45-493「ベッドの下かい?」

佐々木「ベッドの下かい?」
佐々木「それとも机の裏?」
佐々木「本棚の隅かな?」

キョン「……何をしているんだ」
佐々木「九曜さんを探しているんじゃないか」
キョン「お前がかくれんぼの鬼で、九曜を探しているのはわかっているが、何で俺の部屋を探す?」
佐々木「この部屋にいるかもしれないからじゃないか」
キョン「いるわけねーだろ」
佐々木「九曜さんの事だ、どこに隠れていても不思議はない」
しかし、ちっちゃくなって隠れていたら反則じゃねーのか?
佐々木「タンスの中?」
もしかして、俺の秘密の愛読書とお気に入りDVDを探してるんじゃねーのか?


その頃、台所にて
橘「九曜さんだけみつからないですね。私達はあっさり見つかっちゃいましたけど」
妹「藤原のおじさん帰っちゃったのー?」
橘「お兄さんと言ってあげなさい」
妹「うん、わかったー」
橘「でも、どこに行ったのですかね?九曜さん」
妹「そうだ、シャミに聞いてみようー」
橘「それは名案ですね」
妹「しゃみー、シャミー、どこいったー?」


佐々木「この中が怪しい」
キョン「いい加減にしろ」
キョン「俺達のように親しい仲でも。そう、たとえ夫婦となる事が約束された間柄でも、知られて欲しくない事はあるもんだろ?それをわかってくれ。どうした、佐々木?顔が赤いぞ?」
佐々木「何でもない」
キョン「大丈夫か?本当に顔が赤いぞ」
佐々木「キミの言葉で持病がぶり返したのかな?くつくつ」


風呂場にて
九曜「ーーーすいとんのーーー術ーーー」
シャミセン「悪いが、人間と違って水が嫌いなんだ。そろそろ出してくれないか?」
九曜「ーーー一緒じゃないとーーーイヤーーー」


.

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年10月24日 00:41
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。