっくりと頭を下げた。

「セイバー様……」

「勘違いするな。君の覚悟を疑っているわけではない。ただ私が安心したいだけだ」

「……はい。ありがとうございます」

アソーカがふっと笑った。
その笑みはどこかほっとしたようでもあった。

「ううん、こっちこそお願いしたいくらい。正直、一人で教えるのは、ちょっと不安だったんだ。途中でサヨが怪我したらどうしようって考えてた」

アソーカは頭を掻いた。

「ならば決まりだな」

二人は短く頷き合った。
沙代が二人の顔を交互に見て小さく微笑んだ。

「サヨ、こっち来て」

「はい、マスター」

沙代が小走りに駆け寄ってくる。
その右手には紫のライトセーバーがしっかりと握られていた。

「じゃあ、まず握り方から」

アソーカは沙代の背後に回った。
そして両手を彼女の手の上に重ねる。

「私が一緒に動かすね。力は入れなくていい」

アソーカはゆっくりと沙代の腕を持ち上げていく。
柄を胸の前で斜めに構えさせる。
沙代の背中は、ほんのりと温かかった。
緊張しているのが体越しに伝わってくる。

「肩の力、抜いて。息を吐いて。そう。……うん、いい感じ」

手取り足取りとは、まさにこのことだった。
アソーカは沙代の体の隅々に自分の手で触れた。
肘の角度。手首の返し。肩の高さ。腰の落とし方。
一つひとつ確かめるように正しい位置へ導いていく。

「右上からゆっくり斜めに振り下ろす。軌道をちゃんと意識してね」

沙代は柄をそっと持ち上げた。
右肩の高さまでゆっくりと。
そして体の前を横切るように斜めにすっと振り下ろす。
空気がわずかに鳴った。

「もう一回。今度は、反対側から」

「はい」

左上から、右下へ。
体の捻りを使って、腰から動かす。
腕だけで振らない。
空気がまた鳴る。
今度はさっきよりも少しだけ鋭い音だった。
数回、同じ動作を繰り返す。
ゆっくりと丁寧に。
そのたびに沙代の動きは少しずつ滑らかになっていく。

「サヨ」

アソーカが静かに呼んだ。

「ちょっと休憩。水、飲もう」

沙代はふうと息を吐いた。
気づけば額に薄く汗が滲んでいた。
セイバーは広場の端に腰を下ろし、二人の稽古を眺めていた。
手持ち無沙汰ではあったが、気はまったく緩めていなかった。
視線はずっと沙代の動きを追っている。

「セイバー様」

ふと、沙代がこちらを向いた。
額の汗を拭いながら、少し息を切らしている。

「いかがでしょうか。私の動きは……」

「悪くない。ただ、一つだけ気になることがある。構えた時の右足の位置だ。もう少し内側に入れた方がいい」

「こう、でしょうか」

「いや、もう半歩。……そう。膝を、柔らかく」

彼は沙代の足元に目を落とした。
そして自分の足を同じ位置にゆっくりと置いてみせる。

「はい。……やってみます」

沙代は膝を柔らかく落とし、体重を静かに移した。
そして、もう一度、柄を振る。
今度の音は先ほどよりも、さらに澄んでいた。
アソーカが目を丸くしている。
セイバーは口元を緩めた。

「良くなっている」

「ありがとうございます」

沙代が嬉しそうに笑った。
本来なら初めてライトセーバーを握った人間が、ここまで滑らかに動けるはずがない。
ましてや沙代はフォース=センシティブではないのだ。
だがフォースが果たす役目の一部を龍賀の霊能力が代わりに担っていた。
予知による攻撃反射は出来ずとも、並の一般人と比べれば沙代にはライトセーバーの適正があった。

