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無頼15「流出映像騒動」 - (2008/04/21 (月) 00:13:20) の1つ前との変更点
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無頼15「流出映像騒動」
※無頼13の続編となります。
「そりゃ災難だったな」
「災難なんてレベルじゃないぞ」
笑いながら言う風間に、僕はツッコんだ。
「いっその事、そのままヤッちまえばよかったんじゃねーか?」
「アホ。今の僕に責任がとれる訳ないだろ」
危ない発言はスルーするに限る。
「でも、いい心構えですね」
「主、リックのマスター氏だけは見習わないでください。」
「解ってますよ、零牙」
ここで話題を変えよう。
「そう言えばきのう、ウチのお母さんがセンターに行ったんだよなぁ」
「おばさんが? そいつは珍しいな」
風間の言葉に繋げて、ヒカルが答える。
「うん。「ジーナスちゃんに合うエプロンを探してくる」って言ってた」
「ういっす」
ここで一深がやって来た。
&bold(){「お姉さま~っ!」}
そう言いながらリックがヒカルに抱きついた。
「何なんですか? この百合臭漂う光景は」
「零牙、これは…?」「我に聞かれても困ります。」
「なんだか知らないけど、朝からずっとコレなの…(汗)」
「一深、お前が一番理由を知ってそうだな?」
「あたしが同性愛に興味があると思う?」
「…いいや、思わない」
一深が理由を知らない…?
じゃあ、誰がこれを説明するのか。
教えてくれ、何があった?
----
昨日の夜、長瀬の自宅。
「何だろうな?、コレは」
昼間、センターにやって来た形人君のお母さんから「いつも息子がお世話になっていますので」と渡された一枚のDVD-R。
コレの内容は一体何なのか。
ラスター・ジュラ・ベルクはスリープモードに入っている。が、念のためヘッドホン着用だ。
&bold(){<<読み込み中>>}
さて、何が出るかな…?
『は…あぅん…』
**ボビューッ
思わずコーラを噴いてしまった。
何なんだこの映像は、百合の花が舞っている。
映っている人物をよく見ると、ヒカルちゃんと…リック(と言ったっけ?)だった。
画面の端を見ると、ヂェリーのボトルが転がっている。
「これが原因か…?」
『あっ…うン…』『ふふ…これからは「お姉さま」と呼びなさい…』『お…おねえ…ひゃうっ!?』
俺は停止ボタンを押した。これ以上は目に毒だ。
俺だって健全な成人男性だ、しかし"知り合いをオカズにする"のはいくら何でも気まずい。
どうしてくれようこのディスク…。
というか、これの撮影したのは間違いなく形人君のお母さんであろう。
どういう神経してるんだ? 俺には理解できん。
それよりも、万が一これを三人に見られたらマズイ。
これを安全に、なお且つ自分にも有益に処分するためには…。
一つ、元々の予定を使ったいい案が浮かんだ。
そして俺は、登録してある『エルゴ』への短縮ダイアルを選択していた…。
----
そして現在。
&bold(){ホビーショップ・エルゴ(初登場)}、店の奥。
「店長。…コレが昨日話した"期待の新人、ヒカルの戦闘データ"になります」
「…何も仕掛けられてないよな?」
「一回調べたが、何も検知されてません」
店の奥、エルゴ店長・日暮夏彦と我らの長瀬祁音の密談が行われていた。
「(キョロキョロと周りを確認)…これが、ウワサの&bold(){『アレ』}だ」
「…確かに受領しました。…そういや、何ですかその怪我は?」
「察してくれ…。岡島君もバレて同じ目に遭った…」
「…」
どうやら、核弾頭級にヤヴァイものらしいZE☆
~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~
その夜…。
「祁音、何見てるの?」
「ああ。ねここちゃんの試合の様子」
テレビに映るのは、シューティングスターを装備して文字通り『流星』となって戦うねここの姿であった。
「"雷光の舞い手"ねぇ…。一回闘ってみたいなぁ…」
「アホ、お前の装備で戦ったらねここちゃんが死んでしまうぞ」
「分かってるわよ、ただ言ってみただけ。…おやすみ」
……
…ジュラが寝た。
ベルクはとっくに寝ている。
ラスターは今留守だ。
…見てみるか。
メニューボタンを押し、隠し項目にアクセスする。
パスワード…※※※※※※…。
賢明な読者なら気付いているだろうが、これの中身はアレ
&bold(){ねここちゃん&雪乃ちゃんのアレな流出映像だ。}
偽装のため、当初受領する予定だった戦闘映像のディスクに隠し項目として入れてもらったのだ。
映った映像は、ええそれはもう…。
正直、たまりません。
すげぇ性欲を持て余す映像だ、困った。
しかし、繰り返すが知り合いは罪悪感が…。
…美砂ちゃんが出てきたところで、理性が負けた。
どれ、ちょっとズボンを…「ただいま帰りましt…キャプテン!?」はっ!?
