「俺は金メダリストだ…俺が一番強いんだァー!」
【名前】 |
騎士竜鬼 |
【読み方】 |
きしりゅうき |
【声】 |
狩野絹成 |
【登場作品】 |
暴太郎戦隊ドンブラザーズ |
【登場話】 |
ドン1話「あばたろう」 |
【分類】 |
ヒトツ鬼 |
【憑依された人間】 |
春日誠 |
【欲望】 |
自分が一番強いことを証明する |
【素体】 |
ベニツ鬼 |
【モデル】 |
騎士竜モデル |
【スキン】 |
騎士の甲冑 |
【蟾ィ螟ァ蛹】 |
騎士竜鬼ング |
【ドロップ】 |
リュウソウジャーギア |
【文字化け】 |
鬨主」ォ遶懈姶髫(騎士竜戦隊) |
【むかしむかし…】 |
不明 |
【モチーフ】 |
鬼、騎士、武器、リュウソウレッド? |
【名前の由来】 |
騎士竜戦隊リュウソウジャー+ヒトツ鬼 |
【詳細】
「自分が一番強いことを証明する」という欲望を抱く、卓球の元金メダリストの春日誠から生まれた騎士竜モデルの
ヒトツ鬼。
複数の甲冑を組み合わせることで恐竜の頭部のような形状をしたスキン「騎士の甲冑」を纏った
赤鬼の姿をしている。
兜のバイザーを大きく開き、互い違いに並ぶ無数の赤い瞳を露出させた不気味な姿は抗している。
この複数の目は並外れた動体視力を有し、相手の技をどんどん見切って刃のついた棍棒型の武器、「鬼険棒」を使い
勇猛に戦う。
シソツ鬼を宿し暴走した鬼頭はるかの同級生、吉岡に挑まれ負けてしまった春日は、敗北に対する悔しさとかつては金メダリストだったプライドもあり、
自分の強さを証明したいと考え、その欲望に目をつけた
ソノイによってヒトツ鬼へと変えられてしまった。
本来ヒトツ鬼は脳人らにとって始末対象だが、既にシソツ鬼を仕留めていたソノイは騎士竜鬼を放置して撤退。
突如騒がしくも現れたドンモモタロウに対し
アノーニ達と共に挑みかかる。
しかしドンモモタロウに全く叶わず、ザングラソード・快桃乱麻に一刀両断され爆散した。
【余談】
スーツは
ベニツ鬼を素体としつつ上半身に新規パーツを加えたもので、以降のヒトツ鬼のフォーマットとなっている。
素体は
シソツ鬼が使われることもあるが、数としてはベニツ鬼のほうが多い。
カラーリングとしては戦隊レッドが一番モチーフとするにはメジャーなためか。
パーツの一部は改造され
邪鬼のベースとなった。
モデルやスキンからしてモチーフは
騎士竜戦隊リュウソウジャー、カラーリングはリュウソウレッドからか。
公式サイトで「勇猛に戦う」とあるが、リュウソウレッドの名乗り文句は「勇猛の騎士」でありそれに由来すると思われる。
取り憑かれたのは卓球の金メダリストだが、リュウソウジャーにおいて「卓球」とは、とあるキャラクターにまつわる要素でもある。
視聴者によれば紫色のシソツ鬼は、そのとあるキャラクターへかぶせたカラーリングでは?とも。
リュウソウジャーの基本デザインは恐竜と騎士を組み合わせたマスクが特徴的だが、騎士竜鬼の上半身は甲冑のマスク部分のみを組み合わせたようにも見える他、槍のような武器が突き出ている等攻撃的な姿をしている。
リュウソウジャーへと変身するコウ達
リュウソウ族は、
創造主から星を守るために作られた種族だったが、長い年月の末使命を忘れて闘いに明け暮れるようになってしまったという経緯を持つ。
ドルイドンもまた同じ創造主に作られた種族であり、そちらも結局戦いに明け暮れてリュウソウ族とも敵対する結果となった(リュウソウ族を駆逐するために作られたので間違いではないのだが…)。
強さを証明するために破壊活動を行うこのヒトツ鬼は、騎士道精神を貫いたコウ達リュウソウジャーを皮肉った、あるいは「あり得たかも知れない人類の敵になってしまったIFのリュウソウジャー」とも言えるかもしれない。
騎士のような鎧を身にまといながら、露出しているのは怪物の顔というのは、闘いに明け暮れる蛮族だった彼らリュウソウ族を皮肉った見た目なのかも知れない。
ちなみに初期登場個体ゆえか、公式側も紹介文のフォーマットが決まりきっていなかったらしく「人を超えた◯◯の鬼」という文章が見られない。
今あえてそういったフォーマット文を加えるとしたら、「人を超えた強者の鬼」…とかだろうか。
そういった視点から見ると、強者を探し求める現象のような存在であった
ガイソーグの要素が思い起こされる。
『HOFUKU-ZETTO』のコメントによると、『恐竜』をモチーフにした戦隊は複数存在するため、『騎士』というポイントに重点を置いてデザインしている。胸部に
ハート側の穴が開いてるのは、「ハートが無い」→「ソウルが無い」という『騎士竜戦隊』の裏を付いたメッセージ。
最終更新:2024年10月05日 04:27