クリア条件:EDを見る
開始時間:2025/06/06(金) 00:15:40.77
終了時間:2025/06/14(土) 00:52:22.89
参加人数:1
開始時間:2025/06/06(金) 00:15:40.77
終了時間:2025/06/14(土) 00:52:22.89
参加人数:1
発売元 | バンプレスト |
発売日 | 1995/12/22 |
価格 | 12,800円 |
容量 | 24Mbit |
その他 | スーファミマウス対応 |
かなり本格的な難易度になった。
SLGとして見ると出来はそこそこいいのだが
前作のヌルさに慣れきってしまっていた人には不評だった模様。
SLGとして見ると出来はそこそこいいのだが
前作のヌルさに慣れきってしまっていた人には不評だった模様。

タイトル画面
舞台は前作から20年後、主人公は「ヴァルデス帝国」の第二皇子「リアド」
幼馴染の少女「サリーナ」を救うため、彼女を狙う帝国に反旗を翻します
どうやらサリーナの一族に伝わる「破亡の舞」が関係しているようですが……
舞台は前作から20年後、主人公は「ヴァルデス帝国」の第二皇子「リアド」
幼馴染の少女「サリーナ」を救うため、彼女を狙う帝国に反旗を翻します
どうやらサリーナの一族に伝わる「破亡の舞」が関係しているようですが……

リアドたちが向かったのは「フェルサリア王国」
「アーク」をはじめとする前作のキャラたちも登場します
「アーク」をはじめとする前作のキャラたちも登場します

道中で破亡の舞に関する詳細も判明
善と悪の均衡が崩れた時に世界を滅ぼし全てをやり直すための舞とのこと
善と悪の均衡が崩れた時に世界を滅ぼし全てをやり直すための舞とのこと


一方先発して帝国に向かっていたアークたち一行ですが……
案の定捕まって操られたりとイマイチいいとこなし
前作の戦いは何だったんでしょうか……w
案の定捕まって操られたりとイマイチいいとこなし
前作の戦いは何だったんでしょうか……w

いよいよ帝国へと侵攻し第一皇子「タリカーラ」と対峙
兄弟対決は避けられたものの「サークルス」が命を落としてしまいます
なお、サークルスは帝国から送り込まれたスパイであり
タリカーラ自身は病魔に侵され余命幾許もない状況でした
兄弟対決は避けられたものの「サークルス」が命を落としてしまいます
なお、サークルスは帝国から送り込まれたスパイであり
タリカーラ自身は病魔に侵され余命幾許もない状況でした


続いてリアドの父でありヴァルデス帝国の皇帝「ネレイド」
変わり果てた姿となってリアドの前に立ち塞がります
変わり果てた姿となってリアドの前に立ち塞がります

撃破すると正気に戻り平和の願いをリアドに託して息絶えます
元々は善良な人格だったのでしょうか?
元々は善良な人格だったのでしょうか?

そして大方の予想通り全ての黒幕は「ギボゲラ」でした
その正体は神が作った原初の人間とのこと
その正体は神が作った原初の人間とのこと


ギボゲラの体内にてラストバトル
パーティがバラバラになっているため合流するまでは苦戦を強いられます
パーティがバラバラになっているため合流するまでは苦戦を強いられます


ラスボス「ギボゲラ」
正確にはギボゲラの心臓部
通常の攻撃ではトドメを刺すことができませんが……
正確にはギボゲラの心臓部
通常の攻撃ではトドメを刺すことができませんが……

ここでいよいよ真打登場
サリーナの破亡の舞によって見事ギボゲラを撃破
サリーナの破亡の舞によって見事ギボゲラを撃破

崩壊するギボゲラの体内から何とか脱出、そしてEDへ
例によって後日談とともにキャラの寸評を記載しておきます
例によって後日談とともにキャラの寸評を記載しておきます

シフィル | アークとフェリオの息子だが序盤は少々頼りない しかし中盤からリギットに騎乗してCC、前衛最強ユニットへと変貌する 攻撃性能は文句なし、敵の攻撃も多少は耐えられるが過信は禁物 |
ネイフル | ディーノとエレノアの娘でボクッ娘という属性てんこ盛りの魔導士 魔法攻撃は基本的に命中率も高めで優遇されている印象 それでも外れる時は外れるが…… |
エリア | ドカティの娘でクレリック、回復役は何人いても困らない 特にリカバーロッドが手に入ってからは正に回復役のエースといった風格 しかし顔グラのクオリティが他キャラに比べて明らかに低いような…… |

カイ | 前作から続投、高い移動力も獲得し戦力としては使い易くなった しかし前衛不遇の本作では囮と肉壁以外の役割を持てなくなるのが悲しい あとは移動力を活かした買い物係とか…… |
ドカティ | こちらも前作からの続投だが今回はゲストキャラとしての登場 スポット加入のため特に言及すべき点はなし |

ケイリナス | ランティアの息子だが見た目も性格も全く似ていない カイと同じくナイトだがパラメータはやや低めの印象 いずれにしても前衛なので大した役割は持てない |
ドリス | 召喚魔法が非常に強力で回復までこなせる万能選手 特に攻撃面ではエース級の活躍を見せる |

アルタバ | 攻撃が全く当たらず序盤から既にお荷物状態、中盤以降は言わずもがな |

リギット | 前衛キャラだが高耐久かつ直間両方の攻撃を併せ持つ強キャラ ただしシフィルのCCに伴い離脱するのであまり頼りすぎない方が良いかも |

クラウス | 必殺技の使い勝手が良く序盤はそこそこ活躍 しかし耐久力の低さから徐々に運用が難しくなっていく まあ他のキャラもどうせ一撃で倒されるようにはなるのだが…… |
ヴァラカナ | 魔族との混血で強キャラっぽい雰囲気だがユニットとしては平凡な前衛キャラ 中盤あたりまではまともな運用が可能だが、所詮は前衛なので…… |
シュナリー | 高い移動力と間接攻撃の組み合わせが有用な飛行ユニット 移動力もさることながら攻撃を外した際に反撃を食わないだけで十分優秀 |