「ねえ、サヨ」

それをフォースで察したアソーカはボトルを置いて声をかけた。

「次の段階に行こうと思う。ライトセーバーの刃を出して訓練しよう」

沙代がはっと息を呑んだ。
セイバーもこちらを向く。

「……もう、よろしいのですか?」
「うん。握りも、構えも、振りの基本もできてる」

アソーカは立ち上がった。
本当ならまだ早い。
けれどここは殺し合いの場だ。
悠長な訓練をしている時間はない。

「セイバー、念のため、サヨのそばにいてくれる?」

「承知した」

セイバーは、すっと立ち上がり、沙代の斜め後ろに位置を取った。
何かあれば、いつでも、彼女の肩を掴めるような距離。

「ありがと」

アソーカは一歩下がった。

「じゃあ、いくよ。親指を、ボタンに乗せて。……ゆっくり、押し込む」

沙代は深く息を吸い込んだ。
指先が小さく震えている。
それでも彼女は迷わなかった。
低い唸りとともに紫の刃が伸びた。

「サヨ。振ってみて」

「はい」

沙代は右足を半歩前に出した。
膝を柔らかく曲げる。
そして刃を右上から斜めに静かに振り下ろした。
光の刃が空気を裂く音がした。
紫の軌跡がゆっくりと朝の空に弧を描く。
きれいな、きれいな軌道だった。
途中で、ぶれることもなく。
最後までまっすぐに流れていく。
アソーカはごくりと唾を飲み込んだ。
もう一度。
今度は左上から。
体を捻り腰を使って斜めに。
先ほどと寸分違わぬ美しい弧。
沙代は教えられた通りにゆっくりと刃を振り続けた。
そのたびに軌道はさらに洗練されていく。
セイバーが静かに息を吐いた。

「……見事だ」

その呟きにアソーカも頷くしかなかった。
十回ほど振っただろうか。
沙代は額に汗を浮かべながら、ゆっくりと刃を下ろした。
そして親指をボタンから離す。
紫の光がすっと柄に吸い込まれた。
辺りがまた朝の静けさに包まれる。
沙代は大きく息を吐いた。
膝が少しだけ揺れている。

「サヨ、大丈夫?」

「は、はい。緊張してしまって」

「そうだよね。初めてだもん」

アソーカは駆け寄って沙代の肩に手を置いた。
その肩は小さく震えていた。

「すごいよ、サヨ。正直、驚いた」

「本当ですか?」

「うん。初めてなのに、こんなに綺麗に振れる人、見たことない」

アソーカは本心から、そう言った。
お世辞でも励ましでもない。
目の前で見たものを、そのまま言葉にしただけだ。

「ありがとうございます、マスター」

誰かを守るために剣を握る。
その覚悟が、今、確かに沙代の中で形になりはじめている。

「じゃあ、サヨ。次は、もう少し難しい動作を教えるね」

「はい、マスター」

「その前に、水を一口だけ。休むのは五分。倒れたら元も子もないから」

アソーカが、笑って言った。
沙代がくすりと笑った。
それを少し離れたところでセイバーが静かに見つめていた。
朝の光が三人をまっすぐに照らしていた。







◆







太陽がビルの谷間から顔を出して、ずいぶん経った。
あれから、どれだけ振っただろう。
ライトセーバーの基本の動きをアソーカは一つずつ沙代の体に刻み込んでいった。

「はい、そこまで。休憩にしよう。ちゃんと、水とご飯」

沙代の手から、すっと力が抜ける。
膝ががくんと折れそうになるのをセイバーが横から肘で支えた。

「無理をするな」

「申し訳ありません、セイバー様。少し足が」

「少しではない。限界だ。座れ」

噴水の縁に三人は並んで腰を下ろした。
固形の携帯食を取り出す。味気ないが腹には溜まる。
水のボトルを回し、順番に口をつけた。

「……ふう」

アソーカは背中を石の縁に預けて空を仰いだ。
空は、高く、青く、雲ひとつなかった。
これが殺し合いの舞台でなければ、きっと気持ちのいい朝だった。
隣で沙代が小さな口で携帯食をかじっている。
その横顔を見て、ふと、アソーカは胸が軽くなっていることに気づいた。
あの地下でバケモノと向き合った自分。一人きりで震えていた自分。
その自分が今こうして誰かと並んで同じ空を見ている。

