「ネコ日記:第一話」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ネコ日記:第一話 - (2007/11/26 (月) 15:15:35) のソース
*いきなりですが妹襲来です。 「なぁ、タマ」 「なに?ますたー、どうかしたの?」 「今日は礼奈が来る日だぞ」 「えっ、レナちゃんがくるの?」 「ほら、カレンダー見てみ」 「ほんとだ!きょうはげつまつだよ~!」 前回話した通り、和章の妹の礼奈は月1で山田家に来る。そして今日がその日なのだ。 「レナちゃんはっやくこないかな~♪」 タマは礼奈の事をレナちゃんと呼んでいる。こっちの方がかわいいらしい。 「さて、まずは片付けをしないとな」 今の和章の部屋は、いわゆるゴミ屋敷の一部屋だった。 (数分後) 「よし!これでいいだろ」 「ピッカピカだー!」 なんという事でしょう、あんなに汚かった和章の部屋が、まるで新居のようではありませんか。 「なんだこのナレーション」 気にしない気にしない。 とその時、玄関のチャイムが鳴る。 「兄さん、居るー?」 「来た来た」 和章が玄関を開けると、礼奈が居た。タマは大喜びで和章の右肩の上から挨拶をした。 「ひさしぶり、レナちゃん!」 「タマちゃん久しぶり!元気にしてた?」 「うん!」 「ところで礼奈、お前神姫買ったらしいが、来てるのか?」 「来てるよー!ってあれ?バッグの中に居ない・・・」 すると突然和章の左の頬を誰かがつついた。タマは右肩に居る。じゃあ誰が・・・? 「のわっ!?いつの間にここに!?」 驚く和章の左肩には、一体のストラーフが座っていた。 「こんにちは、和章様」 そのストラーフは和章に軽く会釈する。 「俺の名前を知ってるって事は、こいつが?」 「うん。私の神姫のキルケだよ!」 「キルケか・・・よろしくな」 「はい、宜しくお願いします。」 [[第二話につづく>ネコ日記:第二話]] [[プロローグに戻る>ネコ日記:プロローグ]] [[ネコのマスターの奮闘日記]]