シミー

【名前】 シミー
【読み方】 しみー
【声】 不明
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【初登場話】 第1章「はじめに、炎の剣士あり。」
【分類】 メギド
アルターライドブック なし
【ジャンル】 なし
【特色/力】 捕食行動/破壊衝動
【モチーフ】 紙魚
【名前の由来】 染み、紙魚

【詳細】

メギドに使役される尖兵。

首周りに朽ちた書物を思わせる布を巻いた鉄仮面の兵士のような姿をし、「ロット」と呼ばれる銃剣を駆使して戦う。
ワンダーライドブックが発するエネルギーを本能的に求める性質を持ち、集団で相手に襲いかかる。

第1章の回想に登場し、実際に出現して戦闘を行ったのは第2章が初となるが、その後の登場はほとんどない。

劇場短編では開放された破滅の本から夥しい数のシミーが溢れ出し、ゴーレムメギドなどの復活したメギド達と共に世界を滅ぼそうとした。
しかし、世界の均衡を守る聖剣に選ばれし剣士達の活躍によって殲滅された。

本編中の出番はあまり多くないのだが、終盤では破滅の塔から溢れ出した莫大な数のシミーが出現した。

それは目に見える形での…「世界の終焉」そのものであった。

【余談】

デザインは紙魚がモチーフである。

頭部形状が紙魚の全体図を象ったものとなっており、顔面の紙魚を思わせる部分が銀色なのは紙魚の英語表記「シルバーフィッシュ」が由来と思われる。

名前は本の染みと紙魚をかけたものであり、武器のロットは「朽ちる」を意味する「rot」が由来すると思われる。
尚、ロットの形状は仮面ライダーダークドライブの武器「ブレードガンナー」によく似た構造となっている。

装動セイバーシリーズで立体物が一般発売されるが、企画担当者は「戦闘員としてもっと出番が増える」と考えていたらしい。
劇場短編を除き、ほとんど登場していないのはコロナ禍における撮影の制約によるものと思われる(「撮影に係る人数を減らす」という形)。

紙魚をモチーフはした怪人は非常に珍しく、『天装戦隊ゴセイジャー』の人魚のジョ言以来の登場となる。

最終更新:2022年10月06日 03:19