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漢詩大会の漢詩全文/曹丕 - (2012/08/15 (水) 13:23:59) の編集履歴(バックアップ)
作品目録
「燕歌行」
「大牆上蒿行」
「秋胡行」
「雑詩二首」
おまけ(「上留田行」)
おまけ2「塘上行」
解説
弟が有名だが、兄も詩歌の名手とされる。
特徴は「なりきり」。
他の詩は実体験や取材を詠んだものが多いのに対し、曹丕の詩は夫に置き去りにされた婦人、貧乏な農夫、詩の対象の視点から詠んだ庶民の歌が多い。
漢詩は形式も多様で革新的な半面、完成度がやや置き去りにされている。
でも読んでいると、妙な個性がじわじわと来る。
さらに、後世に一定の影響を及ぼしたと言われる。詳細は
燕歌行、
大牆上蒿行を参照。
他の評価
楽府詩集
《古今樂錄》曰:“王僧虔《技錄》雲:‘《短歌行》“仰瞻”一曲,魏氏遺令,使節朔奏樂,魏文製此辭,自撫箏和歌。歌者雲“貴官彈箏”,貴官即魏文也。此曲聲製最美,辭不可入宴樂。
曹丕は自分で作った詩を楽人に歌わせ、自分は伴奏する形をとることもあった様子。
出典は忘れたが、詩になりきりというか他人視点のものが多いのは、自分の詩を他人に歌わせることを前提にしているんじゃないかって話もある。