シュヴァルツクベレ設定wiki

スクネ

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所在(?) シュヴァルツクベレ城
本名 スクネ
役職(?) 騎士
種族 竜人(ドラゴニュート)
年齢 不明
所有装具・武具 ブリューナク?

詳細

かつて、フォモール族の魔眼王を討滅した伝説の竜人騎士

その年齢は定かでないが、噂によれば、シュヴァルツクベレ城においては、伯爵以上に長命だという話しがある。
その言動からは想像もできない永き時を生きてきたのだろう。

ミドガルドの魔王より勲功爵(騎士号)を授爵しているシュヴァリエ(ナイト)
シュヴァルツクベレ城の住人は、全て大公爵の裁量によって集められた偉人、貴人、奇人、変人であり、彼も同じく、大公爵の誘いによって集まった者の一人。
出身は東欧の島国であり、シュバルツクベレ城へは半世紀ほど前にやってきた。
本来は、主である大公爵を守る立場にあるが、大公爵の行方が知れぬ今は、城主代行である伯爵と双子の娘を守るという任についている。

彼は人間ではなく竜人であり、ドラゴニュートとも呼ばれる種族だ。
竜人は生来から人の姿ではなく、歳を経た高位の竜族がその姿を変えるとも言われる。

この西方九国では、その勇名は微力なものではあるが、東欧の国々では英傑として知られる人物である。彼が竜を駆って戦場を翔ける姿から、竜騎士と呼ぶ者も多い。
竜騎士とは、現実において神聖ローマ皇帝ジギスムントが設立した竜騎士団に所属した国内外の英傑24名の事を言うが、この場合はそういった階級がある訳ではなく、姿から見られた異名である。

シュヴァルツクベレ城や他の領地で行われるパーティに護衛として列席した際には、社交界において、スクネ卿(勲功爵の敬称はサー(卿)であるが、この場合は貴族の敬称としての卿ではなく、意味は兄貴、先生といった感じに近く、正確な日本語訳は存在しない)あるいは【小竜公(ドラクル)】の二つ名で呼ばれる事が多いようだ。

遥か昔にフォモール族の王バロール?と戦い勝利したと言われる。
バロール?とは、見たもの全てに死を与える特別な魔眼を片目に有する魔神として知られ、西方の神々の進入を再三阻み続けた東欧島国の覇者である。
しかし、そのバロール?も最後には、自らの孫であるルーと、その仲間達の手により倒された。
彼は、その折にルーと共に戦った者の一人だ。

その時の彼が既に竜人であったのか、本来の竜の姿であったかは今となっては誰も知りようもないが、一説によれば、彼はバロール?本人が生み出した暗黒竜クロウ・クルワッハであるという。
もし、その話が真実であれば、彼はかつて、ルー?の前任者であり同族でもあるダーナ神族の王にして【銀の腕】の二つ名を持つ神ヌアザ?を筆頭とする数多のダーナ神族を葬ってきた事になるのだが、真実は彼のみが知りえている。

また、彼が所有する神槍ブリューナクはエリン四秘宝の神器の一つで、本来はルー?が所有していた物だ。
曰く、ルー?から譲り受けた物との事だが、これがどういった経緯で受け渡されたかは定かではない。唯一言える事は、神器とは、本来所有者を選ぶ物であり、前任者の虚偽無き意思と神器の真意なくば所有権を移譲する事は叶わない。

上記は、噂の域を出ない…だが、確かに彼の持つ謎に満ちた人物評だ。
しかし、言わせてもらえるならば、シュヴァルツクベレ城にて半世紀を過ごしてきた彼は、昼行灯を気取り、毎日を面白おかしく生きる日和見主義者だという事だ。


彼の持つ神槍ブリューナクは【貫くもの】の真名を持ち、かつては太陽神ルーが所持し、穂が五つに分かれ、分かれた切っ先より放たれた五つの光は、同時に五人の敵を葬ったと言われる特殊な槍だ。
この特殊な能力を操ることから、ルー?は【長腕】の二つ名を有していた。


余談ではあるが、彼が駆使する竜はヴィーヴルと呼ばれる種族で翼竜ワイヴァーンの原種だ。
細身の身体に蝙蝠のような羽を持つこの種族は、全てが雌であり額には真紅に輝く宝石を持っている。
普段は地下に住み、宝石の輝きであたりを照らして暮らしていると言われる。
彼女達は額の宝石が水に濡れる事を嫌う為、水を飲む際にはこれを外すが、厄介な事に宝石を外すと眼が見えなくなってしまうため、度々水を飲んでは宝石を紛失するヴィーヴルもいたという。
戦闘の際には、その身に炎を纏い人を喰う事もある。
彼女達が額に持つ宝石は、その金銭的価値だけでなく、手にした人間に幸福が訪れ、数多くの魔法が使えるようになると言われ、多くの人間がヴィーヴルを狩りだし、彼女達はその数を急激に減らしている。

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