キックボクシングワルド

「ま、まぁ……。頑張れ、よ~~?」

【名前】 キックボクシングワルド
【読み方】 きっくぼくしんぐわるど
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 ひみつ全開ファイルその2「全界合体!ジュラガオーン!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 キカイノイド
【世界】 キックボクシングトピア?
トジルギア キックボクシングトジルギア?
【名物】 不明
【名産】 不明
【モチーフ】 キックボクサー、ボクシングリング、ゴング

【詳細】

キックボクシングをモチーフにしたワルド怪人。(「キックボクシングトピア」に由来する力か?)。

両手に赤いグローブを填めたボクサースタイルで、頭頂部は格闘リング、額には巨大なゴングを備えている。

能力の全貌は明らかにされていないが、固有技として「複数の相手を小型化して、自分の頭部のリングに捕獲する」という不可思議なミニミニ攻撃を使う。
これについて本人は「自分の頭上で永遠に戦わせ合う」つもりらしいのだが、実質動きが制限された人形になってしまうので見様によっては単なる拘束である。

どこかの小道でシャドーボクシングをしながら、「世界をボコボコにしてやるキックボクシング~~!」と奮起していたが、唐突に真横に現れたゼンカイザーの不意打ちに吹き飛ばされる。
しかし、続けて勢揃いしたゼンカイジャーのうち、果敢に向かってきたゼンカイジュランとゼンカイガオーンの二体を上記の能力で縮小させ、自分の頭部に閉じ込めてしまう(実際には、小型化というより本物のバンダイ製のDX玩具)。

そこで、機転を効かせたゼンカイマジーヌが「インターバル」のプレートを掲げて休憩を強要。
椅子を座らせて労うゼンカイザーとゼンカイブルーンのペースに乗せられ、ブルーンが汗を拭いてる隙にゼンカイザーに冷却用のタオルと入れ替わりで頭部のジュランたちを回収され、そのままそそくさと撤収するゼンカイジャーたちを動揺しながらも見送ってしまう。


『カラフル』に一時撤退した面々はどうするべきか悩んでいたが、セッちゃんの「二人が合体したゼンカイジュラガオーンは巨大ロボだから、その巨大パワーで敵のミニマム攻撃を相殺できるかも?」と提案し、それに従って介人が手動で二人をドッキング。
すると、(『カラフル』店内で)パワーが漲ったゼンカイジュラガオーンが巨大化に成功し、リベンジに出撃。

ところが、街で待ち構えていたのは巨大戦用のダイワルド(ダイキックボクシングワルド?)で、登場早々に「ジュランソード円月クラッシュ」で瞬殺された。

他のワルド怪人の法則性から見れば、クダイテストが同じ能力のダイワルドに変貌するには怪人が死亡した際に露出するトジルギアが必要なので、恐らくこのワルド怪人はどこかで既に撃破されたものと思われる。

ゼンカイジャーたちが倒した描写が省略されたのか、幹部との何らかの仲違いで粛清でもされたのか、真相は明らかになっていない。

因みに、後のテレビ版では名前と姿が似た「ボクシングワルド」なる者も登場したりしている(時系列的には、ゼンカイブルーンがこの時のエピソードで加入するのでこちらが先か?)。

最終更新:2021年04月03日 04:54