解説
ver2.1において追加された豊臣時代の池田恒興の計略、剣抜弩張をメインにしたデッキ
士気が軽いことと日輪消費時の比較的高い効果を活かして敵の足並みを崩し、大筒戦に持ち込む。
ver2.1初期においては使用率が奮わなかったが、ver2.11において計略が上方修正された結果使用率ランキング上位に浮上した。
キーカード
豊臣038 | SR池田恒興 | 2.5 | 鉄砲隊 | 8/5 | 制気柵 | 剣抜弩張? | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がり、射撃時の攻撃回数が増える。 3消費:射撃時の攻撃間隔が短くなり、弾数の回復速度が上がる |
織田家時代から統率+3に加え、自身の兵種によく噛み合った制圧と防柵を持つに至った。
とはいえ、気合持ちであることを差し引いても武力と統率のバランスは抑え目である。
効果時間は約6cで、効果は以下の通り。
日輪0 | 武力+1、射撃回数+3 |
日輪1 | 武力+2、射撃回数+4 |
日輪2 | 武力+4、射撃回数+5 |
日輪3 | 武力+5、射撃回数+6 |
日輪3の大絢爛ではこれに加え、射撃間隔短縮・リロード時間半減(約2秒)の効果が付加される。
必要士気が4であるため他デッキのサブ計略や日輪貯めとしての使用も考えられるが、その分上昇値等はそれ相応の効果でしかなく
対複数を相手にする際に重要な貫通や複数ロックといった効果は持たない。
メインとして運用していくなら、家宝その他でのサポートが必要になる場面もあるだろう。
候補カード
鉄砲隊である池田恒興をサポートする槍足軽、池田では対処できない島津・本願寺といった鉄砲勢力及び伊達家に加えて
(特に速度上昇や兵力回復を伴う)大型計略に対する裏の手といった観点から選択するのが妥当であろう。
豊臣家の采配・陣形との折衷はコスト及び兵種バランスの観点から歪になりがちなのであまりお勧めできない。
通例どおり筆頭に載せたが、剣抜弩張の必要士気が4と軽いため必ずしも必要としない。
士気4の日輪計略達は度重なる下方修正の結果、上昇値は最低限の値を維持しているが効果時間が短めとなっている点は注意。
豊臣006 | UC宇喜多秀家 | 1.5 | 槍 | 5/5 | 豊 | 日輪の大車輪 | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力と槍の長さが上がり、一定時間ごとに全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
豊臣012 | R加藤清正 | 1.5 | 槍 | 6/5 | 日輪の猛勇 | 4 | 【日輪:三段階強化】武力が上がる。3消費:さらに移動速度が上がる | |
豊臣014 | UC亀井茲矩 | 1.5 | 槍 | 6/2 | 柵 | 日輪の構え | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がる。 3消費:さらに兵力が回復する |
豊臣003 | UC池田輝政 | 2 | 軽騎馬 | 8/5 | 豊 | 日輪の構え | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がる。 3消費:さらに兵力が回復する |
豊臣019 | UC黒田長政 | 1.5 | 軽騎馬 | 5/6 | 制 | 日輪の突撃術 | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力と移動速度と突撃ダメージが上がり、タッチによる突撃が可能になる。 |
豊臣033 | UC堀尾吉晴 | 1.5 | 弓 | 6/2 | 気 豊 | 日輪の構え | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がる。 3消費:さらに兵力が回復する |
黒田長政は短時間だが移動速度が上がりタッチ突撃を可能とする騎馬強化計略を持つため、鉄砲主体の相手に対する裏の手としても良い。
また、制圧持ちの軽騎馬というスペックは自軍の大筒はもちろん敵の大筒を妨害するのにも役立つ
豊臣040 | R後藤又兵衛 | 2.0 | 槍足軽 | 7/5 | 魅 | 来光の槍術 | 3 | 武力と槍撃ダメージが上がる。効果終了時に日輪ゲージが増加する。 |
