各ギアにおける、コラム(シナリオ背景)を一まとめにしておいてあります。
そのため、各ギアの
情報項目上で重複している内容もあります。
不明な専門用語は、『用語辞典』等ご参照下さい。
▼"指標存在-Absolute One-"
この世界がこの世界で在り続ける為の、絶対の一。他の世界との違いを創る為の個。
人であったり、物であったりと形態は様々だが必ず一ツしか存在しない。現在この世界("r.U.n."というキャンペーンが行われている世界)での"指標存在"は零余うるうという名の少女。
彼女はその立場から世界の真実を知り、"殺されない"という自らの存在を逆手にとって天泉・エルフプッペへの妨害を行っている。
零余うるうが[完全死亡]した場合、世界は滅亡する。その為、天泉・エルフプッペや王 天晧は彼女が死なないように保護している。
尚、死亡しなければ問題なく、また周回が発生すれば肉体の欠損は治癒される。
自身の活動を妨害するうるうを疎ましく思っている天泉などは、殺さなければ何をしてもいいと思っているようだ。
▼“Baroque Text”
九社前夜長の独力によって作り出された■■■。
内容は"r.U.n."を作り出す為の単なる論文である。"r.U.n."が◇である故に■■■と見做される。
九社前夜長は■■■の筆者であると同時に■■■の□□であり、死亡したとしても“Baroque Text”の力により蘇生させられる。(=クロキ ヨナガ)
"r.U.n."というアクトは、完全体という名の◇を作り出す為の儀式である。
▼以下は、東京新星奇譚の資料郡よりの転載である。
参照してもかまわないし、記憶にとどめておくだけで気にしないでもかまわない。
ただ、バックグラウンドに製作者がおいて作成したという点だけにおいて、掲載するものとする。
■東京新星奇譚 -The Tokyo N◎VA ALL-ternative-
●"資料/NoTE" #1: 指標情報体/Abusolute One
現世界と他世界の境界となる存在。
この世界は多重に綴られた書物と同義であり、
我々のいる世界=“現世界/now here”と、それとは異なる世界=“他世界/no where”は、
隣り合う頁同士といえる関係性をもつ。
連続して続く紙片、繰り返される記述、その中でたった一つ、差異として存在するもの。
“指標情報体/Abusolute One”
それは延々と綴られた記述の誤植であり、綿々と重ねられた文章の中の誤字であり、
淡々と綴られ続ける機械的な営みの中に生まれた、たった一つの個性。
その絶対的差異というものが何かはわからない。それは世界ごとに異なっている。
ある世界では、それは宝石だった。ある世界では、それは何の変哲もない子犬だった。
またある世界では、その世界すら揺るがす魔王とでも呼ぶべき男だった。
無機物であるか有機物であるか、そんなことはどうでもいいのだ。
必要なのは個性。
“指標情報体/Absolute One”は、この『ALL-ternative』の世界において、代替の利かない――
唯一、そのたった一つしか存在しないものであり“現世界/now here”を決定付ける“個性”である。
一部の“風を追うもの -Wonder Worker-”は“差分値”“特異点”などと呼称し
中にはもっと単純に“マーク”などと呼ぶものもいる。
“道化面”はこの存在を消去するコトで、境界を徹底的に破壊し“風”を渡るつもりである。
だが“あみだ様”で述べたように、渡るよりも先に“変世界/no ←w→ here”が産まれ堕ちるコトとなる。
- BGM:『朱 -Aka- O.S.T』 Track:3.16.17
●"資料/NoTE" #2: 心象/Imagin
さる高名な心理学者は其れを“仮面/Persona”と言った。
また変わり者は“原型/Archetype”とも。
だが“我々”はこう呼ぼう――
“心象/Imagin” と。
それは選択肢。
あの時にああしていれば――そう。
過去を悔やまない人は稀である。過去を反省しない人々に比べれば稀有である。
それは強いココロのカタチ。内からの呼び声に対しての返答。力の喚起。
まだ見ぬ自分自身の可能性、気づかされたもうひとつの道、遠く彼方より引き継がれてきた望み。
容易に移ろい、易々と変化する其れは、自らをも喰らい、泡沫として消え行く。
それを保ち続けるのは、確固たる自我――信念、あるいは欲望。
自分自身が強く強く何モノよりも強く望むものこそが、そのカタチなきものにカタチを与える。
“心象/Imagin”には大別して三つの種類がある。
融合装着型と自立稼働型――そして、稀に両者の特性を持つ融合装着/自立稼動型がある。
融合装着型は主に、自分の内なる声を制御した結果、発動し“心象遣い”そのものを強化することに秀でている。
