「人間の身体というものは三大欲求に逆らえないように出来ているんだ。違うかい?キョン」
「ん?・・・・・・あぁ・・・え、何・・・佐・・・佐々木!?」
「だから特別僕が、というわけではないんだよ」
「何が特別なんだ・・・っておい」
「それなのにその最たる時期、絶賛獣真っ最中の高校生であるはずの君は」
「いや、だから・・・」
「僕に手を出そうともしないよね」
「それについて否定はせんが、今はそんなことよりも――」
「君があまりに僕の身体に触れてこないので、今まで16年かけて積み上げてきた僕の自信は完膚無き迄に崩されてしまったよ」
「うん、だからな。佐々――」
「従って僕から仕掛けることにしたんだ。どうだい?少しは性欲に敗北しそうになったかい?」
「だからって朝勃ち狙うのはどうかと思うぞ」
最終更新:2007年11月24日 09:40