ストロングスマッシュハザード

【名前】 ストロングスマッシュハザード
【読み方】 すとろんぐすまっしゅはざーど
【声/俳優】 古村比呂
【登場作品】 仮面ライダービルド
【登場話】 第8話「メモリーが語りはじめる」
【分類】 スマッシュ
【特色/力】 格闘攻撃
【変身者】 葛城京香(第8話)
東都の治安維持部隊隊員(第15話)
不明(第17話)
【モチーフ】 ゴリラ?、岩石を握る手?

【詳細】

第1話似登場したストロングスマッシュの強化体。

葛城巧の母親、葛城京花が変化したスマッシュで、ナイトローグの正体、及び本拠地の情報を彼女の記憶から消すためにネビュラガスを摂取させた。

かつてのストロングスマッシュから装甲の強度がさらに高められ、格闘攻撃の威力が上昇している。
この強化に関して被験者のハザードレベルが関連しているとされるが詳細は不明。ストロングスマッシュにされた志水恭一に比べ彼女のハザードレベルが上だったのだろうか。

後に東映公式サイトにて「○○スマッシュハザード」と呼ばれるスマッシュの強化個体についてハザードトリガーの使用が示唆されており、改造された時点でハザードトリガーによるハザードレベルの急激な上昇が行われた可能性が高い。
ハザードスマッシュに比べて変身を解除しても肉体が消滅しなかった辺り、東都のスマッシュの性能の低さが垣間見える。
逆に考えれば、京花の肉体が消滅してしまう危険性もあったと考えられ、記憶どころの話では済まない可能性もあったと思われる。

工事現場で暴れていたところを駆けつけた戦兎と龍我は、戦兎が工事作業員を逃している間に、「前に見たことがある」とドリルクラッシャーを片手に向かっていくが、
パワーアップした格闘攻撃に圧倒されてしまう。
そこで戦兎はアイススマッシュから採取した「消防車フルボトル」と「ハリネズミフルボトル」を組み合わせたベストマッチ、ファイヤーヘッジホッグフォームに変身。
新たなベストマッチフォームは火炎放射と放水、棘による攻撃でスマッシュを圧倒し、ボルテックフィニッシュを受け行動不能に陥った。

直後に成分を抜かれ元の姿に戻るが、京花は氷室らと会った記憶を失っていた。

このスマッシュから採取された成分は浄化後「ロックフルボトル」となり、龍我の持つドラゴンフルボトルとのベストマッチすることになる。

第15話ではナイトローグがデビルスチームにより同行させていた東都の治安維持部隊の人間を変身させる形で再登場。
ストレッチスマッシュハザードと共に仮面ライダーと戦うが、クローズの必殺技によりあっさり撃破された。

さらに第17話にて町中に突然現れ暴れだした別個体が出現。
居合わせた龍我はクローズに変身しようとするも、同じくその場にいた猿渡一海が生身で撃破(一応フルボトルを所持している)した。
浄化される、もしくは生身に戻れたかは不明。

【余談】

スーツはストロングスマッシュのリペイント。
上半身のパーツはストロングクローンスマッシュに流用された。

このスマッシュにされた葛城京花は葛城巧の母親であるが、それはつまり戦兎の母親でもある。
彼女が作った卵焼きを口にして戦兎が涙するシーンは彼の正体にまつわる伏線であった。

実の母親が怪人化するというシチュエーションは平成ライダーでもあまり見られない。
幸いバーンスマッシュのようにネビュラガスに耐えきれず肉体が消滅…という重い展開までは行かなかったが、女性がスマッシュにされた例は他にもオウルロストスマッシュが存在する。

最終更新:2019年10月06日 01:29