カリュブディス・ハーキュリー

【名前】 カリュブディス・ハーキュリー
【読み方】 かりゅぶでぃす・はーきゅりー
【声】 岩崎諒太
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【初登場話】 第41章「二千年、綴られた願い。」
【分類】 メギド
【宿主】 無し
アルターライドブック カリュブディス
【ジャンル】 幻獣/生物/物語
【特色/力】 能力吸収
【モチーフ】 カリュブディス、騎士?、ヘラクレス

【詳細】

デザストの体ごと彼のアルターライドブックの一部を食らってその力を吸収しカリュブディスが強化された姿。

右半身の筋肉が肥大化してカリュブディスの肉体が張り裂けたような痛々しい見た目だが、その剛腕に見合う凄まじいパワーを得ている。
直接的な物理攻撃力はもとより、強化前から得ている能力吸収も健在。
一定以上のダメージを受けようとも本来のアメーバのような状態を介して再生する能力が有り、そこから更にダメージを受け撃破されても他のメギド同様アルターライドブックが失われない限り何度でも蘇る。

デザストの力を食らったことで彼の必殺技であるカラミティストライクをコピーしているが、仮面ライダーファルシオンに変身した状態のデザストを捕食したためか、ファルシオン変身時のカラミティストライクの演出(翼状のエフェクトが展開する)が用いられている。

第41章止めに来た大秦寺と尾上が駆けつけてきたため、その能力で圧倒。
デザストからコピーしたカラミティストライクで彼らを追い込み、二人もろとも捕食しようとするも、そこへ飛羽真がクリムゾンセイバーに変身して参戦。
刃王剣十聖刃で聖剣を複製し手にした剣士達の猛攻により敗北、爆散した。

カリュブディスは第43章で復活しているが、ハーキュリーへの強化は行わず通常形態で登場している。
強化変身能力を失ったのか、あえてなのかは定かではないが、デザストの優れた嗅覚を発揮しているため、吸収したデザストの力を失ったわけでは無いようだ。
相手が特殊能力に秀でたデュランダル&サーべラ、そしてクロスセイバーの3人だったこともあり能力吸収スキルを最大限に活かすため、
軽快な立ち振舞を重視したがゆえの通常形態の選択とも取れる。

【余談】

幹部以外のメギドが強化形態を手に入れるのはハクチョウメギド以来。
最もハクチョウメギドはアヒルメギド名義だった怪人が全ての力を一体に凝縮する形で名前が別のメギドに変わっており、
ベースの名前に名称が追加される形での強化はカリュブディスのみ。

ハーキュリーとはギリシャ神話に登場する英雄、「ヘラクレス」の英語読み(Hercules、ローマ神話)。
カリュブディスの名前の由来はヘラクレス同様にギリシャ神話に登場する怪物であるため、同じ神話に登場するキャラクター繋がりでの命名と思われる。
怪物であるカリュブディスが英雄であるヘラクレスの名前を名乗るというのも、ある種の皮肉か。
なおヘラクレスは怪物退治の逸話が豊富だが、カリュブディスと相対したわけではない。

スーツはカリュブディスをベースに新規パーツを組み込んだものと思われるが、公式サイドからの発表は無い。
第41章のみの登場で、第43章での復活時は通常形態に戻っていたため、スーツを改造したわけではないらしいことは最低限判明している。



最終更新:2023年10月26日 19:46