リゼル・ジャルダック

「じゃあ改めてご挨拶しなくちゃ!私のお婿さんがお世話になりましたって!」

【名前】 リゼル・ジャルダック
【読み方】 りぜる・じゃるだっく
【声/俳優】 鎌田英怜奈
【登場作品】 仮面ライダーガヴ
【登場話】 第29話「ジープの電撃結婚!」
【所属】 ジャルダック家/ストマック社
【分類】 グラニュート/ストマック社新社長
【特色/力】 不明
【モチーフ】 ニャルラトホテプ
【名前の由来】 不明

【詳細】

グラニュート界の住人であり、ボッカ・ジャルダックの一人娘であるグラニュート

しばらく行方知れずとなっていたジープ・ストマックと婚姻し、さらにはグラニュート界の大統領の一人娘という衝撃の登場を果たした。
グラニュートとしての本来の姿は華奢な身体を白か灰色の外骨格で覆った丸みを帯びた女性らしいシルエットで、ジープと結婚した後ニエルブ・ストマックと接触して彼の協力を取り付けたことで銀髪縦ロールの美少女の人間態への擬態能力を獲得した。
グラニュートの証でもある腹部のガヴは口紅を塗ったような真っ赤な人間らしい形状をしているのが特徴で、胴体部分の花束をかたどったようなステンドグラス状の器官も踏まえて俯瞰してみると上半身が名状しがたき怪物のようであり、後述するリゼルの気質を考えると、彼女の抱える怪物じみた内面がこちらをじっと見つめているようでもある。

普段は濃い青色のゴシックドレスと日傘を愛用する深窓の令嬢とも言える見た目であるが、グラニュート界でもトップである父親の権力を最大限に利用する我儘娘。
人間態を常用していることもあって表情が見えやすいのだが、可愛らしい笑顔を常に保っているが、極めて短絡的に他者を害そうとする加害衝動の強い性格であり、人間のことを「ちっぽけですぐ壊れる玩具」として認識し、建物も簡単に破壊してしまうなど、その見た目に反して危険性が高い。

強力なエネルギー波動を放つ能力を持ち、仮面ライダーガヴとヴラムをまとめて変身解除させる等その戦闘力は計り知れない。
その実力に裏打ちされたものなのか、父親の眷属であるバトラーが護衛として付き従っているが、それを置き去りにして単独であちこち歩き回っていることも少なくない。
能力自体は高いがそれを扱う術は未熟であるため、破壊力そのものは驚異的だが戦闘技能は低い。
これも護衛にバトラーがついている弊害と言えるが、簡単に他者を害してしまうリゼルを好きに出歩かせた場合騒ぎが起きることは必須であるため、ボッカとしても娘を守ると共に、娘から
また熱しやすく冷めやすい…悪く言えば「飽きっぽい」性格のため、好奇心を向けた対象に対しては最初好意的、あるいは熱を上げるがすぐに冷め興味を失せてしまう。

また「かわいい」とする物を好むが破損した人形やゾンビ映画のポスター等スプラッタなものを好み、そうしたものを作ろうとするが、今のところ彼女の趣味を肯定した人物は登場しなかった。
旦那となったジープを拾ったのは単なる偶然だったようだが、娘婿からストマック社と人間界、闇菓子のことを知ったボッカによってストマック社新社長として就任することとなった。

【余談】

モチーフは公式発表にてニャルラトホテプとされている。
頭だけを見るとネズミに見えることから、キャスト陣からはネズミがモチーフと思われていたとか。

人間態及び声を演じた鎌田英怜奈女史は特撮初参加。
仮面ライダーギーツに登場したベロバ/仮面ライダーベロバ役の並木彩華女史も放送当時15歳ながら高い演技力が評価され、リゼう役の鎌田女史もまた放送当時15歳という年若さながらも0歳から芸能活動しているという芸歴の長さから、浮世離れしたリゼルを高い解像度で演じ評価されている。

最終更新:2025年09月02日 17:24