声の聞こえた方を振り返る。
開きっぱなしの窓に、見なれた小さい影。
「ラ、ラスター。これにはちょっとした訳が…」
ああ聞いてないよ(涙)
全砲門を向けつつ、作画崩壊気味に虚ろな目をしないでくれ。
&bold(){「少し、頭冷やそうか…」}
*ボボボボボボボボボボボボボ(連射音)
*ババババババババババシュッ(発射音)
*デュビィィィィッ(発振音)
*「イ゛ェァァァァァァァァァ!!!」
俺の意識はここで途絶えた。
「マスターの…ばか」
~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~
そしてオチはもちろんこの人。
「マスター…?(ゴゴゴゴゴゴゴ)」
「い!?いやジェニーさん?! これは長瀬君が引き取ってほしいって言うから…ハッ!?、このパターンは…!!」
*ティウンティウン
結論。
&bold(){怖い女房役(or彼女)が居る人は、手を出すのを控えるべし。}
オワレ
----
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&bold(){※}無頼13の続編となります。
「そりゃ災難だったな」
「災難なんてレベルじゃないぞ」
笑いながら言う風間に、僕はツッコんだ。
「いっその事、そのままヤッちまえばよかったんじゃねーか?」
「アホ。今の僕に責任がとれる訳ないだろ」
危ない発言はスルーするに限る。
「でも、いい心構えですね」
「主、リックのマスター氏だけは見習わないでください。」
「解ってますよ、零牙」
ここで話題を変えよう。
「そう言えばきのう、ウチのお母さんがセンターに行ったんだよなぁ」
「おばさんが? そいつは珍しいな」
風間の言葉に繋げて、ヒカルが答える。
「うん。「ジーナスちゃんに合うエプロンを探してくる」って言ってた」
「ういっす」
ここで一深がやって来た。
&bold(){「お姉さま~っ!」}
そう言いながらリックがヒカルに抱きついた。
「何なんですか? この百合臭漂う光景は」
「零牙、これは…?」「我に聞かれても困ります。」
「なんだか知らないけど、朝からずっとコレなの…(汗)」
「一深、お前が一番理由を知ってそうだな?」
「あたしが同性愛に興味があると思う?」
「…いいや、思わない」
一深が理由を知らない…?
じゃあ、誰がこれを説明するのか。
教えてくれ、何があった?
----
昨日の夜、長瀬の自宅。
「何だろうな?、コレは」
昼間、センターにやって来た形人君のお母さんから「いつも息子がお世話になっていますので」と渡された一枚のDVD-R。
コレの内容は一体何なのか。
ラスター・ジュラ・ベルクトはスリープモードに入っている。が、念のためヘッドホン着用だ。
<<読み込み中>>
さて、何が出るかな…?
