S60 3rd (N82) Wiki
Mobipocket Reader
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s603rd
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Mobipocket Reader
1.概要
eBookリーダ(PDFは読めない)
栞機能やリンク機能があり読書に向いている。
訂正機能もある。
2.設定
設定画面は4つ。
基本設定、表示文字設定、表示色設定、表示設定がある。
2.1 基本設定
基本設定では起動時の設定が出来る。


At startup,open [Library|Last book] : 起動時にライブラリを表示するか、最後に読んでいたブックを開くか
Dictionary [Auto] : Auto以外の選択肢が無い。辞書ファイルを自動認識するかどうかかな?
2.2 表示文字設定
フォント設定が出来る。
下線設定はここではないのではと、分類に疑問を感じる。

Font size : 表示文字サイズ
Font familty : フォントの選択(SBMのN82標準ではHeisei kaku Gothic S60のみ選択可能っぽい)
Underline links [On|Off] : リンクが設定されている文字列に下線を付けるかどうか
2.3 表示色設定
画面表示の色設定が出来る。


Text color : 通常文字色
Background color : 背景色
Highlight color : 選択文字色
Modify color : 訂正文字色
Hyperlink color : リンク文字色
2.4 画面設定
上記以外の表示設定が出来る。


Margins : 余白
Line spacing : 行間
Orientation : 縦横表示
Full justification : 行末を画面右端に揃えるかどうか
Fullscreen : 全画面
Show the progress bar : 進捗状況バー
3.使用方法
eBookリーダとして紹介しているが辞書しか入っていない。
辞書画面を使用して説明をする。
3.1 起動画面
起動時の設定を最後に読んでいたLast Bookにしていれば、その場所が初期状態で開く。
Libraryにしておくとライブラリリスト画面が表示される。
3.1.1 Libraryリスト画面
LibraryにはeBooks、eNews、eDocs、Cドライブ、Eドライブのタブがある。
それぞれのカテゴリのeBookが表示される。
eNewsは、デスクトップ版のMobipocket Readerで購読しているRSSと同期すると読める。

3.2 Library画面での操作
3.2.2 開く
OptionのOpenを選択するか、センターキーでBookを開く事が出来る。
閉じる前に読んでいた場所から開く事が出来る。

3.2.3 詳細表示
OptionのBook detailでBookの詳細を確認出来る。
3.2.4 削除
OptionのDeleteでBookの削除が出来る。
3.2.5 本屋
OptionのeBookstoreから、Mobipocketが運営しているオンラインBook Storeに行ける。


3.2.6 送信
OptionのSendからBookの送信が出来る。
ファイル送信になるのでSMSは選択できない。


3.3 閲覧中の操作
3.3.1 辞書検索
辞書タイプのBookの場合は、検索画面への移動リンクが表示される。
Look Upを選択すると、検索画面になる。


検索文字列を入力するとインクリメンタルサーチが出来る。

リストから目的に言葉を選択すると詳細画面が表示される。

3.3.2 栞
OptionのAdd bookmarkを選択すると栞が設定できる。
栞設定している場所でOptionのRemove bookmarkで栞を削除する事も出来る。
設定している栞の一覧はOptionのAnnotationsで確認、ジャンプが出来る。



3.3.3 マーキング
OptionのSelection modeからHighlightを選択するとマーキングできる。
マーキング一覧の確認やジャンプは栞と同じ操作で可能だ。



3.3.4 メモ
OptionのSelection modeからAdd noteを選択するとメモが設定できる。
メモ一覧の確認やジャンプは栞と同じ操作で可能だ。



3.3.5 訂正
OptionのSelection modeからModifyを選択すると訂正ができる。
但し、Book本文は訂正ラインが入るだけで、訂正されている文字列に
カーソルを合わせる事で訂正内容を確認出来る。
EditやDeleteで訂正を修正、削除する事も出来る。




3.3.6 リンク
OptionのSelection modeからAdd linkを選択するとリンクを設定できる。
移動先で文字列を選択しろとメッセージが表示されるので、リンク先へ移動して選択する。
OptionのSekection modeからSet link targetを選択すればリンクが生成される。




3.3.7 栞、マーク、メモ、リンクの一覧
OptionのAnnotationsで栞、マーク、メモ、リンクの一覧が確認できる。
All以外に個別のタブでも確認可能だ。
OptionのOpenまたはセンターキーでジャンプできる。
Deleteで削除する事も出来る。




3.3.8 辞書の作り方
辞書の作り方は705NKのwikiに出ているのでここでは触れない。
昔Zaurusで使っていた日⇔比辞書の元ネタがcsv形式で残っていたので辞書に変換してみた。
辞書の作り方は705NKのwikiに出ているのでここでは触れない。
昔Zaurusで使っていた日⇔比辞書の元ネタがcsv形式で残っていたので辞書に変換してみた。
自作辞書なので意味も短いが、何とか役には立っている。
5.入手方法
公式サイトからダウンロード出来る。
6.最新バージョン
2009.11.18時点
5.03.(576)
7.インストール情報
7.1 メインプログラム
Name : Mobipocket Reader
Supplier : MOBIPOCKET.COM
App size : 2MB
7.2 個別ライブラリ
特になし
7.3 Supplier共通ライブラリ
特になし
7.4 S60共通ライブラリ
特になし
8.価格
フリーソフト
9.個人所見
以前はRSSリーダとして使用していたが、PCから更新する必要があったので使わなくなった。
Bookリーダとして使っている訳でもない。
辞書としてのみ使用している。便利だが辞書のみで使うにはアプリのサイズが大きいのが気になる。
操作は軽快で、機能も豊富だ。日本語のeBookがあれば読むかもしれない。