Google Search
1.概要
スタンバイ画面からGoogleエンジンで検索するためのソフト。
他Googleサービスへのショートカットアイコンもある。
スタンバイ画面でクリアキーを押下すると検索画面が表示される。キーアサインは変更出来ない。
Ver
2.03(8)から声で検索できるようになった。
2.設定
設定画面と設定項目は以下になる。



Quick key access : 待ち受け画面のクリアキー活性/非活性
Quick key
reminder : 検索履歴(Googleのキーワードは別)リスト表示の活性/非活性
Enable Voice
Search : 音声検索の活性/非活性
Voice Search
Dialect : 音声検索で使用する言語の選択(日本語無い)
Google Apps
Domain : 不明(今後Google製アプリ置場のDomainでも立ててくれるのかも知れない)
Use My Location : 自分の居場所を使用する/しない
Remember search history : 検索履歴記憶機能の活性/非活性
Show suggestions : 検索履歴リスト表示の活性/非活性
Country : 国選択(日本は無い。試した中ではUnited
Statesが一番アイコンが多かった)
3.使用方法
インストールすると待ち受け画面にGoogle SearchのQucik Key
Accessガイドが表示される。
設定でQuick Key
Accessを使用しないようにも出来る。その場合はアプリのアイコンから起動することになる。

待ち受けでクリアキーを押すか、アプリのアイコンから起動すると、Google
Searchの画面が表示される。
起動画面には、ショートカットのアイコン4つと、検索テキストボックスが表示される。
また自分の居場所も表示される(どう使われるのかは知らない)。居場所表示は設定でON/OFF出来る。
起動画面を表示するとネットワークへの接続要求が来る。位置情報取得と検索リスト情報取得のためらしく、ネットワーク接続しなくては基本的には使えない。
まあ、ネットワーク上のサービスへ手軽にアクセスするためのツールなので構わないが。
3.1 検索機能

3.1.1 文字列検索
テキストボックスに文字を入力するか、下キーを押すことで過去の検索履歴とGoogleが持つキーワードのリストが表示される。
文字を入力した場合は入力文字が含まれるリスト(下左)になり、下キーの場合は検索履歴の降順(新しいものを上位に)リスト(下右)となる。
設定により検索履歴を表示しないようにも出来る(下中)。
検索キーワードを入力するか、リストから選択しEnterで検索を実行する。Webブラウザが起動されて、googleの検索結果画面が表示される。



3.1.1 音声検索
通話キー押下中は検索音声入力状態になる。通話キーを押しながら、検索したい言葉を言えば良い。
検索したい言葉を言い終わったら通話キーを放す。
残念なことに日本語での検索には対応していない。
検索に何か引っかかれば、検索結果の一覧が表示される。
因みに検索結果の一覧画面でも音声検索の機能は有効になっている。



検索の言葉が認識出来なかったりすると、こんな画面が表示される。

3.2 Googleサービスへのショートカットアイコン
起動画面では4つのショートカットアイコンが表示される。
4つのショートカットアイコンの右にあるMoreを選択すると全てのショートカットアイコンが表示される。
設定画面で選択できる国を変更することで表示されるショートカットアイコン(サービス)が変わる(画面はUnited
States)。
残念ながら日本は選択肢に含まれていない。国の切り替えは一度アプリを再起動する必要がある。
ショートカットアイコンの配置はメニューから変更できるので、起動画面の4つのアイコンを使用頻度の高いアイコンに変更しておける。
各ショートカットからの動作は下の5つに分類できる(と思う)
(1)対応するアプリ起動
(2)対応するアプリのダウンロード画面表示
(3)Web上のサービスに接続
(4)Web上のガイドを表示
(5)電話サービスに接続

3.2.1 対応するアプリ起動
Google製の対応アプリがインストールされていると直接アプリを起動してくれるようだ。
うちではGoogle Maps や YouTube
のアプリをインストールしているので直接起動された。
Smart SettingやHandy
Taskmanのショートカットも使用しているので、さほど有難がるほど便利でも無い。


3.2.2 対応するアプリのダウンロード画面表示
Google製のアプリが存在するがインストールしていない場合にはダウンロードの画面が表示されるようだ。
うちではGmailを標準のメールクライアントで使っているので、別途専用アプリはインストールしていない。
Javaアプリが嫌いなのも理由の一つだが。

3.2.3 Web上のサービスに接続
Picasa、News、Calendar、Reader(RSS)、OrkutはWeb上のサービスに接続された。
ReaderだけはなぜかVisit Nowの画面から入るようになっている。もしかすると近々Install
Nowに変わったりするかもと淡い期待を持っている。






3.2.4 Web上のガイドを表示
SMSとBloggerは使用方法のガイド画面が表示された。読めば終りなのでアプリからショートカットで表示させる機会は1回かも知れない。
標準のSMS作成画面やMMSの作成画面が起動されるようになると使い物になるかも知れない。さほど難しい訳でもないと思うので期待したい。
SMSは検索したいキーワードをGoogle宛てにSMSで送ると、結果がSMSで返信されるサービス(のはず)。日本ではサービスしていないので使えないと思う。
もしかするとU.S.Aの国コードをくっ付けて国際SMSとして送信すると使えるかも知れないが、検索に100円使いたくないので試してはいない。
E-Mail版で同様のサービスが有ったはずなので、そっちは使えると思うが検索結果をオフラインでじっくり閲覧したい場合を除いて使い道は無いように思う。

BlogerはE-Mailでのエントリーアップロードの方法が表示された。
自分のBloggerに携帯電話(以外でも大丈夫だと思うけど)のメールアドレスを登録しておくと、携帯電話のメールからBlogのエントリーがアップロードできる。
表示されている送信先のアドレスにメールを送るだけなので結構手軽にできる。欲を言えば、レイアウトも整えられるBlogコンテンツエディタのアプリが出現してほしい。

3.2.5 電話サービスに接続
Google
MobileのU.S.Aのサイトに行っても表示されるのだが、このGOOG-411って何?と思って調べてみると、どうやら声で検索するサービスらしい。
日本では仮に国際電話で繋がったとしても検索結果は国外の情報だと思われる。

メニューからGoogleのサイトに接続することも可能。でも、アプリの検索用テキストボックスに何も入力せずにEnter押すと、同じようにGoogleのサイトに接続される。
また、恥ずかしいキーワードを検索した後等にClear
historyで履歴を消す事も可能(全履歴が消えるけど)。


4.公式サイト
5.入手可能サイト
ダウンロードは携帯電話から公式サイトへアクセスし、表示されるDownload Google Mobile
Appのリンクをクリックする。

6.最新バージョン
2009.12.12現在
2.03(9)
7.インストール情報
7.1 メインプログラム
Name : Google Search
Supplier : Google Inc.
App
size : 882KB
7.2 個別ライブラリ
特になし
7.3 Supplier共通ライブラリ
特になし
7.4 S60共通ライブラリ
特になし
8.価格
フリーソフト
9.個人所見(痒いところ)
WebBrowserでHPをGoogleにしておく場合と比較すると、然程検索までの手間は変わらない。
地下鉄利用が多いのでネットワークの接続なしでも、検索画面は起動できるようにして欲しい。
起動されるWebBrowserをSkyFire等に変更出来る設定項目が欲しい。
ショートカットアイコンの表示、非表示(全てとか個別とか)の設定項目が欲しい。