【用語名】 |
破滅の本 |
【読み方】 |
はめつのほん |
【登場作品】 |
劇場短編仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本 |
【詳細】
バハトが封印されていた本でもあり、開くことで
ワンダーワールドや現実世界の破滅を引き起こす。
強烈な吸引で周囲の生物、物体問わず引き寄せる他、夥しい数の
シミーが溢れ出し、
さらには
ゴーレムメギド等、今まで出現したメギドの怪人達までもが現れ暴れだした。
発動した本自体は虚無となった空間の中央に座し、バハトのコントロールは受け付けていない模様。
つまり文字通りの破滅のみをもたらす本であり、
タッセルも危うくこの本に吸い込まれるところだった。
吸い込まれながら本やバハトについて説明しているのは相変わらずだったが。さらっと
ワンダーワールドが消えてしまうと現実世界も消えてしまうと語っている。
ファルシオンとの戦いでセイバーのブレイブドラゴンがこの本に触れたことで新たな力、エモーショナルドラゴンワンダーライドブックが誕生。
ファルシオンがセイバーに敗れると再びバハトはこの本へと封印され、氷に閉ざされた土地にある建物の中に安置された。
そこには同じような本が無数に存在しているようだが後に本編においても同じ場所が登場。
そこは
ソードオブロゴスの二大拠点の一つ、南半球を守護する
サウザンベース。
多くの
禁書と呼ばれるとてつもない力を秘めた書物を封印するための場所であり、
マスターロゴスしか入れない部屋とされている。
つまり劇場短編ラストにて破滅の本を禁書庫で封印したのはマスターロゴスということになるのだが…?
【余談】
バハトがこの本に封印されていた経緯、この本自体の正体、全ては謎に包まれている。
コロナウイルス感染拡大の影響でゼロワン単独劇場版が公開延期になったことを受けて、セイバーの劇場短編が急遽用意されることになったためかと思われる。
劇場短編のラストにてバハトが再び破滅の本に封印され、どこかへと安置されたことで再び復活、ないし本編に登場するのではないかと言われている。
公式側もこの物語は本編に関係してくると言及している。
最後この本が安置された場所は本編にてサウザンベースであることが確定した。
可能性の話だが、
メギド側が
大いなる本の代わりを作り出そうとしているのに対して、ソードオブロゴス側もまた過去失われた大いなる本を復活させようとしているのかもしれない。
破滅の本はその試作品、もしくは失敗作…とも考えられる。
第26章でマスターロゴスは聖剣と
ワンダーライドブックを揃えることで大いなる本の復活を目論んでいることが明かされたため、よりその説であるのが強まった。
最終更新:2021年05月09日 01:10