「必ず勝利を掴んで見せる!ボクシング!」
【名前】 |
ボクシングワルド |
【読み方】 |
ぼくしんぐわるど |
【声】 |
真木駿一 |
【登場作品】 |
機界戦隊ゼンカイジャー |
【登場話】 |
第4カイ「ブルブルでっかいおせっかい!」 |
【所属】 |
キカイトピア/トジテンド王朝 |
【分類】 |
キカイノイド |
【世界】 |
ボクシングトピア |
【トジルギア】 |
ボクシングトジルギア |
【名産】 |
老若男女無差別級ボクサー |
【名物】 |
マウスピース、ブンナックル |
【モチーフ】 |
ボクシング選手、リング、ゴング、ボクシンググローブ、マウスピース |
【詳細】
クダックに「ボクシングトジルギア」を組み込み、「アイムウィナー!」と誕生したボクシングトピアの力を宿す
ワルド怪人。
ボクサーが被るヘッドギアのような赤を中心に黒いラインの入った顔に、額には戦闘開始を知らせるゴング、頭にはミニチュア化したリングを持つ。
また両腕を鋲入りの「ブンナックル」で武装し、グローブの裾についたブースターによる加速パンチを放つハードパンチャーである。
ボクシング選手らしく口にはしっかりマウスピースを噛んでいる。
組み込まれたボクシングトジルギアが宿すボクシングパワーを悪用することで、額のゴングを鳴らせば老若男女問わずあらゆる人間を即座にハードパンチャーのボクサーとして支配下に置く能力を持つ。
…というよりは、「ゴングが鳴ったら試合に決まってんだろ!」とボクサーになってしまったスーさん(カラフルに来ていた客の老人)が言い放っている辺り、ボクシング(トピア)の常識で人間を染め上げる、もとい洗脳してしまう能力と思われる。
例え結婚式を挙げる男女だろうが、アイドルの握手会だろうが、一度ゴングを聞いてしまえば即座にボクサーとして目覚めてしまい、周りの人間をノックアウトするまで止まらない。
相手が自分と同じくボクサー化していようが、周囲の変化についていけず戸惑う一般市民であろうがお構いなく対戦相手に選ぶため、そういった意味でもたちの悪い能力と言える。
ところで洗脳された人々がはめているボクシンググローブはどこから現れたのだろう…?
第3カイ冒頭でで
イジルデによって作り出されると、即座に人間界で能力を行使し大量のボクサーを発生させ混乱の渦へと変えてしまう。
カラフルを訪れていた客が突如ボクサー化したことでトジテンドの仕業と感づいた介人達が街に向かったところ、結婚式場で事態を眺めていたボクシングワルドを発見。
その場に
クダックに追われるブルーンもやってきたが、介人達は構わずにゼンカイジャーへとチェンジし戦おうとするも、追われているにも関わらず目撃した
センタイギアと
トジルギアの類似性を見抜いたブルーンは、
「好奇心のエンジンがブルンブルンなのです!」と介人を質問攻めにしようとする。
それに戸惑うゼンカイジャー達だったが、ボクシングワルドは「
クダックに追われている=指示を出しているであろう上司が捕縛命令を出している」と解釈し、自らブルーンを捕縛して
トジテンドパレスへと連れ去ろうとした。
担がれたブルーンを助けるためにマジーヌは魔法でバナナの皮を地面に出現させ、それを踏んでしまったことで「キックダウン!」と言いつつボクシングワルドがすっ転んだため、
介人達は落とされたブルーンを全員で担ぎ上げてその場から逃走を図る。
すぐに起き上がったボクシングワルドは追いかけようとするも、現れた
イジルデから捕獲する必要はなく、スクラップにしろと言われたため「トジテンド杯」と称する大会を開催すると宣言し、
洗脳したボクサー達に命令を下しどこかにいるブルーンを始末させようとした。
目論見通りボクサー化した人々に追いかけ回されることになった介人らだったが、逃げ続ける先にボクシングワルドと共に
イジルデが待ち構えていたことで追い詰められてしまう。
チェンジして戦おうとするも、自分の疑問に対して無下にするのではなく丁寧に答え、様々な「答え」を知ったことで世界に対する興味を深め、
逆に狭い世界で完結しているトジテンドへの嫌悪を覚えたブルーンはゼンカイジャーのメンバーに加わることを決意し、30番のスーパー戦隊『
轟轟戦隊ボウケンジャー』の力を宿すセンタイギアを使いゼンカイブルーンへとチェンジを果たす。
ついに5人揃った
機界戦隊ゼンカイジャー。
ボクサー化した人々をマジーヌが魔法でインターバルと称し休憩させ無力化しているうちに、
クダックを減らしていく介人達を射出したブンナックルで不意打ちしようとしたのだが、中央から身体を分割させたブルーンに回避され、
そのまま身体を上下に分けたままのブルーンは浮かせた上半身をコマのように高速で回転させ強烈なパンチを叩き込む。
マウスピースも吹き飛ぶ衝撃に倒れ伏している間に介人は
五星戦隊ダイレンジャーの
センタイギアを発動。
ダイレンロッドを装備したゼンカイジャー5人から袋叩きにされ、ルール違反を咎めるも介人のロッドが股間にヒットし悶え苦しんでいる間にゼンカイフィニッシュバスターが直撃。
その身体は爆散して消滅し、残されたボクシングトジルギアは
イジルデが呼び出した
クダイテストが受け継ぎ、
ダイボクシングワルドが誕生した。
【余談】
パーツのモチーフはボクシングに関するもの。
戦いの場であるリング、戦闘開始を告げるゴング、選手としてのマウスピースとヘッドギアに、両腕はグローブそのもの。
ただそれで戦うためか両腕に装着したブンナックルにはブースターが付属している。
この
ワルドが登場したのは第4カイだが、前週放送の第3カイ終了後動画サイトで公開された「ひみつ全開ファイルその2」には姿がよく似た
キックボクシングワルドが登場している。
スーツはそちらの流用であるが、その2では既にブルーンが合流しているため時系列でいえばボクシングワルド撃破後であると思われる。
個別ページが詳しいが、固有能力自体も全く違う。
最終更新:2024年11月13日 02:29