Railsマルチプラットフォームアプリ作成記録

インストール直後

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開発環境>Ubuntu 9.04>インストール直後

Debian系のUbuntuはあえてrootユーザーを作っていないわけですが,
たまに不便なので, rootユーザーを作ってしまいましょう.

「アプリケーション」→「アクセサリ」→「端末」を開きます.

$ sudo passwd root

ここで, あなたのパスワード, rootのパスワードを2回打って, 完了.

$ su

コマンドでrootになれるようになりました.

アップグレード


すぐにやることは, アップグレードですね.

$ su
# apt-get update
# apt-get upgrade -y

このコマンドは1週間に一回くらい打つようにしてください.
(この2つのコマンドちょっと冗長だと思ったり. どっちかに統一すればいいのにと思う.)

たまに, 保留の後ろの数字が0でなくなるときがあります.

以下のパッケージは保留されます:
  linux-generic linux-headers-generic linux-image-generic
  linux-restricted-modules-generic mplayer

のようなメッセージがでたら, これは, (おそらく)再起動を必要とする更新です. コマンドは,

# apt-get dist-upgrade -y

ですね.

キーボードの設定


端末などでいろいろ文字を打ってみて, キーボードの配列がおかしいと思った方は,

$ sudo apt-get install console-data -y

「アーキテクチャリストからキーマップを選択」として, キー配列を変えてください.

もう一度設定したい場合は,

$ sudo dpkg-reconfigure console-data


次に, Caps Lockキーはことごとく作業の邪魔をしてくれるので消去しちゃいましょう.
「システム」→「設定」→「キーボード」で,
キーボードの設定ウインドウを開きます.

そして, 「レイアウトのオプション」ボタンをポチ. 「ctrlキーの位置」を押して,
「Make CapsLock an additional ctrl」というところをクリック. 閉じちゃってください.

これで, CapsLockは消滅しました. ctrlは結構よく使うので大きくていいでしょう.

さらに, 細かい設定をするためには, xmodmapというアプリケーションを使うことです. それで, GUI上でのキーの入れ替えなどを設定できます.

まず, 変換したいキーを調べます.

$ xev

を起動して, 入れ替えたいキーたちをポチポチしながら「keycode」の後ろの数字をメモります. (参考:[atmarkit.co.jpのページ>http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/222dikeycode.html]]より) 僕の場合, ThinkPad X301の英語キーボードのESCがあまりにも上にあるのでF1と入れ替えたいので, それらを調べたところ

F1 : 67
ESC : 9

とわかりました.

$ gedit ~/.xinitrc

として,

xmodmap $HOME/.Xmodmap

で「Xの起動時にxmodmapで.Xmodmapというファイルを開くよ」という設定を書き込みます.

次に, .Xmodmapを設定します.

$ gedit ~/.Xmodmap

で, 先ほど調べたキーの設定をします. 僕の場合

! F1をEscに割り当てる
keycode 67 = Escape
! EscをF1に割り当てる
keycode 9 = F1

となります. !マークはコメントアウトを意味しますので本文は2, 4行目になります. これでESCとF1の逆転を可能としました.

あとは, ログアウト/ログインしなおしてください. それで有効になります.(参考:UNIXの部屋 コマンド検索: xmodmapより)

サウンドの設定

Ubuntuはなにかと警告音がうるさいので消しちゃいます.

「システム」→「設定」→「サウンド」.

「サウンド」タグをクリックして, 「警告音のサウンドを演奏する(A)」というところのチェックを消す.

システムの警告音は依然として消えていないので,

$ sudo gedit /etc/modprobe.d/blacklist.conf

として, ファイルの最後に

blacklist pcspkr

と書き込めば, 警告音は出なくなるはず.

サービスを切る

「システム」→「システム管理」→「サービスの管理」.

「サービスの設定」というウインドウが出てくるので, ロックを解除していらないサービスを切っていきます.

Bluetoothなどはほとんどの場合使わないので切断.

次に, 「システム」→「設定」→「自動起動するアプリ」.

「Bluetooth Manager」, 「アップデート通知」, 「リモート・デスクトップ」, 「視覚支援」などは個人的にはいらない.

日本語ディレクトリ→英語ディレクトリ

端末で日本語を打つほど辛いことはないので, 日本語環境で標準となっている, ディレクトリ名(e.g. デスクトップ, 文書)を, 英語名にしてしまいましょう.

端末から

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

と打ちます. すると, なんか出てくるので,

「Don't ask me this again」にチェックを入れて「Update Names」をクリック.

これで, 英語名のディレクトリになったんですけど, 個人的に, Templatesディレクトリなどの使い道がよくわからないことと, 大文字から始まるディレクトリは打ちにくいので, 更に改名します. documentという名前だと, 前半がdownloadとかぶってしまい, 端末の補完がしにくいので, textディレクトリとすることにしています.

$ rm Public Templates -rf
$ mv Pictures picture; mv Videos video; mv Documents text; mv Music music;

一応この作業の後にログアウト/ログインをしなおすことをおすすめ.

権限の管理

最近のUbuntuのバージョンは, 複数のユーザーがログインした状態で右上のシャットダウンボタンを押したとしても, ログイン画面に帰されるだけで, そこでもういちどシャットダウンボタンを押さないといけない. サーバーを意識したような安全を考慮した設計になっているんだと思いますが, 僕のノートパソコンなどワークステーションとして使うだけパソコンにとってはいらない機能です.

「一回でシャットダウンしなさい」という人は, 「システム」→「システム管理」→「権限の管理」を開きます. そして,
org
 freedesktop
  hal
   power-management
    Shut down the system when multiple users are logged in → 変更
    Reboot the system when multiple users are logged in → 変更
  consolekit
   system
    Shut down the system when multiple users are logged in → 変更
    Reboot the system when multiple users are logged in → 変更

「誰が」をNo, 「端末」をNo, 実行中の端末をYesとします.

これで, パソコンの前に座っている人であれば, 自由にシャットダウンや再起動をできるようになりました.

いろいろいじってみてください. でもあんまり許可しすぎてゆるゆるな設定にならないように!
(ユーザーがwebdavを自由にマウントできたらいいと思うんだけど, なんでできないんだろう. fedoraとかだとできたのに)

キーロック

サスペンドモードなどから復帰する際に, パスワードを聞かれなくなった. これは, ノートパソコンを使っている者としては, あまり好ましいものではないし, 会社や学校で使うパソコンとしては人に覗かれないようにパスワードでロックを掛けておきたい.

$ gconf-editor

「apps」→「gnome-power-manager」→「lock」と左のメニューを開いていくと, 右にどういうときにキーロックするかという項目がでてくる.

「blank-screen」「suspend」などいろいろあるが, 面倒くさいので全部にチェックをいれた.

lv

テキストを読むためにはlessやcatなどが最初から備わっていますが, 時に, 日本語が微妙になることがあります.

$ sudo apt-get lv -y

でlvをインストールしましょう.

% lv <TEXT_FILE>

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