豊臣044 | C長束正家 | 1.5 | 軽騎馬隊 | 4/6 | 伏 | 珠算式滑走術? | 3 | 移動速度が上がり、タッチ突撃ができるようになる。効果終了時に日輪ゲージが増加する。 |
各種上昇値は低いが効果終了後に日輪が貯まる来光計略持ち。
生駒親正の日輪の構えはパフォーマンスを出すために序盤からの長時間に渡り日輪計略の使用を制限する必要があるため
大筒戦を主体とするこのデッキとは相性が悪いと思われる。
後藤又兵衛は槍足軽故に戦場に取り残されやすく、長束正家は迎撃のリスクがある。慎重に運用しよう。
長束正家を採用する場合、裏の手としての騎馬隊と競合する可能性があるが計略や立ち回りなど他で対処できるなら問題ない。
豊臣047 | R森長可 | 2.0 | 軽騎馬隊 | 9/2 | 鬼の狂騒? | 5 | 武力と移動速度が上がり、日輪ゲージが増加する。さらに敵を撤退させるたびに日輪ゲージが増加する。 | |
豊臣048 | R山内一豊 | 1.5 | 槍足軽 | 5/4 | 制豊 | 立身への道? | 4 | 武力が上がり、日輪ゲージが増加する。さらに敵を撤退させるたびに日輪ゲージが増加する。 |
計略発動後日輪を増加させ効果中であれば敵を撤退させるたびに更に日輪を増加させる。
森長可の鬼の狂騒は速度上昇を伴うとはいえ、単体では武力11にしかならず士気5計略としては厳しいが自身が2コストとしては破格の武力を持つ。
山内一豊の立身への道は士気の割に効果時間に優れるが瞬発力は無い。
豊臣023 | R藤堂高虎 | 2 | 槍 | 6/9 | 城 豊 | 日輪の山津波 | 6 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】敵に土砂によるダメージを与える。ダメージはお互いの統率力で上下する。 |
豊臣026 | SRねね | 1.5 | 槍 | 4/7 | 魅 豊 | 慈母の恵愛 | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】撤退している豊臣家の最も武力の高い味方を復活させる。 3消費:さらに復活した部隊の武力と統率力が上がり、兵力が上限を超えて回復する。 |
豊臣030 | R細川忠興 | 2 | 槍 | 7/7 | 伏 | 日輪の呪縛術 | 5 | 【日輪:3段階強化】敵の移動速度を下げる。 |
SS075 | SS大谷吉継 | 2.0 | 槍足軽 | 7/6 | 気 | ただこれも仁 | 4 | 【日輪】武力と統率力が上がり、兵力が下がる。3消費:さらに効果終了時に兵力が回復する。 |
EX022 | EXねね | 1.5 | 槍 | 5/4 | 魅 豊 | 誰かが望む私 | 5 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】範囲内の最も武力の低い敵と、自身の武力が等しくなる。 1消費:さらに統率力が等しくなる 2消費:さらに速度が等しくなる 3消費:さらに兵力が最大兵力を越えて回復する |
豊臣007 | R大谷吉継 | 1.5 | 軽騎馬 | 4/8 | 柵 豊 | 日輪の謀術 | 5 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】敵の武力を下げる。 3消費:さらに敵の計略を使用できなくする |
SS059 | SS甲斐姫 | 1.5 | 軽騎馬 | 6/3 | 魅 豊 | ゴメンっっっ! | 5 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力と移動速度が上がり、突撃を当てた敵を吹き飛ばせるようになる。 3消費:さらに突撃オーラ中と突撃中の武力によるダメージを軽減する。 |
豊臣042 | UC豊臣秀次 | 1.5 | 弓足軽 | 5/4 | 柵豊 | 殺生関白の威令? | 4 | 範囲内の最も武力の高い豊臣家の味方の武力と移動速度が上がり、日輪ゲージが増加する。 ただし統率力が下がり、効果中は日輪ゲージが徐々に減るようになり、0になると対象の部隊は撤退する。 |
SS076 | BSS九鬼嘉隆 | 1.5 | 弓足軽 | 6/3 | 焙 | 爆撃鉄甲船 | 4 | 【日輪】焙烙玉の残弾数が回復し、統率力が上がる。さらに焙烙玉の範囲が広がり、ダメージが上がる。 3消費:さらに焙烙玉の弾数の回復速度が上がる |