「マスター」

隣から沙代の声がした。

「あの……改めて、お伺いしてもよろしいでしょうか」

「いいよ。何でも」

「ジェダイとは、どういう方々なのですか」

まっすぐな問いだった。

「さきほどは、平和を守る戦士と教えていただきました。けれど、もっと知りたいのです。マスターが、どんな世界で生きてこられたのか」

沙代は携帯食を膝の上に置いてアソーカを見つめていた。
アソーカは少し目を丸くした。
それから、ふっと息を吐いて笑った。
セイバーも黙ってこちらへ顔を向けた。
アソーカはボトルを両手で抱えた。

「じゃあ、話そうか。ちょっと長くなるけど。私がいたのはね、ここじゃない、ずっと遠い世界なの」

アソーカは空を指差した。

「空のもっと向こう。星の海を渡った先。たくさんの星々にたくさんの種族が暮らしている、とても大きな世界」

「星の……海」

「うん。星と星の間を宇宙船で行き来するの」

沙代は目をぱちぱちさせた。

「ジェダイは平和を守る人たちって言ったけど。もうちょっと、ちゃんと言うとね」

アソーカは少しだけ背筋を伸ばした。

「銀河には共和国っていう大きな国家があるの。ジェダイは共和国の平和と正義を守る守護者だった。でも、そのジェダイが今は戦争のど真ん中にいる」

その名を口にしたときアソーカの声が少しだけ低くなった。

「数年前から銀河が真っ二つに割れてるの。共和国と分離主義者。分離主義者っていうのは共和国を抜けた人たち。その親玉がドゥークー伯爵」

セイバーが小さく眉を動かした。

「ジェダイを裏切って分離主義者のリーダーになった人。……あの人もこの島にいるの」

沙代がはっと息を詰めた。

「だけどこの島で会ったドゥークーは私を助けてくれたし、イスズっていう女の子を守ってた」

アソーカは苦笑した。

「いけすかないけど、たぶん根っからの悪人ってわけでもないんだと思う」

それからアソーカはひとつ息を吸った。

「私が所属していたのは第501大隊っていうとても強い部隊でね。みんな家族みたいで」

アソーカはそこで一度、言葉を切った。

「……ちゃんとお別れも言えなかった」

沙代は何も言わなかった。
ただ、そっとアソーカの袖を指で摘まんだ。
アソーカは驚いて彼女を見た。
沙代はまっすぐにこちらを見ていた。

「……ありがと」

小さな声でそう言った。

「で、その第501大隊を率いてた人が」

アソーカは息を整えて続けた。

「私のマスターなの」

セイバーは静かに耳を傾けていた。
語られる世界はあまりにも遠い。
けれど、そこに生きていた人々の温度は確かに伝わってくる。

「アナキン・スカイウォーカー」

その名がアソーカの口からゆっくりと零れた。






「ジェダイ・ナイト。銀河で一番強いパイロットで一番無茶な剣士。……そして、私のマスター。私があの人のパダワンになった時、最初はすごく嫌がられたんだ」

アソーカはくすりと笑った。

「でも、一緒に戦ってるうちに、だんだん似たもの同士だって気づいたみたい。無鉄砲で、規則よりも目の前の命を優先して、すぐ突っ込む。そういうところが、そっくり」

「マスターに、似ていらっしゃる」

「うん、お互いにね。だから、よく怒られた。でも、あの人は私のことを絶対に見捨てなかった」

アソーカの声が少しだけ揺れた。

「スカぴょんって呼んだりもしたの」

「スカぴょん」

沙代が思わずといった様子で繰り返した。
そして慌てて口を押さえた。

「失礼いたしました」

「ううん、いいの。むしろ笑って」

アソーカは本当に楽しそうに笑って、それからふっとその笑みを引っ込めた。

「私ね、友達だと思ってた人に裏切られたの。その人が聖堂を爆破して私に罪をなすりつけた。ジェダイ評議会は私を犯人だと決めつけて……アナキンだけが最後まで信じてくれた」

