33-627「キョンとハルヒの目の前に飛び降りる」


ハルヒと二人組になった団活で、佐々木とばったり出会った。
佐々木は頭に、大型のタケコプターのような物をつけていた。

「キョンと涼宮さんはいつも仲が良いね。妬けてくるよ。キョンは僕のことなんて何とも思ってないんだね」
デパートの屋上で佐々木は悲しそうな顔で言った。
「ちょっと、あたしとキョンはそんな関係じゃないのよ」
「そんなことより、頭の変なプロペラは何だ?そのタケコプターで空を飛ぶつもりか?」

「それじゃ、さようなら」
俺達に目を合わせながら屋上から飛び降りる佐々木。

「佐々木ー-------」
「キャー」
心の中から湧き上がる声。何で自殺なんかするんだよ。見ていられなくて目を瞑る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佐々木は今頃地面に激突してグチャグチャになったに違いない。目を開けようとすると、佐々木の声が聞こえた。
「大丈夫だよキョン、そして涼宮さん」
聞いたことのない機械音と共に、佐々木は宙に浮いていた。もしかして、幽霊?

「これは現代科学の粋を集めて作ったタケコプター。正式名称は未定だけど、知り合いから試作品をレンタルさせてもらった」
「へー、すごいじゃん。佐々木さん」
「冗談きついぞ」
知り合いからレンタルって本当かな。もしかして変な能力使ってないだろうか。それとも藤原あたりに貰ったとか。

「すまなかった。お詫びに遊覧飛行をプレゼントするよ。君達に運転は困難だから、一緒に飛ぶことになるね。くつくつ」
ハルヒを抱きかかえて飛ぶ佐々木。ハルヒは初めてジェットコースターに乗った子供のようにはしゃいでいる。あんまり暴れると落ちるぞ。

「次はキョンだよ」
少々小ぶりだけどやわらかいおっぱいの感触を背中に感じる。じゃなくて空から見た景色は素晴らしかった。

(こんな感じで何でもありにすると、いくらでも書けそうだ)

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最終更新:2008年06月18日 22:06
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