S60 3rd (N82) Wiki
Ultimate Voice Recorder
最終更新:
s603rd
Ultimate Voice Recorder
1.概要
ボイスレコーダーソフトだ。
常駐させておき、ホットキーで録音を開始できる。
ホットキーも複数選択できるので、他のアプリとの競合を避ける事が出来る。
通話録音にも対応しており、自動的に保存できる。
アラーム機能もあり、ボイスレコードファイルを指定できる。
2.設定
設定画面の項目は多く、詳細な設定が出来る。

Strage option [C|E|Y] : 録音ファイルの保存先を選択する。
Call recording format [ARM|WAV] : 通話録音のエンコード形式を選択する。
Memo recording format [AMR|WAV] ; ボイスレコーダーのエンコード形式を選択する。
Recorfing limit [0~10000] : 連続最大録音時間を設定する。

Automatic mode [On|Off] ; 自動通話録音の活性/非活性を選択する。
Warning beep [On|Off] : 通話録音時のビープ音の活性/非活性を選択する。
Record code [0~10000000] : 録音のホットキー(#設定値で動作)
Playback code [0~10000000] : 再生のホットキー(#設定値で動作)

Stop code [0~10000000] : 停止のホットキー(#設定値で動作)
Pause code [0~10000000] : 一時停止のホットキー(#設定値で動作)
Use hotkeys [Disable|Disable # codes only|Enable] : ホットキーの活性/非活性を選択する。
Use C key to record [Disable|Three times to
start] : クリアキーでの録音操作の活性/非活性を選択する。

Red key for memo [Disable|Red key three
times] : 終話キーでの録音操作の活性/非活性を選択する。
Auto delete time [Manual|他] : 録音ファイルの自動削除(期間は選択できる)の活性/非活性を選択する。
Auto delete type [Delete all|Delete those sent] : 自動削除対象に未送信ファイルを含むかを選択する。
Default email [任意] : 送信先E-mailアドレスを設定する。

Default mms [任意] : 送信先MMS(番号)を選択する。
Auto send [Disable|By email|By MMS] : 自動送信の活性(使用手段)/非活性を選択する。
Hidden mode [Never|Always|When idle] : インジケータアイコンの表示方法を選択する。
Indicator location [Bottom..|Top..] : インジケータアイコンの表示位置を選択する。

Interupted recording [Auto
resume|Prompt|Cancel] ; 録音中の割込み(着呼)時の動作を選択する。
Auto start [Enable|Disable] : 自動起動の活性/非活性を選択する。
Ask before saving [On|Off] : 保存前に確認ダイアログを表示するかを選択する。
Gallery Password [任意] : 録音ファイル一覧画面のパスワードを設定する。

Prompt for billable events [Yes|No] : 料金の発生する動作(送信)に警告を表示するかを選択する。
Run in background [Yes|No] : 動作中タスクに表示するかを選択する。
3.使用方法
起動画面は保存ファイルの一覧画面になっている。Galleryと呼ばれている。

3.1 ボイスレコード
Record new clipで録音が開始される。携帯電話のマイクから録音される。
アプリ画面からの録音では、録音時の画面が表示される。
画面上部に録音レベルが表示されているが、必ずレベル1で始る。
左右キーで録音レベルは調整できるが、効果の有無は確認していない。
ホットキーを設定していればアプリ画面を起動させる必要は無い。



3.2 通話中録音
自動通話録音を設定していない場合は、着呼・発呼に合わせてホットキーで録音を開始する事になる。
自動録音を設定していれば自動的に録音される。
録音中は経過時間が秒数で表示される。表示位置はインジケータアイコンの表示位置になる。
保存確認ダイアログをOffにしていれば自動的に保存される。
通話録音はContactsに登録があれば氏名が、無ければ電話番号が表示される。