バリス・オフィーによりテロ事件の犯人に仕立て上げられた時。

「犯人もアナキンが捕まえて無実を証明してくれたの。評議会からは復帰も認められた。でも私、戻れなかった」

アソーカは俯いた。

「あの人は引き留めてくれたのに。私は振り切って出ていっちゃった」

沈黙が落ちた。
それからアソーカは息を深く吸った。
ここからが本題なのだとその横顔が語っていた。

「アナキンは、この島にいるの。あの人は……変わってた」

アソーカの指先が震えていた。

「私の知ってる、スカぴょんじゃなかった。ジェダイは怒りとか、憎しみとか、恐れとか、そういう感情に飲み込まれてしまうと暗黒面に堕ちる」

沙代がはっと息を呑んだ。
その肩がほんの少しだけ強張った。

「あの人は闇に堕ちてる」

アソーカは、はっきりとそう言った。

「ドゥークーが言ってた。あの人に腕を斬られてから首を刎ねられたって。それが本当なら、あの人はもう無抵抗の人を殺すことを、ためらわなくなってる」

アソーカは噛みしめるように言った。
重い沈黙が降りた。
三人の影が石畳の上でじっと動かなかった。

「だから」

アソーカは顔を上げた。
その瞳は震えていた。
けれど逸らされることはなかった。

「お願いがあるの」

彼女は頭を下げた。

「私と一緒に、あの人を闇から救ってほしい」

沙代は息をするのを忘れていた。
闇から救う。
それはあまりにも重い言葉だった。
同時に自分に向けられた言葉のようにも聞こえた。
ここに来た当初なら無理だと思っただろう。
沙代はゆっくりと顔を上げた。

「マスター」

アソーカがこちらを見る。
沙代は柄を胸の前でそっと握りしめた。

「私は闇に堕ちるということが、どういうことか少しだけ分かります」

アソーカの瞳が大きく見開かれた。

「私の中にも闇があります。だから飲み込まれてしまった方の心細さが分かる気がします」

アソーカは息を呑んだ。

「私にできることがあるのなら。どうかお手伝いさせてください」

セイバーは二人の少女のやりとりを黙って見ていた。
アナキン・スカイウォーカー。
殺し合いに乗り、願いを叶えようとしている者。
本来なら斬るべき相手だった。

「アソーカ」

セイバーは静かに口を開いた。

「君はその男を殺すのではなく救いたいと言うのだな」

「……うん」

アソーカは素直に答えた。

「そうか」

セイバーは頷いた。

「ならば私も協力しよう。君が救える道を探すというのなら、その道が閉ざされぬよう助力しよう」

アソーカはぽかんと口を開けた。
それから、じわじわと目に涙が溜まっていく。

「いいの? 全然、勝算もないのに。あの人、すっごく強いし、たぶんすごく危ないよ」

「承知の上だ」

 アソーカは目元を乱暴に手の甲で拭った。

「ありがとう、セイバー。サヨ。……本当にありがとう」

彼女は立ち上がった。
そして二人の前に改めて向き直った。

「三人でアナキンを止めて、このゲームを終わらせる。……いい?」

アソーカは右手をそっと差し出した。
沙代がその手をそっと握った。

「はい、マスター」

セイバーもその上に自分の手を重ねた。

「承知した」

三つの手が朝の光の中で重なった。

アソーカ・タノ。
龍賀沙代。
ヤマトタケル。

生まれた世界も時代もまるで違う三人。
それでも同じ空の下に立ち同じ方向を向いた。
その手を離したあとアソーカは大きく息を吐いた。
肩の荷が軽くなった気がした。
一人で背負っていたものを誰かと分けた。
それだけでこんなにも楽になるなんて。
あの階段を下りたとき自分は誰にも頼れなかった。
いや、頼ろうとしなかった。
ひとりで悩んで、ひとりで決めて、ひとりで去った。
アナキンが闇に堕ちたのは自分のせいではない。
それは分かっている。
けれどもしあの時、彼の側を離れなければ、未来は少し違ったかもしれない。
だから今度こそあの人を一人にはしない。

