【名前】 |
ダントン |
【読み方】 |
だんとん |
【声/俳優】 |
ジェームズ小野田 |
【登場作品】 |
ゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター |
【分類】 |
人間 |
【関連項目】 |
エヴォリュード |
【詳細】
ゴーストRE:BIRTHに登場する男性。
元々は
アドニス、
イーディス同様紀元前三世紀ごろの日本で暮らしていた古代人。
グレートアイと接触したことで今の眼魔の世界となる異なる惑星へと移住した後、そこに残されたデータベースを利用して硬度な知識を得て研究者として多くの技術を実用化してきた。
彼とイーディスの研究は眼魔の世界を近代化させ生活水準は大きく引き上げられることになるも、それに反して空が赤く染まり人々は病に苦しむことになってしまう。
赤死病と呼ばれるようになるその病気はアドニスの
妻と
長男をも喪わせ、大帝は「人の死なない世界を創りたい」と願うようになる。
これを聞いたイーディスとダントンら研究者たちはそれぞれ死を克服する技術の開発を開始。
ダントンは人体の強化改造を行うことで環境適応させる計画を行うも、その過程で多くの犠牲を出してしまい研究の打ち切りを命令されるも、助手であったゴーダイに支えられ研究は継続される。
しかし結局はイーディスが開発した
眼魂システムが採用されるも、ダントンはその後も研究を続けていき
アデルの協力もあって眼魂システムで休眠状態の自身の本体を利用し、数百年もの長きにわたり研究と改造を繰り返した結果、
エヴォリュードという人間を超えた強靭な肉体とそれに伴う身体能力を実現した。
エヴォリュードは老化しない不死身の体を持ち、ダントンはこの強化改造と並行して人工生命体の研究を行っており、「完璧な人間」としての命を生み出す研究もまた失敗が続出していたが、その果に誕生したのは「リヨン」と「ミオン」と名付けられた奇跡の子達だった。
そしてダントンは研究成果を応用し、自身の血液と細胞を利用したリアクターを開発。
これを埋め込むことでかつては多くの犠牲を払った肉体の強化改造をより多くの人間に対し行えるようになり、病気の女性から託され娘として引き取った
クロエや、助手であるゴーダイなど多くの人々がリアクターによる改造を受けたという。
その頃には眼魂システムに不満を抱える民が増えて代わりにダントンの肉体改造を指示する層が集まり一大勢力となっていた。
そしてアドニス側の眼魂システムの支持者達との衝突を繰り返し、その果にガンマ百年戦争と呼ばれる大規模な戦争が引き起こされることになる。
その戦争はイーディスが開発したリアクターバスターによりリアクターを埋め込んでいた人々の肉体強化は無効化されてしまったことでダントン側が敗北。
さらにゴーダイがリヨンとミオンを連れ去ってしまい、負傷した
クロエを休眠させダントンはグレートアイに接触を試みるも失敗。
牢獄に閉じ込められ宇宙空間へと追放されてしまった。
これらの経緯は小説版などで語られたことであり、
アドニスが死に
グレートアイが地球から去った後、ダントンが閉じ込められた牢獄に隕石が当たったことで眼魔の惑星に舞い戻り、ゴーストRE:BIRTHの物語へ繋がることとなる。
【余談】
ダントンを演じたのは米米CLUBのヴォーカルを務めるジェームズ小野田氏。
舞台俳優や声優としても活動しており、特撮作品には初参加となる。
最終更新:2025年05月01日 00:56