グランツ・リスク

【名前】 グランツ・リスク
【読み方】 ぐらんつ・りすく
【声】 磯部勉
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ35「碧き王者」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 ハシリヤン大番頭
【エンジン】 ロイヤリティスーツ
【スピード】 リスクヘッジ最速
【カスタム】 ランボー、ガーディアンブレラ
【ファーストラウンド】 コース/宇宙~ISA
【ファイナルラウンド】 コース/草原
【ナンバー】 無し
【モチーフ】 SP?
【ナンバーの由来】 不明
【名前の由来】 グランツーリスモ、リスク

【詳細】


走大将ワルイド・スピンドーの右腕であり、彼が監獄惑星に収監されている間ハシリヤンの切り盛りは彼にすべて任されていた。
そのためスピンドーが居ない間借り物の組織運営に携わっていた経緯からか、徹底して「リスク」は排除する。

外見は全体的に黒の執事服を身に着けているようでもあり、左肩には牛の頭蓋骨のついた「ランボー」というケープを装着している。
このランボーは他の隊長クラスのペット同様にグランツとは別に意思を持つようで、「モーモー」と鳴き声を発して意思疎通を図る。
黒い傘型のガーディアンブレラを武器として携帯し、他の隊長クラスを遥かに上回る超絶的な戦闘力を持つ。

爆奏兄弟ジョン&ボヴィの騒音がスピンドーに気に障ると判断し、彼らを一瞬で元の器物とエリートイグニッションキーに分解して見せた他、チャンピオンブンブンジャーを軽く一蹴して見せる等その力は底知れない。
全宇宙に散らばるヤルカー族に対して命令を送って自在にコントロールすることも可能であり、グランツ専用のイグニッションキーを有しパワーアップ苦魔獣を生み出す。

スピンドーに対しては恭しく接し、絶対的な信頼を寄せられている。
更にはスピンドーのお気に入りであったブンドリオ・ブンデラスのことも知っており、ブンドリオ側からも把握されているあたり双方面識があったようだ。
ブンドリオは他の隊長達も知らないほど裏方として引っ込み様々な開発をしていたようだが、スピンドーとの出会いはハシリヤンを立ち上げて間もなくな時期であったことを考えると、グランツもまたその時期からの付き合いであり、現在のような規模ではなかったのであれば組織拡大に貢献したと思われるブンドリオと面識があっても不思議ではない。
最も、シンプルにスピンドーのお気に入り同士として面識があった、とも。

ディスレースが死亡し、上司不在で扱いが宙ぶらりんになってしまったサンシーター達の前に直接姿を表した上、彼らをまとめて自分の部下に任命するなど、組織運営を任されていただけはあり、デコトラーデ達のような端っぱのハシリヤンであってもきっちりとその存在を把握していたことが伺える。

かつては荒れ果てた惑星で暮らしていたようだがスピンドーに見出されたことで現在の地位を確立した。
これによって絶対的な忠誠心を捧げており、ハシリヤンという組織ではなくスピンドーという個人への忠誠心故に、隊長クラスと言えど都合良く使い潰すことに何のためらいも見せない。

ただそのリスクを徹底的に排除する姿勢は、グランツ自身の自意識により左右されるため生かしておけば利益になったであろう存在でも、彼がリスクと判断すれば独断で始末もためらわない形で実行されており、トサカがアクシデントから外れてしまいコントロール出来なくなったヤルカー一族ヤイヤイ・ヤルカーへイグニッションキーを使ってクルマジュウグルマーとして納車してしまった。
結果としてチームメイトを都合よく使い潰すハシリヤンの体制そのものに嫌気が差したサンシーターたちは組織を抜ける決意を固めることとなった。

【余談】

声を担当する磯部勉氏は魔法戦隊マジレンジャーにてウルザード役で出演したのが有名だが、スピンドー役の遊佐浩二氏もまたマジレンジャーにて冥獣人イエティのズィーとして出演しており、共演こそしていないが同じ作品に参加した縁がある。
さらに言えば双方スーパー戦隊シリーズへの参加はそのマジレンジャー以来であり、その間磯部勉氏は宇宙戦隊キュウレンジャーザンダバルド役を演じたもののそちらは外伝であったものの、地上波放送に限ると19年ぶりの参加となる。

ちなみにブンブンジャーのメインライターである冨岡淳広氏が過去に手掛けたヘボット!という作品にて、磯部氏が声優として参加したことがある。


最終更新:2025年06月12日 01:56