ゴーレムメギド

【名前】 ゴーレムメギド
【読み方】 ごーれむめぎど
【声優】 白熊寛嗣
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【登場話】 第1章「はじめに、炎の剣士あり。」
第3章「父であり、剣士。」
第21章「最高に輝け、 全身全色(フルカラー)。」
【分類】 メギド
アルターライドブック 岩石王ゴーレムアルターライドブック
【ジャンル】 幻獣
【特色/力】 岩石や土の操作
【モチーフ】 ゴーレム、ろくろ?

【詳細】

レジエルが「岩石王ゴーレム」のアルターライドブックから生み出した幻獣ジャンルのメギド怪人。

うつろな表情をした素体のメギドがゴーレム、というより土に纏わる逸話を鎧として装着したような姿をしている。

岩石や土を自在に操る能力と、頭部にくっついた2つの手を遠隔操作して戦う。
周囲の瓦礫を吸収することで巨大化することも可能。

ブランク状態のアルターライドブックを街中に出現させ、現実世界を切り取る形で異世界へと飛ばした先に出現。
切り取られた世界に巻き込まれた神山飛羽真は「普通のホモサピエンスには抜けない」はずの聖剣を抜き放ち、
現れた聖剣ソードライバーを装着して仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴンへと変身。

その素早くも力強い剣戟に圧倒され、周囲の瓦礫を吸収して巨大化するも、
身体が大きくなったことで小回りが効かなくなり、セイバーの火炎十字斬に切り刻まれ爆散した。

第3章で再び登場。現実世界をワンダーワールドへ書き換えていた。
しかし仮面ライダーバスターに一撃の元粉砕され撃破される。

その後第21章にて再登場。サンショウウオメギド(ハンザキメギド)アヒルメギドと共にカリュブディス誕生の礎となった。

【余談】

メギドと呼ばれる本の魔人の第1号。幻獣ジャンルのメギド第1号でもある。

ゴーレムとはファンタジー作品には欠かせない動き出した土の巨人のイメージだが、
ゴーレムメギドは頭部がろくろを回して陶芸を行っている場面を切り取ったようなデザインで一風変わった姿をしている。
土を練り上げてゴーレムを作り上げている途中のイメージからなのかもしれないが、頭に添えられた両手は何かに悩んで頭を抱えた人をイメージさせる。

……締切、執筆に行き詰まった作家?

公式サイトの個別ページで姿をよく見てみると、額?の部分になにか文字らしきものが書かれているのがわかる。
恐らくゴーレム伝説における「emeth」の文字だろう。

「岩石王ゴーレム」というタイトルはどことなく「巌窟王」を思わせるものだが、他のメギドの怪人達も同様に既存の物語のパロディタイトルとなっている模様。
東映公式サイトの第7章エピソード紹介によれば、各メギドは自分のアルターライドブックの文章を現実世界に書き写すことで侵食し、物語を書き写し終えることでその空間を支配することが可能になるという。
そうやって少しずつワンダーワールドを侵食していくのが目的であるため、メギド達は自分達のアルターライドブックの文章通りの行動を取るとされている。

岩石王ゴーレムという作品は、建物を壊して瓦礫を集め自分を岩石王へと成長させる内容であるといい、劇中でゴーレムメギドが人間よりも建物を集中して破壊していたのはこのためだろう。

最終更新:2024年06月18日 03:11