ガンマイザー

【名前】 ガンマイザー
【読み方】 がんまいざー
【登場作品】 仮面ライダーゴースト
【所属】 ガヌマ
【分類】 敵怪人
【名前の由来】 眼魔+皇帝(独:kaiser)orアクマイザー3?

【詳細】

イーディスが創りだした眼魔の世界に存在する守り神。

万物の創造を可能にするグレートアイと呼ばれる存在に迂闊に手を出せないよう守護する防衛システム。

英雄眼魂と同じ様々な属性の力を持ち、「」、「重力」、「」、「」、「」と「磁力」の融合形態、「」、「」、「」、「」、「ハンマー」「槍」のガンマイザーが確認されている。

祈りの間に存在する15のモノリスの正体であり、アドニスと共にグレートアイの力で眼魂と眼魔のシステムを構築したイーディスが防衛システムとして開発した。
万物の創造を可能にするグレートアイの守りを任されるに当たり、高い戦闘能力と再生能力、自己進化能力を与えられ意思を持ち対話も可能であるが、かつてはアドニスと言葉のやり取りを行っていたものの、理由は不明ながら現在では彼の呼び掛けに応えなくなった模様。

普段は待機状態である石版(モノリス)として「祈りの間」と呼ばれるに浮遊しているが、グレートアイに何者かが干渉しようとした場合、
もしくは眼魔の世界に何かしらの脅威が現れた場合それを排除するために起動する。

その思考は極めて機械的であり、人間の姿をコピーしその姿で行動も可能だがその行動に感情は一切含まれない。
普段はアドニスを殺し新たな大帝として君臨したアデルをコピーした姿、声を発するがそれ以前は女性の声だった。
声のモデルは不明。

元々は上述の通りイーディスとアドニスが眼魔の世界のシステムを作った後、根源の力に誰も手出しができぬよう防衛装置として作ったもの。
だが長い年月を経る内に、生命維持装置で管理しているはずの肉体が消滅するなど徐々に世界のシステムにほころびが生じ始めたため、イーディスは再びグレートアイの力を持って世界の修復をしようと試みるも、
自ら作り上げたガンマイザーに阻まれてしまったため、人間の世界に侵攻することになった。
開発者であるイーディスさえ寄せ付けなかった理由は不明だが、世界にほころびに対してもガンマイザーは動くことはなかった。

ガンマイザーはあらゆる願いを叶えるグレートアイを守護する存在であるため、カノンを生き返らせるというタケルの願いは一度こそ叶えられたものの、二度目に願いを叶えようとしたタケルを、出現した目の紋章を通して攻撃し妨害した。
そのためガンマイザーをすべて倒さないかぎりグレートアイへの干渉は不可能な状態になっている。
一度でも願いを叶えられた理由は不明。ゴーストドライバーも元はと言えばイーディスが開発したため、一度は抜け道があったということだろうか?

なおグレイトフル魂に変身するためのアイコンドライバーGは元々イーディスが、祈りの間の代わりとして"力の根源"にアクセスするために作ったものであるとされ、
彼いわく「失敗」として、15の英雄の魂が一体化することでゴーストの強化変身に使われたが、アクセス機能は未だに生きているらしく、グレイトフル魂に変身したゴーストに干渉して彼の動きを封じ込めた。
イーディスは「あんな能力ではないはずだった」と口にしているが…?
またスペクターが強化変身に用いるディープスペクターゴースト眼魂はガンマイザーの力の一部を借り受け絶大なパワーを生み出すものであり、グレートアイとは関わりがないものの、ガンマイザーとパスがつながってるためか、グレイトフル魂同様変身した状態でガンマイザーの妨害を受けるシーンがある。
Cマコトもガンマイザー・クライメットが全てのガンマイザーの力の一部を凝縮することで新たなディープスペクターゴースト眼魂を作り出し、ディープスペクターへの変身に用いた。

作中の中盤、アデルに語りかけ彼に助力をし始めたが、それを察知した仙人は「ガンマイザーが発動しおった」と驚愕しており、動いたという生物的な表現ではなく、発動したというシステムであるかのような発言をしていた。
彼もまた何らかの事情を知ってるものと思われたが、後に仙人がイーディス本人であることが判明したため上記の発言もうなずけるものである。

第32話では、英雄の眼魂は仙人の協力を得た天空寺龍らがガンマイザーに対抗するために創りだしたものであることが判明した。
そのため各ガンマイザーには対応する英雄が存在する(対応する英雄は余談にて)。

ダントンのような者がグレートアイに繋がらないようにアドニスの指示でイーディスが作り出した守護システム。
アドニス以外の人間がグレートアイに接触できないようにするものだったが、眼魂システムのバグが見つかったことでその発案者でもあったイーディスはアドニスに知られること無くそのバグの排除をグレートアイに願おうとしたが、前述したシステムであるため自身が作り出したガンマイザーに阻まれてしまう。
なおも試行錯誤しているうちに、ガンマイザーのシステムを書き換えようとした結果、逆にその防衛システムはより強固なものとなってしまいついにはイーディスの手に負えない存在になってしまった。またお前か。

天空寺龍と交流を持ったことで地球における15人の英雄の力を集めればその障壁を排除できるかもしれないと考えたイーディスは、英雄のゴースト眼魂を集める計画を密かに開始。
西園寺主税が天空寺龍に対する嫉妬から眼魔世界と繋がったうえで裏切り、龍が殺害されてしまうも、その子である天空寺タケルが刀眼魔の手にかかって死亡しゴーストとなったことを利用する形で仙人を名乗って接触。
タケルが蘇るためとしてゴースト眼魂を集めるように指示を出したものの、実はその時点でタケルの肉体は仮死状態であり彼の魂を眼魂に移し、肉体の方はイーディスが保管していたため実際には期日中に眼魂を集めきれずとも復活させることは可能だった。
しかし闘魂ブーストゴースト眼魂を入手する流れでイーディスの管理から離れてしまい、さらには肉体もアルゴスに奪われてしまったことからもはや流れに任せるしか無かくなってしまったのだった。

【余談】

一部の雑誌で現時点で怪人態未登場の個体を含め、以下の様に全15体のガンマイザーの名前と対応する色(英雄眼魂?)があるといい、対応は以下の通り。


最終更新:2024年06月16日 02:08