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所在(?) | ミドガルド |
本名 | ルシファー=ズー=シャハル |
役職(?) | ミドガルドの国王 |
種族 | 堕天使族? |
年齢 | |
所有装具・武具 |
詳細
【明けの明星】の真名を持つミドガルドの国王
その名を〝ルシファー=ズー=シャハル〟という。
現在では、もっぱら魔王という呼び名で呼ばれることが多く、この名を使うものはほとんどいないといわれる。
現在では、もっぱら魔王という呼び名で呼ばれることが多く、この名を使うものはほとんどいないといわれる。
今より遥かに過去、天界における最高位の天使であり、熾天使(天使の最高位)が本来有するとされる六枚の翼に倍する、十二枚の翼を有していたとされ、そのことからも、今は失われた熾天使の更に上の地位に座していたのでは、とも言われている。
その当時は、ルシフェルと名乗っていた。
その当時は、ルシフェルと名乗っていた。
至高神につぐ天界の第二位で、唯一神の王座の右に立つことを許されていた存在であり、天使の中でも最高の気品と美しさを備えていた。
しかし、至高神が気まぐれに生み出した〝人間〟と呼ばれる人形を巡って、彼の世界は揺らぐこととなる。
至高神は、自らが作った〝楽園〟と呼ばれる箱庭に、人間という無知なる者を生み出した。
至高神は、この人間を無知であるまま飼いつづけることを決めたが、壁に描かれた森、天上を塗りつぶした空、流れることの無い偽りの川、更には、それを疑うことすら出来ない無知、それら全てを我がことのように嘆いたルシフェルは、姿を蛇のそれに変え、好奇心の強かった女性のもとへ知恵の木の実を持って現れた。
木の実を食べた人間は、たちまちにしてどの動物よりも優れた知識を身に付け、箱庭を飛び出し、広大な世界へと旅立った。
ルシフェルは神が隠してきた知恵を人に与え、それが人の始まりとなった。
しかし、至高神が気まぐれに生み出した〝人間〟と呼ばれる人形を巡って、彼の世界は揺らぐこととなる。
至高神は、自らが作った〝楽園〟と呼ばれる箱庭に、人間という無知なる者を生み出した。
至高神は、この人間を無知であるまま飼いつづけることを決めたが、壁に描かれた森、天上を塗りつぶした空、流れることの無い偽りの川、更には、それを疑うことすら出来ない無知、それら全てを我がことのように嘆いたルシフェルは、姿を蛇のそれに変え、好奇心の強かった女性のもとへ知恵の木の実を持って現れた。
木の実を食べた人間は、たちまちにしてどの動物よりも優れた知識を身に付け、箱庭を飛び出し、広大な世界へと旅立った。
ルシフェルは神が隠してきた知恵を人に与え、それが人の始まりとなった。
しかし、至高神が隠匿しつづけた知恵を奪い、それを自らの力の如く使う人の所業に怒った神が、人間を罪として罰を与えようと考える。
このとき、ルシフェルは人に知恵を授けたことで、人が危うい立場に立たされることとなった己が行為の浅はかさに気づいたが、とき既に遅く、至高神へ温情を申し出るも神がこれを聞き届けることはなく、至高神は、人を罪そのものと見做し、神罰による粛清を行うことを明らかにした。
一方、ルシフェルは『人の罪は神が裁くのか、ならば神の罪は誰が裁くのか』という言葉を残して、至高神へ反旗を翻し、反逆の徒となった。
ルシフェルは、至高神の偉大さ、強大さを知りつつも、服従ではなく、自由による戦いの敗北を選んだ。
これが、神世界における最初の戦争となる。
このとき、ルシフェルは人に知恵を授けたことで、人が危うい立場に立たされることとなった己が行為の浅はかさに気づいたが、とき既に遅く、至高神へ温情を申し出るも神がこれを聞き届けることはなく、至高神は、人を罪そのものと見做し、神罰による粛清を行うことを明らかにした。
一方、ルシフェルは『人の罪は神が裁くのか、ならば神の罪は誰が裁くのか』という言葉を残して、至高神へ反旗を翻し、反逆の徒となった。
ルシフェルは、至高神の偉大さ、強大さを知りつつも、服従ではなく、自由による戦いの敗北を選んだ。
これが、神世界における最初の戦争となる。
敗北が純然たるものであるにも関わらず、ルシフェルの許には六六六億六六六六万六六六六人もの天使が集い、そして、戦いの中で同数に近い天使がその命を散らしたと言われている。
ルシフェルと共に戦った者たちの中には、ルシフェルの片腕であり、賢者の如く威厳を湛えるベルゼベル、勇猛果敢、天界を圧倒するために命すら惜しまぬ猛将アガレス、容貌絶美にして悪徳の権化たるベリアル、冷酷無比の女帝レヴィアタン、黒衣を纏う美しき天使にして他者の苦痛に微笑む者アスタロト、天界にあって尚、眼と心を下へと向けるといわれる偉大なる老骨マモン、人間の娘を愛したことにより、ルシフェル側につき至高神と戦った破壊者アスモデウスなど、現在でも強大な力を持つ魔王たちが名を連ねていた。
ルシフェルと共に戦った者たちの中には、ルシフェルの片腕であり、賢者の如く威厳を湛えるベルゼベル、勇猛果敢、天界を圧倒するために命すら惜しまぬ猛将アガレス、容貌絶美にして悪徳の権化たるベリアル、冷酷無比の女帝レヴィアタン、黒衣を纏う美しき天使にして他者の苦痛に微笑む者アスタロト、天界にあって尚、眼と心を下へと向けるといわれる偉大なる老骨マモン、人間の娘を愛したことにより、ルシフェル側につき至高神と戦った破壊者アスモデウスなど、現在でも強大な力を持つ魔王たちが名を連ねていた。