「よし」

アソーカはぱんと手を叩いた。

「じゃ、休憩はこれでおしまい。稽古を再開するよ」

「はい!」

「ふふ。逃げるなら、今のうちよ?」

「逃げません」

沙代はきっぱりと答えた。
その瞳に迷いはなかった。
紫の刃が朝の空にまっすぐ立った。
その光を見つめながらアソーカは胸の奥でそっと呟いた。

(見てて、スカぴょん)

あなたの弟子はもうひとりじゃないよ。
あなたがひとりで抱えてるものも一緒に背負わせてもらうから。
朝の風が三人の間を優しく吹き抜けていった。






【D-4 路上/朝/1日目】
【セイバー(ヤマトタケル)@Fate/Samurai Remnant】
[状態]:多数の裂傷(中)、魔力消費(中)、沙代からの魔力供給開始。
[装備]:天叢雲剣@Fate/Samurai Remnant、江雪@アカメが斬る!
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~2、紅玉の書@Fate/Samurai Remnant
[思考]:主催者を倒し、この殺し合いを終わらせる。
1:悪を斬り、弱きもの達を守る。
2:稽古では沙代に怪我をさせないよう傍で見守る。
3:アナキンを闇から救うため、アソーカに助力する。
4:ヴォルデモートは必ず討ち果たす。
5:エスデスは次会えば斬る。
※最終ルート、可惜夜に希う終了後より参戦です。
※はぐれサーヴァントとして現界しています。
※上記の影響で天叢雲剣の完全開放は制限されています。
※沙代とパスを繋ぎました。


【龍賀沙代@ゲゲゲの謎】
[状態]:腹部に鈍い痛み(小)、セイバーへの執心(極大)、セイバーを傷つける者への敵意(大)、セイバーと契約
[装備]:令呪(二画)@Fate/Grand Order、ライトセーバー(紫)
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×0~1
、若返り薬@HUNTER×HUNTER
[思考]:セイバー様に従う。
1:私も戦えるようになりたい。もう守られるだけではいたくない。
2:もし悪になるなら、キリュウ様のような優しい悪になりたい。
3:マスター(アソーカ)の弟子としてライトセーバーの使い方を学ぶ。
4:アナキンをアソーカと共に闇から救う。
5:セイバー様に仇成す者は……
6:セイバー様に全てを知られるのは……怖い、とても。
※水木と出会う直前から参戦です。
※セイバーと契約しました。


【アソーカ・タノ@スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ】
[状態]:疲労(中)、負傷(中)、右肩に火傷(中)
[装備]:ライトセーバー(大小二振り)
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~2
[思考]:マスターを止める。
1:セイバー、沙代と共にこのゲームを終わらせる
2:沙代にライトセーバーの使い方を教え、戦えるように鍛える。
3:アナキンを沙代と共に闇から救う。
4:ジェダイ・テンプルの階段で飲み込んだ『あの言葉』を、今度こそマスターへ。
5:冷静に情報収集と状況分析を優先する。
6:無防備な子供や弱者を見捨てるつもりはない。




前回 キャラ 次回
063『Metamorphosis』 065『[[]]』
051『テイルズ・オブ・アライブ』 アソーカ
041『イゾウを斬る』 沙代
041『イゾウを斬る』 ヤマトタケル


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最終更新:2026年10月26日 22:20