妨害・ダメージ計略は敵の散開を誘い、キーカードや低武力のパーツを狙いやすくする。特に必要士気及び自身の兵種・スペックも邪魔にならない細川忠興は採用しやすい。
藤堂高虎も士気6とダメージ計略としては軽めの士気で、山津波の範囲は高めのラインで敵を迎え撃つこのデッキのスタイルとも噛み合う。
また、SS甲斐姫、黒田長政及び豊臣秀次は池田に日輪を割けない場合の裏の手とできる。
自身強化・投げ強化系計略は池田不在時に張り付かれてしまったり、筒を止められそうな際の窮余の一助として。
豊臣013 | UC加藤嘉明 | 2 | 槍 | 7/4 | 柵 豊 | 七本槍・剛槍 | 3 | 【七本槍】武力と槍撃ダメージが上がる。 |
豊臣028 | C平野長泰 | 1.5 | 槍 | 5/4 | 柵 豊 | 七本槍・奮攻 | 3 | 【七本槍】武力が上がり、兵力が徐々に回復する。 |
豊臣029 | R福島正則 | 2 | 槍 | 8/3 | 豊 | 七本槍・飛天 | 3 | 【七本槍】武力と移動速度が上がる。 |
豊臣022 | C田中吉政 | 1 | 槍 | 2/5 | 伏 豊 | 正兵の構え | 4 | 武力と統率力が上がる。 |
豊臣家の2コスト1.5コストは層が厚く、中でも七本槍の面々は高武力かつ豊国や防柵など特技も優秀。
全体強化デッキではないためサブ計略や日輪貯め要員よりも優先度は落ちるが、それぞれを決定した後まだコストの余裕があればこの辺りから選ぶのが無難だろう。
豊臣024 | SR豊臣秀長 | 1.5 | 弓 | 4/9 | 魅 豊 | 神慮の逆計 | 3 | 【逆計】敵の武力と統率力と移動速度を下げる。 |
豊臣036 | Rまつ | 1 | 弓 | 1/5 | 魅 豊 | 消失の逆計 | 4 | 【逆計】対象の敵にかかっている計略の効果を消す。 |
豊臣045 | UC前田玄以 | 1.0 | 弓足軽 | 2/6 | 伏 | 潜考の逆計? | 2 | 【逆計】対象の敵の武力を下げる。さらに日輪ゲージが増加する。 |
豊臣046 | C増田長盛 | 1.5 | 槍足軽 | 5/6 | 伏 | 名奉行の逆計? | 2 | 【逆計】対象の敵の移動速度を下げる。さらに日輪ゲージが増加する。 |
EX030 | EX石田三成 | 2.0 | 鉄砲隊 | 7/9 | 制 | 謀殺の逆計? | 3 | 【逆計】対象の敵の兵力を徐々に減らす。その効果は城に入ることで消滅する。 |
陣形や超絶強化に対してプレッシャーとなる逆計持ち。先打ちを誘って逃げたり、使用そのものを躊躇わせることが出来る。
とはいえ、ver2.1現在では優秀な采配・投げ計略も多く過信はできない。
また逆計が機能しない場合、コスト比武力が低かったりそれ以前に範囲が使いづらかったりと構成上のお荷物にもなりかねないため
採用するなら明確な運用方針を持っておきたい。
+ | ※補足:BSS黒田官兵衛について |
候補家宝
敵の足並みを崩す為に、主効果武力、副効果で鉄砲射程upなどといった装備効果があると頼もしい。
奥義効果は鉄砲超絶強化の御多分に漏れず、単体武力上昇の刀や敵を足止めする術書が良いだろう。
もちろん相手によっては裏の手としての軽騎馬や壁役を強化するのもアリ。
デッキサンプル(9コスト)
№ | 勢力 | 武将名 | コスト | 兵種 | 武/統 | 特技 | 計略名 | 士気 | 計略効果 |
豊臣038 | 豊臣 | SR池田恒興 | 2.5 | 鉄砲隊 | 8/5 | 制気柵 | 剣抜弩張? | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がり、射撃時の攻撃回数が増える。 3消費:射撃時の攻撃間隔が短くなり、弾数の回復速度が上がる |
SS075 | 豊臣 | SS大谷吉継 | 2.0 | 槍足軽 | 7/6 | 気 | ただこれも仁 | 4 | 【日輪】武力と統率力が上がり、兵力が下がる。3消費:さらに効果終了時に兵力が回復する。 |
EX022 | 豊臣 | EXねね | 1.5 | 槍 | 5/4 | 魅 豊 | 誰かが望む私 | 5 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】範囲内の最も武力の低い敵と、自身の武力が等しくなる。 1消費:さらに統率力が等しくなる 2消費:さらに速度が等しくなる 3消費:さらに兵力が最大兵力を越えて回復する |