『は…あぅん…』
&bold(){ボビューッ}
思わずコーラを噴いてしまった。
何なんだこの映像は、百合の花が舞っている。
映っている人物をよく見ると、ヒカルとアーク型が絡んでいる(性的な意味で)
画面の端を見ると、ヂェリーのボトルが転がっている。
「これが原因か…?」
『あっ…うン…』『ふふ…これからは「お姉さま」と呼びなさい…』『お…おねえ…ひゃうっ!?』
迷わず停止ボタンを押した。これ以上は目に毒だ。
俺だって健全な成人男性だ、しかし"知り合いをオカズにする"のはいくら何でも気まずい。
どうしてくれようこのディスク…。
ていうか、これの撮影をしたのは間違いなく形人君のお母さんであろう。
どういう神経してるのか理解できなかった。
それよりも、万が一これを三人に見られたらマズイ。
これを安全に、なお且つ自分にも有益に処分するためには…。
一つ、元々の予定を使ったいい案が浮かんだ。
そして俺は、登録してある『エルゴ』への短縮ダイアルを選択していた…。
----
そして現在。
ホビーショップ・エルゴ、店の奥。
「店長。…コレが零牙の戦闘データ、…それと昨日話した&bold(){"アレ"}になります」
「…何も仕掛けられてないよな?」
「一回調べたが、何も検知されてません」
店の奥、エルゴ店長・日暮夏彦と長瀬祁音の密談が行われていた。
「よし。ねここちゃんの戦闘シーン集と、…これがウワサの&bold(){『アレ』}だ」
「…確かに受領しました。…そういや、何ですかその怪我は?」
「察してくれ…。岡島君もバレて同じ目に遭った…」
「…」
どうやら戦術核級にヤヴァイものらしい。
&bold(){~・~・~・~・~・~・~}
その夜…。
「祁音、何見てるの?」
「ああ。ねここちゃんの試合の様子」
テレビに映るのは、シューティングスターを駆るねここの姿である。
「"雷光の舞い手(ライトニング・シルフィー)"ねぇ…。一回本気で闘ってみたいなぁ…」
「アホ、お前の装備で戦ったらねここちゃんが死んでしまうぞ」
ジュラの言う"本気"とはリアルバトルだ、こちらは比べ物にならない威力の武装を持っている。
そう言えば、大体察しが付くであろう。
「分かってるわよ、ただ言ってみただけ。…おやすみ」
……
…ジュラが寝た。
ベルクトはとっくに寝ている。
ラスターは今留守だ。
…見てみるか。
ケースの裏面を開き、一枚のディスクを取り出す。
賢明な読者なら気付いているだろうが、これの中身はアレ
&bold(){ねここちゃん&雪乃ちゃんのアレな流出映像}だ。
…いや、男として神姫好きとして、思わず興味がわいてしまうのだ。
映った映像は、ええそれはもう…。
正直、たまりません。
すげぇ性欲を持て余す映像だ、困った。
しかし、繰り返すが知り合いは罪悪感が…。
うう…本格的になった処で理性が負けた。
どれ、ちょっとズボンを…「ただいま帰りましt…キャプテン!?」はっ!?
声の聞こえた方を振り返る。
開きっぱなしの窓に、見なれた小さい影。
「ラ、ラスター。これにはちょっとした訳が…」
全砲門を向けつつ、虚ろな目をしないでくれ。
&bold(){「…発射」}
**「イ゛ェ゛ァ゛ァァァァァァァァ!!!」
防音対策万全であるこのマンション中に響いたんじゃないかという悲鳴と共に俺の意識はここで途絶えた。
「キャプテンの…ばか」
&bold(){~・~・~・~・~・~・~}
そしてオチはもちろんこの人。
「マスター…?」
鬼のような形相を浮かべるフル装備のジェニーさん。
「い!?いやジェニーさん?! これは長瀬君が引き取ってほしいって言うから…ハッ!?、このパターンは…!!」
*ティウンティウン
結論。
怖い女房役(or彼女)が居る人は、手を出すのを控えるべし。
オワレ
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