サリーナ | 本作のヒロインでシナリオ上の最重要人物 見た目に反して攻撃性能もあるが基本は回復役として立ち回るのが無難 |
リアド | 本作の主人公だが倒れた時点でゲームオーバーという仕様が足を引っ張る 前衛が一撃で倒される本作においてリアドを前線に出すのは自殺行為に近い ハイエナ的運用に徹しても攻撃を外してからの反撃で沈むパターンが多々 必殺技の火力は高いので主人公でなければもう少し活躍できたかも |
以下、後日談に登場しないキャラクターの寸評
おゆきちゃん | 前作のゲストキャラだが本作ではメインキャラに昇格 火力は少々伸び悩むものの耐久力が非常に高く前衛顔負け 終盤でも敵の攻撃を一発受けられる優秀なキャラ それはともかくカイとは面識がないはずなのに知り合いみたいなノリなのは何故? |
サークルス | 飛行キャラであり2マス先を回復できる固有能力を持つ 割と便利だがストーリーの都合で途中離脱するのが残念 |
アルデナーラ | 伝説の召喚士という触れ込みだが移動力が低すぎて全く役に立たない 前作ならまだしも今作で2マス程度しか移動できないのは流石に…… |

スタッフロール

オマケ
「おゆきちゃん」は前作のステージ21限定加入のゲストキャラ
「カイ」は前作のステージ9から参戦しステージ14クリア後に離脱するキャラ
……君たち面識ないですよね?
「おゆきちゃん」は前作のステージ21限定加入のゲストキャラ
「カイ」は前作のステージ9から参戦しステージ14クリア後に離脱するキャラ
……君たち面識ないですよね?
・雑感
ファーランドシリーズのSFC第二弾。
前作はPC版がベースになっていましたが、今作は完全オリジナルストーリーになっているようです。
アークたちの子供が登場するなど次世代を描いた物語となっており、ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱなどを彷彿とさせる構成。
とは言え、シナリオ自体は前作との繋がりが薄いため、本作から遊んだとしても特に問題はないと思われます。
前作はPC版がベースになっていましたが、今作は完全オリジナルストーリーになっているようです。
アークたちの子供が登場するなど次世代を描いた物語となっており、ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱなどを彷彿とさせる構成。
とは言え、シナリオ自体は前作との繋がりが薄いため、本作から遊んだとしても特に問題はないと思われます。
ゲームシステムは前作を踏襲しつつ、幾つかの調整が加えられています。
改善点としてはユニットの移動力が全体的に向上し、マップ上に配置されていた宝箱なども要素も廃止されたため、ゲーム進行におけるテンポは明確に良くなっています。
その一方でゲームバランスは前作に輪をかけて大味になっており、特に終盤における敵の攻撃は苛烈の一語。
正面から攻撃を受け止められるユニットがほとんど存在しないため、前衛は戦闘不能になることを前提に敵を釣り出し、後衛は倒れた味方越しに間接攻撃を叩き込むという構図になりがち。
よって前衛は一部強キャラを除いて肉壁みたいな扱いにならざるを得ず(倒れた味方で通路を塞ぐなどの攻略法が有効なステージすらあるw)、イマイチ不遇感が拭えません。
更に今作からは攻撃をミスする仕様が加わったのも逆風となっており、直接攻撃しかできない前衛が攻撃を外し反撃であっさり落ちる……というシーンをうんざりするほど見せられることになります。
これらのバランスによって最も割を食っているのが主人公のリアドで、撃破されると即ゲームオーバーという仕様上、最早戦闘参加すら躊躇われる始末(前作のアークもそんな感じでしたが……)。
まあ前作同様、戦闘不能の復活が容易であり毎ターンセーブも可能なため、難易度自体は決して高くはないのですが……。
改善点としてはユニットの移動力が全体的に向上し、マップ上に配置されていた宝箱なども要素も廃止されたため、ゲーム進行におけるテンポは明確に良くなっています。
その一方でゲームバランスは前作に輪をかけて大味になっており、特に終盤における敵の攻撃は苛烈の一語。
正面から攻撃を受け止められるユニットがほとんど存在しないため、前衛は戦闘不能になることを前提に敵を釣り出し、後衛は倒れた味方越しに間接攻撃を叩き込むという構図になりがち。
よって前衛は一部強キャラを除いて肉壁みたいな扱いにならざるを得ず(倒れた味方で通路を塞ぐなどの攻略法が有効なステージすらあるw)、イマイチ不遇感が拭えません。
更に今作からは攻撃をミスする仕様が加わったのも逆風となっており、直接攻撃しかできない前衛が攻撃を外し反撃であっさり落ちる……というシーンをうんざりするほど見せられることになります。
これらのバランスによって最も割を食っているのが主人公のリアドで、撃破されると即ゲームオーバーという仕様上、最早戦闘参加すら躊躇われる始末(前作のアークもそんな感じでしたが……)。
まあ前作同様、戦闘不能の復活が容易であり毎ターンセーブも可能なため、難易度自体は決して高くはないのですが……。
ストーリーは持ち味である正統派ファンタジー路線を継承し、グラフィックも(一部キャラの顔グラがどうにも気になるが……)前作以上に向上している中で、妙にピーキーなゲームデザインによって遊びやすさを損なっている印象を受けるのが惜しいところです。