桜井淳 発言研究まとめ@Wiki

ATS-P

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ATS-P

 Pはpatternの頭文字。パターン式と言われる「改良型自動列車停止装置」の一つ。停止現示の信号機までの距離に応じて、コンピュータがその列車が 止まるまでのブレーキパターンを作り出し、そのパターン速度より速度が超過すると、自動的にブレーキを作用させて信号機の手前で列車を停止させるATS。

  • ATS-Sxのような確認扱い不要
  • 曲線・分岐器の制限速度で動作させる機能もある(逆に言えば、そのための地上子を適切に設置していないと、機能しないことになる)
  • 信号が進行に変わったり、制限速度以下に列車の速度が下がれば、自動でブレーキが緩解する。

さらに、ATCにはない機能として

  • 列車番号を地上装置に知らせて、ルートを自動的に選択
  • 踏切の定時間制御
  • 列車の性能に応じた信号現示が可能

といったものを持たせることが可能となっている。

 JR福知山線脱線事故でよく出てきたATS-Pとは、AutoTrainStop-Patternの略であり、Patternとは、速度曲線に対するブレーキ制御パターンのことで、全体の機能は、ATCに劣ることはなく、線路上に一定間隔に列車の位置を知らせる地上装置を置き、前方列車までの距離情報も知らせることにより、列車がどのようなブレーキ操作をすべきかを示す。

 なんかあちこち突っ込みたくなるような…。速度曲線って一体なんでしょうか?また、トランスポンタは決して一定間隔ではないのだが。距離情報も、信号や曲線・分岐器など減速すべき地点までのそれであって、前方列車までの距離ではない。

 また、TV番組でATS-Pについて執拗に述べてはいたが、必要なのは速度を出してはならないところで確実に減速出来れば良いわけで、速度照射型ならATS-Pに限らないというのもまた事実。以下、ATSの説明を再度引用。

私鉄などで採用しているものには、信号機で、停止や進行(青)のほか、警戒(黄・黄)、注意(黄)、減速(黄・青)という制限速度を指定したシステム(5灯式)を採用している場合に、列車がそれぞれの制限速度を超えてきたときにはブレーキをかけて制限速度以下にする機能があるものもあります。

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