それほどの力が集まっていたにも関わらず、彼らは至高神に勝つこと叶わず。
約束された敗北へと堕ちていった。
約束された敗北へと堕ちていった。
当時の世には寿命と呼ばれるものが存在していなかったが、終戦後、至高神の威光を請ける形で地上へと降り立ったミカエルの手により〝最初の人〟の追放が行われた。
ミカエルは、蛇の誘惑に負け、禁断の果実に口をつけたことは罰せられるべきものとし〝最初の人〟を心弱き者と呼んだ。
〝最初の人〟は、この意向に一度は背くが、自らの行いが罪であったことを告白し、悲哀を懐きつつも罪の報いを自らの意思により引き受け、世界には種族ごとに相応しい寿命が設けられた。
その後も、咎人の追放を厳然に行いながらも、人への憐憫を思わせるミカエルや冷静沈着にして勇敢なる天使ガブリエル、破壊者アスモデウスを封印した英雄であり、人々に神の偉大さを説いた【友誼の天使】ラファエル、ルシフェル軍が敗北する原因の一端を担い何億という反逆天使の憎悪を受け、それでも毅然と至高神の許へと立ち返った裏切りの天使アブディエルなどの尽力により、良きにしろ悪しきにしろ世界は平定されていった。
ミカエルは、蛇の誘惑に負け、禁断の果実に口をつけたことは罰せられるべきものとし〝最初の人〟を心弱き者と呼んだ。
〝最初の人〟は、この意向に一度は背くが、自らの行いが罪であったことを告白し、悲哀を懐きつつも罪の報いを自らの意思により引き受け、世界には種族ごとに相応しい寿命が設けられた。
その後も、咎人の追放を厳然に行いながらも、人への憐憫を思わせるミカエルや冷静沈着にして勇敢なる天使ガブリエル、破壊者アスモデウスを封印した英雄であり、人々に神の偉大さを説いた【友誼の天使】ラファエル、ルシフェル軍が敗北する原因の一端を担い何億という反逆天使の憎悪を受け、それでも毅然と至高神の許へと立ち返った裏切りの天使アブディエルなどの尽力により、良きにしろ悪しきにしろ世界は平定されていった。
結局にして、天界はこの大戦により多大な打撃を被ることとなり、人間をこの世界から討伐するだけの力を失ったのだ。
正確には、神に近い知恵を得て、更に不死であり、既に地上において絶対的権力を誇っていた人を廃して、尚、この世のバランスを保つために尽力することが難しくなっていた。
そのため、対抗措置として、不死であった人に寿命を与え、神への信仰を促す形で人を懐柔しようと考えたのだろう。
正確には、神に近い知恵を得て、更に不死であり、既に地上において絶対的権力を誇っていた人を廃して、尚、この世のバランスを保つために尽力することが難しくなっていた。
そのため、対抗措置として、不死であった人に寿命を与え、神への信仰を促す形で人を懐柔しようと考えたのだろう。
この一連の出来事をパラダイスロストと呼ぶ。
その後、多くの反逆天使たちは、堕天使の烙印を押され、至高神が作り出した永遠の苦痛たる地獄へと落とされ、その際にルシフェルも神の子の証たる〝エル〟の名を捨て、ルシファーとなった。
その後は、地獄という閉鎖された世界の中で、マモンが作り出した王城パンデモニュウムに住み着いたと言われている。
パンデモニュウムは宮殿という位置づけではあるものの、その在り様は巨大であり、宮殿外には城下町を有し一つの小規模都市のようなもので、常に大地の下に黒雲と雷を纏い、天空を漂う空飛ぶ宮殿であるらしい。
パンデモニュウムは宮殿という位置づけではあるものの、その在り様は巨大であり、宮殿外には城下町を有し一つの小規模都市のようなもので、常に大地の下に黒雲と雷を纏い、天空を漂う空飛ぶ宮殿であるらしい。
ルシファーは本来、雷を操り、天より隕石を降らせることすら出来たと言われることから、パンデモニュウムが纏う黒雲と雷はルシファーの力であると考えられる。
その後、四百余年前、古き神々が世界に溶け込んだその日、その時まで、彼らは地獄という苦痛の世界に封じられていたが、至高神の旅立ちと共にその封印は解かれ、人間世界に降り立ったと言われている。
本来は世界に還ってもおかしくないほどの古き神であるが、地獄に封じられていたためにその期を逃したものと思われる。
年齢は不詳だが、ルシファーは他世界の主神であるゼウスに力を与えたとされており、その年齢は計り知れない。
容姿は、美青年のそれで、物静かな雰囲気と同じく、静かに語り、静かに佇む。
普段から王座を離れることはなく、治世は七人の副王に指示を出す形で行っているらしい。
普段から王座を離れることはなく、治世は七人の副王に指示を出す形で行っているらしい。
本人曰くサトリとは仲の良い友人であるらしく、サトリについては、人の身でありながら、神の威光に気おされることなく、姿形に惑わされることもなく、他の在り様と本質を見抜く力は尊敬に値する。と語ったとか。
ただ、最近は、サトリが尋ねてくる度に、甘い菓子を作って現れることから、自分は甘党と思われているのではないか、だとしたら勘違いなのだが、という正直どうでもいいことを言い出すべきか考えあぐねているらしい。
ただ、最近は、サトリが尋ねてくる度に、甘い菓子を作って現れることから、自分は甘党と思われているのではないか、だとしたら勘違いなのだが、という正直どうでもいいことを言い出すべきか考えあぐねているらしい。

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