“一群”は融合装着型の“心象遣い”で構成されており、これはヨーシュ・エミリアの信念に基づくところが大きい。
自立稼動型は主に、自分の内なる声を制御できなかった結果、発動し“心象遣い”本体とは別に行動する。
いわゆる暴走であり“道化面”の与える“心象/Imagin”とは主にこの型に分類されるが、
ごく稀に融合装着/自立稼動型のものもいる。
その両者の特性を持つ融合装着/自立稼動型は“心象遣い”を強化しつつも“心象/Imagin”
自ら行動を起こすことが可能である。それはもう一人の自分を認めながらも、それに従わず共存する生き方である。
- BGM:『朱 -Aka- O.S.T』 Track:6.19.21
○“心象/Imagin”と“心象遣い/Imaginater”
- “心象遣い”と呼ばれる一部の人間のみが使える特殊能力の通称。
“ALL-ternative”――『全てに存在する代替の一』を自らの“力”として召喚できる。
- “心象/Imagin”は成長可能な、シリーズ中のみ使用できるゲストとして扱われる。
- “心象/Imagin”の扱いはプレイヤーに一任される。ただし、神業は持たないものとする。
- “心象/Imagin”の成長に使用できる経験点(Imagine Point)は“心象遣い”がシリーズ中に手に入れた経験点に等しい。
◎操作方法
A) 自動操作/Auto
“心象/Imagin”は戦闘に参加しない。“心象遣い”は“心象/Imagin”の〈血脈〉及び〈元力〉を3レベルで修得。
同時にセットアップ時に自動で協調行動状態に移行する。
B) 手動操作/Manual
“心象/Imagin”が戦闘に参加する。データ管理はPLに任される。
●"資料/NoTE" #3: 遭遇/Encounter
三の槍。召喚修士。そして、彼は自らをして“魔術師/The Magus”と言うた。
“極 -Endall-”が“白百合 -Lis Blanc-”を求めたように、彼もまた“黒睡蓮/Black Lotus”を求めた。
それは彼の能力“引力遣い”を持ってしても容易く無い――果ての無い旅の始まり。
“遭遇/Encounter” それが彼の望む結末への力。
“道化面”と同じく“他世界/no where”からの異邦人で、本作の重要人物の一人。
『彼』の盟友であり“黒睡蓮”を求める“風を追うもの -Wonder Worker-”
決して多くない“風を追うもの -Wonder Worker-”がそうであるように、活動しやすいように“他世界/no where”での
何らかの高位の身分を持つ。速見の場合は第七世界での盟主直属機関の第三席というのがそれにあたる。
今回の件に関しては『魔術争乱』とは違い、傍観に徹する気は無いらしい。
彼が介入する理由は一つで有り、“現世界/now here”が“変世界/no ←w→ here”となった場合、
その余波によって“黒睡蓮”が追跡不可能になる恐れがあるからである。
『魔術争乱』は決して“他世界/no where”に、影響を与える事は無いが『ALL-ternative』は
“変世界/no ←w→ here”を呼ぶ引き金となるために、他人事ではない。
“心象/Image”とは異なる力を用いて戦う。
- BGM:『MACROSS PLUS O.S.T. PLUS - for fans only』 Track:5.8.13
●"資料/NoTE" #4: 心象遣い/Imaginater
彼らと彼女達は“選んだ者”である。
自分のあるべき姿を、自分の内なる欲望を、過去よりの継承を――
“ALL-ternative”……選択することで得られる力。
切欠は様々であるが、主に上位の“心象遣い”との接触で得られることが多い。
○“心象遣い/Imaginater”一覧
真神空 ……“剣/友” (天使/光学・正)
字山竜司 ……“龍” (龍:大地・正/電磁・正)
中本辰哉 …… 名称未定 (獣/疾風・正)
リリウム・ヴァレンタイン …… 名称未定 (天使/器物:射撃・射撃武器)
法月御心 ……“新雪” (獣/火炎・正)
樋籐唯紀 ……“絶/Deadend” (悪魔/重力)
眼黒巡 ……“Sterilizer” (死者)
……“Try” (悪魔)
一丸誠 ……“In Bad Taste”(死者)
クレア・越智・ローレンツ ……“WiSH” (天使)
『Final Fantasy Ⅷ O.S.T』Disk4-Track07「The Legendary Beast」
『Final Fantasy Ⅷ O.S.T』Disk4-Track08「Maybe I'm a Lion」
『Final Fantasy Ⅷ O.S.T』Disk4-Track15「Trust Me」
最終更新:2009年03月09日 16:52