アコギグルマー

「盛り上がってない奴いるぅ!?いねえよなぁ!?」

【名前】 アコギグルマー
【読み方】 あこぎぐるまー
【声】 林勇
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ24「届けたい歌」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 苦魔獣
【点火された魂】 燃えるアーティスト魂
【エンジン】 アコースティックギター
【スピード】 弾き語り最速
【カスタム】 ドリームギター、びっくりピック
【ファーストラウンド】 コース/公園
【ファイナルラウンド】 コース/ビル街
【ナンバー】 8251
【モチーフ】 アコースティックギター、ギタリスト
【ナンバーの由来】 初恋

【詳細】

キャノンボーグが捨てられていたアコースティックギターにハシリヤンイグニッションキーを差し、燃えるアーティスト魂をイグニッションして納車された苦魔獣

テンガロンハットを被りポンチョを羽織ったアコースティックギターを抱えた弾き語り中のギタリストを模した姿。
千手観音が如く何本もの腕がギターを速弾きしているようでもあるが、苦魔獣としての両腕はきちんと2本ある。
ギタリスト型ロボットといった姿であるためか、顔はギターのボディ部分となり、苦魔獣共通の燃える双眸はテンガロンハットのツバより上に羽飾りのような形で配置されている。

手にしたアコースティックギター、”ドリームギター”を演奏することで毒々しい色をした五線譜を放ち、浴びた相手を眠らせる能力を持つ。
眠った相手の記憶に干渉することで本人の過去の風景を思い起こさせ、その除けがたい過去の記憶に浸らせることで夢の世界に意識を閉じ込めてしまう。
しかしながら身体は覚醒しようとするため、体と心のバランスが崩れその負荷がギャーソリンに変換されアコギグルマーはそれを吸収する…といった手法を用いる。
しかし身体自身が眠っていないため、外部から夢に関連する音楽を聞かせることである程度意識側の覚醒を強めることは可能で、今いる世界が夢であり、偽物であることを意識側が認識し、抜け出そうと強く願うことで脱出が可能。

特殊能力特化なので直接的な戦闘力はさほど高くは無く、ビックリピックというギターピックを投げつけての攻撃やドリームギターをかき鳴らすことで五線譜を作り出し音符型の弾丸を放つといった能力を持つが、遠距離攻撃手段しかないため近くに寄られるとほぼ為す術なしの状態に陥るのが欠点。

不特定多数の人間からギャーソリンを集める手法はいつものことであるが、この苦魔獣を作り出したのはキャノンボーグ。
サンシーターを派遣し、マッドレックスは戦死しキャノンボーグ自身も軒並み作戦を失敗しギャーソリンの回収がほぼほぼ出来ておらず、終いにはハシリヤンの本部から説教を食らう始末。
本部側から直接そのことに言及されたキャノンボーグは焦りをつのらせ、「もう後がない」と呟きつつ、その場にあったアコースティックギターのアーティスト魂を燃え上がらせアコギギターを納車させた。

焦るあまりローギアなキャノンボーグに対し、ミュージシャン体質なのかアコギグルマーはハイテンションであり、その行動はサンシーター側に管理を任されたことから彼らはひとまず公園に移動しそこに居た人々にドリームギターの能力を浴びせ夢の世界に閉じ込めていった。

そこにたまたまいたブンブンジャーも一緒にいた子供達をターゲットにしたことから大也と先斗を夢の世界に囚えることに成功する。


【余談】

モチーフはアコースティックギター。
だがギターそのものというよりは、それを扱うギタリストがモチーフ。

アコースティックギターは弦を弾いて演奏する楽器本体から音が出るギター。
自分の歌に合わせての演奏が出来るため、弾き語りしやすく場所を選ばず演奏することに向いている。

後にエレキギターをモチーフとしたエレキギターグルマーが登場している。

最終更新:2024年11月27日 03:51