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無頼9「神姫の日常 ~ジーナスレポート~」 - (2008/03/30 (日) 22:11:20) のソース
無頼9「神姫の日常・ヒカル編」 今話も夏休みである。 「武装神姫RADIO RONDO」CDの発売を記念して、今回はヒカルの一日に視点を合わせてみよう。 「ラジオ劇場」が気に入ったからであるが… ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ &bold(){午前6時45分}。 ヒカルのオーナー「彩聞形人」は、すでに一階で朝食をとっている。 肝心のヒカルはまだ寝ていた。 「ZZZZZ……」 「先輩、起きてください」 ジーナスが起こしにかかる。 「むぅ…んん…」 「セイレーンがいびきをかかないでください。あと、猫のボクより起きるのが遅いって…」 …… &bold(){午前7時20分} 「ヒカル、いい加減起きろ」 「ん…!」 隊長に呼ばれ、ようやく先輩は起き上がりました。 あ、ここからはボク(ジーナス)がナレーションを務めさせてもらいます。 #ref(ファイルのURL) 「おはよう、形人」 「『おはよう』じゃない。もうちょっと早く起きれないのか?」 「無理」 「おい…(汗)」 隊長はヒカルさんを気遣って言ってるのです。 先輩には、そこのところを早く理解してもらいたいものです。 …… &bold(){午前7時31分} 今日は出発が遅いみたいです。 「行ってくる!」 「形人、連れてってくれないの?」 「ついてってもつまんないからな」 隊長は宿題を終えて暇を持て余していました。 だから神姫センターで荷物の積み下ろしのバイトをしています。 長瀬さんの勧誘もあったそうです、最近は忙しいらしいですので。 ちなみに、今日がバイト最終日となります。 バイト代は…期待しない方がよさそうです。 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ &bold(){午前9時37分} ボクがパースe…じゃなくて、小火器の分解整備をしているころ。 ヒカル先輩は何かを探していた。 「どうしたんですか?先輩」 「んー…、ヒマだからなにかないかなって」 家探しとは感心しませんが…、事実先輩はやる事がない訳で。 &bold(){「あ!」} 先輩がおおきな声をあげた。 「どうしたんですか?」 「こ…これ、れは、は……!?」 すごく動揺しながら、見つけたものを指さす先輩。 「…ッツ!?」指をさされものを見て、ぼくも一瞬驚きます。 そう、「あれ」なDVD。 お姉さんでメカ娘コスプレな…!&bold(){「何なのこれわァァァーーーッ!!!」} 「先輩落ち着いて!!」&bold(){「落ち着けるかーーッ!!」} 隊長だって思春期の男子高校生なのだから、これくらいは当たり前といえるだろう。でも実際に所持してるのを確認したとなれば…、さすがのボクも動揺した。 &bold(){「ぶち壊す!ぶちこわす!ブチコワァァァァァァァァァァァァァァスッ!!!!!」}「駄目ですって先輩!!」 隊長のことだからそんな事はないと思うけど、壊したらDVDの内容をやらされるかもッ…!?(それは絶対ない) 「てやっ」ばきっ 結局先輩には眠ってもらった。 やれやれ…。 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ &bold(){午後1時03分} 「あ…れ?」 先輩がようやく目を覚ましました。 「ジーナス、わたしはなぜ…?」 覚えてないのか、気絶してた理由を聞いてきた。でも話したらまた暴走するだろうからごまかす事にする。 「え? 机から足をすべらして頭から落ちたんですよ。びっくりしましたよ」 「言われてみれば…首が痛い…」 &bold(){午後2時59分} まもなく3時です。 でもボクたち神姫には3時のおやつは不要、食べれないですから。 「そういえば、今度Front Lineから発売されるやつって発売延期したんだっけ?」 「はい、来月になったそうです」「ふーん」 先輩が他社の神姫の発売情報(こと)を聞くのはめずらしい。 「いや、あの飛鳥ってコ。実際に戦ったらどんだけ差が出るのかなって」 「公開スペックを見たかぎり、間接攻撃は実弾のみみたいですからね。当たりさえすれば十分対処可能だと思います」 「ふーん…」 &bold(){午後4時34分} 先輩はアニメの再放送を見ていた。むろんボクも一緒だ。 えっと…「らき☆すた」? …深夜番組でしょ、これって。 「ジーナス」「なんですか?」 「あのかがみってコ、なんだかわたしと声が似てない?」 「気のせいでしょう」 楽屋オチはいけませんよ、作者さん。 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ &bold(){午後6時11分} がちゃっ。と音を立て、部屋のドアが開いた。 「ただいま」 「おかえり、形人」「おかえりなさい、隊長」 形人さん(たいちょう)の機嫌がいい。どうしたのだろう? 「バイト代、弾んでもらったぞ。あと1・2ヶ月節約したら新しい神姫が買えそうだ」 それって弾みすぎじゃ… 「形人ぉ! 新しいコって何にするの!?」 「それはまだ思案中だ。待ってろ」 嬉しそうだな、先輩。 &bold(){午後7時57分} 「あ゛ーっ…、しんどかった…」 隊長はベットに突っ伏していた。普段接客とかはしないですからね…。 とか言ってたら、隊長はもう眠りについていた。 早すぎです、同状態の作者でももうちょっとかかりますよ。 むろん、タオルケットはかかってません。 「こーゆーとこ、しょうがないなァ…」 先輩が隊長の上を飛び、タオルケットをかけました。 こういう所は、先輩もわかっているようです。 「わたしももう寝よう…」 そう言って、隊長の顔のとなりにころがり、そのまま眠ってしまいました。 バッテリーの残量が心配ですが、これは本人にまかせるしかありません。 明日、隊長に言わなければならない事がある。 「あれなDVD」の隠し場所、変えた方がいいですよ。と あはは… 結局ボクの日記みたいになってるや、しょうがないから寝よう。 オワリw [[次回に続く>」]] ---- [[流れ流れて神姫無頼]]に戻る [[トップページ]]