3.3 再生
保存ファイル一覧からセンターキー押下やOpen選択で再生画面に遷移する。
再生ボタンを押せば再生される。録音ボタンなら新規録音が始る。


3.4 アラーム
3.4.1 アラームの登録
ボイスレコードファイルのOptionで表示されるSet alarmでアラーム設定できる。

アラームの設定項目は最初に時刻、次に繰り返し設定となる。
繰り返し設定では、日付指定(繰り返し無し)、日次、その他から選択する。
日付指定なら日付の入力画面になる。日次には追加設定は無い。



その他は曜日選択画面になる。チェックボックスタイプなので複数の曜日を選択できる。



アラーム登録済みファイルのOptionでRemove alarmを選択すれば、アラームは解除される。



3.4.3 アラームの設定変更
アラーム登録済みファイルのOptionでChange alarmを選択すれば設定画面に遷移する。

3.4.4 アラームの鳴動
アラーム設定時刻+1分になるとアラームが鳴動する。理由は分からないが+1分だ。
予定時刻を過ぎてしまっている。
アラーム鳴動時は、Alarm 1.aacが鳴る。録音ファイルの内容が再生される訳ではない。
画面には指定した録音ファイルを再生するかの確認ダイアログが表示されるので、Yesを選択すれば聞ける。


3.5.録音ファイルの検索
Searchから任意の文字列を含むファイルを抽出できる。



3.6.自動送信
自動送信を設定していると録音終了後に選択している手段でファイルを送信してくれる。
料金発生警告をOnにしている場合は警告ダイアログが表示される。Yesで送信する。

3.6.1 E-mail送信
E-mailアドレス宛てに送信できる。MessagingのE-mail設定のデフォルト使用するアカウント経由になる。
暫くするとMessagingのSentに送信済みメールとして保存される。

3.6.2 MMS送信
電話番号、E-mailアドレス宛てに送信できる。
MMSの送信ファイルサイズの制限(300KB)があるが、電話番号宛てにも送れるので国際MMSでも送信出来る。


3.7 手動送信
手動送信はアプリの機能では無く、共通のSendメニューの操作になる。


3.8 録音ファイルの名称変更
ボイスレコードの場合、全てがMemoになるため分かりにくさ満点だ。
Renameを使えばボイスレコードも通話録音もファイル名称を変更できる。

3.9 通話録音のContactsへの追加
通話録音ファイルの場合、Contactsへ電話番号を追加できる。
追加操作をしても、電話番号のみ登録されたエントリが追加されるだけなので、あまり便利では無い。


3.10 電話をかける(発呼)
通話録音ファイルの番号に電話をかける事もできる。

自動削除設定をしていれば保存期間を過ぎたファイルは削除される(と思う)。
手動の削除はDeleteで可能だ。
右キーでMark/Unmarkが切替出来るので、複数ファイルの一括削除も然程面倒では無い。
Fingertip Access
公式サイトよりトライアル版(7日)がダウンロードできる。
同様に購入も公式サイトから可能だ。
6.最新バージョン
2009.11.07時点
6.01.(1)
7.インストール情報
7.1 メインプログラム
Name : UltimateVoiceRecorder
Supplier : Fingertip Access LLC
App size : 220KB
7.2 個別ライブラリ
時になし
7.3 Supplier共通ライブラリ
特になし
7.4 S60共通ライブラリ
特になし
8.価格
$14.95
9.個人所見
Ultimate Portableが販売していた頃から使用している。
Fingertip Accessに変わってからもPINは継続できた。
ホットキーをやたらと設定しておくと知らないうちに録音されている場合がある。
UIも操作性も良い。MP3形式で録音できないのは個人的に辛い。
録音ファイルが多いとアプリ画面の起動に時間がかかるのも辛い。
ボイスレコードやアラームは殆ど使っておらず、通話録音の利用が殆どだ。
しかも、再生する機会はかなり少ない。
仕事でも使っているので聞きなおす場合に使うが、録音している旨の警告は出していないので公的には使えない。