サ骨/レッドカードP楽曲 @ ウィキ

廃病院に展示する美術品

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sakots

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曲名:廃病院に展示する美術品
作詞:サ骨 作曲:サ骨 編曲:サ骨
唄:初音ミク

歌詞:

道なき道の赤い空
唸る雲の絵心模様
時は鋭く過去を抉る
棄てられたその景色のように

額縁の中から今を呼ぶ声
渇いた喉焼け付く記憶

廃病院の中 静止した色の中
錆びたペン入れの中 消えた蛍光灯の中

遥かに霞むはがれた空
下る階段螺旋状に
かすかに光る緑のチューブ
棄てられたその景色のように

額縁の中に吸い込まれそうな
膨大な時を飲み干してなお

廃病院の中 静止した色の中
錆びたペン入れの中 消えた蛍光灯の中

時間さえ展示された朽ちる灰色
美しきは只過ぎゆく道の傍

蔓延る緑不貞不貞しく
すがる壁にも苔生すまま
時は鋭く過去を抉る
棄てられたその景色のように

額縁の中には白いカンバス
ただ全てが始まるごとく

廃病院の中 静止した色の中
錆びたペン入れの中 消えた蛍光灯の中

訪れる者さえも展示品になり
時の螺旋に収束する力の
時間さえ展示された朽ちる灰色
美しきは只過ぎゆく道の傍
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