55-548「佐々木さんの今日は何の日? でフラグをたてよう! 第四回」

佐々木「やあキョン。今日はソフトクリームの日だそうだ」
キョン「いきなりなんだ。出会い頭に記念日を言われても困るだけだぞ」
佐々木「まあいいじゃないか。さて、僕は今ソフトクリームを持っているわけだが」
キョン「それがどうした?」
佐々木「記念日だしね。分けてあげようかな、と思ったわけだ」
長門「だから、私のチョコソフトを食べて」
佐々木・キョン『何時の間に!』
佐々木「いや、キョン、僕のミルクソフトを先に」
長門「私のチョコソフトを」
キョン「……(さて、どうしようか。二人の好意は嬉しいが、二人とも自分の分は食べたいだろうし……。そうだ)お前ら、ちょっとここで待ってろ」ダッ
佐々木「あ、あれ? キョン?」
長門「……」

--数分後--

キョン「おーい、今戻ったぞ」
佐々木「全く、何のよ……う……」
長門「……!」
キョン「いやあ、俺もソフトクリームが食べたくなってな。おまえ等も自分の分くらい食べたいだろうし、自腹切って買うことにしたんだよ。二人のやつどっちもうまそうだったからミックスにしたぜ」
佐々木「え、と……」
長門「……」
キョン「にしても夏にソフトクリームってうまいな。すすめてくれてありがとな」
長門「(……グスン)」
佐々木「(長門さん……今日は一緒にカフェにでも行ってグチりあわない?)」
長門「(……了解した)」
キョン「ん? 二人ともどうしたんだ? 見つめ合ったまま固まって」



このあとス○バで閉店時間までキョンの鈍感さと魅力について延々と語り合い、少し親密になった

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最終更新:2010年09月14日 00:23
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