豊臣006 | 豊臣 | UC宇喜多秀家 | 1.5 | 槍 | 5/5 | 豊 | 日輪の大車輪 | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力と槍の長さが上がり、一定時間ごとに全方向に槍の無敵攻撃を行う。 |
SS059 | 豊臣 | SS甲斐姫 | 1.5 | 軽騎馬 | 6/3 | 魅 豊 | ゴメンっっっ! | 5 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力と移動速度が上がり、突撃を当てた敵を吹き飛ばせるようになる。 3消費:さらに突撃オーラ中と突撃中の武力によるダメージを軽減する。 |
総武力31 | 総統率力23 | 槍3騎1鉄1 | 制1気2柵1魅2豊3 | ||||||
7/31の頂上対決にて♂~魚~♂君主が使用した形。 |
№ | 勢力 | 武将名 | コスト | 兵種 | 武/統 | 特技 | 計略名 | 士気 | 計略効果 |
豊臣038 | 豊臣 | SR池田恒興 | 2.5 | 鉄砲隊 | 8/5 | 制気柵 | 剣抜弩張? | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がり、射撃時の攻撃回数が増える。 3消費:射撃時の攻撃間隔が短くなり、弾数の回復速度が上がる |
豊臣030 | 豊臣 | R細川忠興 | 2 | 槍 | 7/7 | 伏 | 日輪の呪縛術 | 5 | 【日輪:3段階強化】敵の移動速度を下げる。 |
豊臣012 | 豊臣 | R加藤清正 | 1.5 | 槍 | 6/5 | 日輪の猛勇 | 4 | 【日輪:三段階強化】武力が上がる。3消費:さらに移動速度が上がる | |
豊臣019 | 豊臣 | UC黒田長政 | 1.5 | 軽騎馬 | 5/6 | 制 | 日輪の突撃術 | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力と移動速度と突撃ダメージが上がり、タッチによる突撃が可能になる。 |
豊臣033 | 豊臣 | UC堀尾吉晴 | 1.5 | 弓 | 6/2 | 気 豊 | 日輪の構え | 4 | 【日輪:3段階強化/発動後増加】武力が上がる。 3消費:さらに兵力が回復する |
総武力32 | 総統率力25 | 槍2騎1鉄1弓1 | 制2伏1気2柵1豊1 | ||||||
素武力を重視し、裏の手として騎馬強化と呪縛を採用した形。 |
このデッキの基本運用
基本的にはその軽い士気と豊臣の高スペックを活かして高いラインで敵の足並みを崩し、或いは先打ちを誘って逃げ士気差及び大筒により
城ゲージ差を奪っていくというスタイルとなる。台詞通り最前線でこき使ってやろう。
しかしながら、ver2.1では姫若子の変貌など使い勝手の良い速度上昇采配や広大な範囲を誇り先打ちも可能な共栄の采配など優秀な全体強化
がひしめいている。また、計略時間も決して長くはなく射撃中は長時間拘束されるので外した場合のロスも大きい。
きっちりと重要目標を狙い、徹底して足並みを崩していかなければ一瞬でリードを奪い返されかねないという意識で臨むべきだろう。
このデッキへの対抗策
剣抜弩張は士気が軽いため、打たれるたびに計略で対処していては士気差をつけられる恐れがある。またオーソドックスな効果であるため
計略上の明確なデメリットも存在しない。
反面、再三述べている通り士気が軽い分貫通や複数ロックといったものを持たないためメインとするには効果が控えめである。
全体強化デッキならば部隊や兵力を温存し十分なラインで全体強化を決めることが出来れば必要以上に恐るべき相手ではない。
また、日輪システムの関係上大絢爛 剣抜弩張はそう簡単に連発できない。2度3度と敵城に迫ることが出来れば付け入る隙も生まれるだろう。
或いは、速度上昇や兵力回復付の奥義を組み合わせ終盤に無理やりラインを上げるという手もある。
とはいえ、当然相手も全力でこちらの侵攻を阻止してくる。しっかりと池田をマークし射撃を避けるor射撃を中断する、被弾を避けられない
状況では他部隊を割り込ませてダメージを分散するといった基本的な対処を、超絶強化デッキならば池田の射程から外れるよう逆or両サイド
に端攻めを走らせるなど被害を最小限に留めこちらが主導権を握っていくことが重要である。
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