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燐の9 「決断!?」 - (2007/09/25 (火) 02:22:25) のソース
武装神姫のリン 第9話「決断!?」 あれから2ヶ月。リンと茉莉の関係は表向きは仲良しにみえるが明らかに悪化している。 その原因は……俺だ。 基本的には優柔不断というわけではないが、結婚となると話は別だ。 だから茉莉の要求にも応えきれないし、逆に人でないリンの想いだけを受け止めるわけにも行かない。 そうして悩んでいるうちに2ヶ月も過ぎてしまったのだ。 その間、2人は俺と二人っきりになった時はここぞとばかりに返答を求めてくる。 でも、俺の返答は「ごめん……まだわからない」のみ。 最近はティアにまで「そろそろ覚悟を決めたらいかが?」なんて言われる始末。 はっきり言って最悪だ。 そんあこんなで今日も仕事を終え、帰宅した。 だがいつもは窓から明かりが漏れているはずなのに、今日はそれがない。 時間は9時。普段から考えるとまだ寝るには早い時間だ。 不審に思った俺はすこし緊張した面持ちで玄関のドアを開けた。 「リン・ティア・茉莉? いるのか?」 声を出してみるがそれは食らい部屋に響くのみ。返答は…無い。 なにか事件にでも巻き込まれたんじゃないか?そういった不安が頭をよぎる。 いや、それは無い。ここのセキュリティは信頼できるものだ。なら何故? そうして俺は自室に入ろうとドアノブに手をかけた。 その瞬間、後ろから何かを腰に当てられた感じたのを最後に俺は意識を失ってしまった。 「ここは??」 俺が目を開けるとソコはホテルの部屋だった。 見る限り結構な高級ホテルらしい。窓ガラスは都会の夜景を写してとても輝いているように思えた。 「どう?気に入った??」 ふと後ろから声がする。 俺が振り返るとそこに茉莉がいた。 しかしその姿は…いままで見たことも無いような黒のレースのショーツにネグリジェ。 だがそれに身を隠す意図は無い。明らかに男を誘惑するためだけに作られた扇情的な衣装だった。 「ねえ、もうそろそろ限界だよ…我慢できない。」 そう言って俺に抱きついてくる。 とても薄いレースに包まれた茉莉の身体が密着する。 大きすぎず、小さすぎずといった乳房が、そしてレースの隙間から出た桃色の突起が直接俺の背に当たる。 そして足を絡めて泣きつくように俺にささやいた。 「亮輔は知らないでしょう? 私、ずっと前から…始めて遊んでくれた時から亮輔が大好きだった。」 予想外の言葉におれは言葉を返すことが出来ない。 婚約が交されたのを知って意識するうちに…なんてものだと思ってたからだ。 「そんなに昔から…なのか?」 「うん、そう。 13年前のあの日、はじめて亮輔に会った日からずっと、だよ」 俺は昔に思いをはせる、そういえば茉莉は中学に入っても、高校受験のときも俺を頼りにしていた。 たしかに俺は並の高校を出て、普通の大学に通っていたから勉強を教えてやることは出来たけど、今考えればそれは学校や塾で十分事足りることだ。 茉莉は基本的に頭がいいタイプで教えたことはすぐに覚えてしまう。なら塾に通っていればもっといい学校に行けたはずなのだ。 それでも俺と一緒の時間を共有したかっただけという理由でそれを選択しなかった。 そこまで一途に俺を想っていてくれたなんて…考えもしなかった。 なら、俺が今まで婚約を認めなかったということは茉莉に対する相当な裏切りになっていたことだろう。 俺は後悔の念にさらされる。心が潰れそうだ。 このまま茉莉の望む通りに結婚すればそれが茉莉に対する償いになるのだろうか? いや、まだ俺には決められない。 俺には、リンがいる。 選ぶ余裕なんて無かった、あの人でごった返した量販店で手にしたただ1つの箱に入っていた神姫。 俺が初めてマスターとなった神姫。たった半年ちょっとの間でも多くの時間を共有し、俺を愛してくれている。 その感情は人間と変わらないはず。ただ、彼女は人間じゃない。身長15cmたらずの武装神姫だ。 身体のサイズが違うだけ。たったコレだけのこと、でもそれが人間と神姫の関係の限界点を決める。 たとえどれだけ愛し合っても神姫とマスターは結ばれない。それが現実なのだ。 「マスター……」 不意にリンの声が聞こえた気がした。 「リン…」 「ちゃんとリンちゃんもいるよ。」 思わず呟いてしまった俺に茉莉が応えると同時にリンが俺の目の前に現れた。 しかしリンもいつもとは違う、ボディが特別製だった。 ネットのアンダーグラウンドサイトで取引されるはずの、愛玩用のボディ。 人間の女性の姿、身体の機能を完璧に再現した、でも普段は正規ボディとおなじデティールのスーツを上からかぶせることで外見上はもちろん、機能的にも違いは無い。 そういった法律のグレーゾーンに位置する品だ。 そうした人間の女性…神姫の通常ボディのスタイルから考えると少女。それと全く変わらない姿でリンはドレスを纏っている。 そのドレスも茉莉のものと同じく性的な興奮を促す装飾でしかない。 「私も、もう限界です。どれだけ自慰でごまかしてもマスターを想う気持ちを押さえつけることが出来ません。だから、決めてください。私か…茉莉かを」 リンからも想像もしない単語が漏れる。 夜な夜な俺を想いながら自慰をしている。それは俺にとって衝撃だった。 衝撃的な告白を連発され、おれは身体の力ぬけてベッドに倒れる。そんな俺に2人は迫る。 2人の艶を含んだ声、仕草。そのそれぞれが俺の脳髄を焼きつかせ、暴走させようとする。 そうして遂に2人の指が俺のベルトに手をかけた。 だが、そこで俺は2人の手を握った。 ここで止めなければ俺は間違ったまま、2人を欲望のまま犯すんじゃないか?そういった思いが1瞬で俺を正気に戻してくれた。 そうして俺は2人を抱き寄せて言った。 「分かった。決める。だけど、あと5分だけでいい…時間をくれないか?」 2人は承諾してくれた。 そうして俺は冷たい冷水のシャワーを浴びる。 まずは頭を冷やしかかった。 さっきまでの欲望に駆られる自分を必至に押さえつけ、冷静な頭で思考する。 リンを取れば、茉莉は俺と一緒にいるはずがない、そして俺は一般の人間からは忌避の視線を送られながら過ごすことになるだろう。社会でも狂人というレッテルを貼られるだろうか? 茉莉を選べば普通の人間としては、幸せな生活がおくれると思う。でもそこにリンはいられない。 必要とされず、初期化されて新たなマスターと出会うことになるだろう。そしてそのマスターが俺のようにリンだった神姫を大切にするとは限らないのだ。 やっぱり、悩む。 冷静に考えるほど答えは遠ざかっていく。 だが俺は2人に約束した。5分で答えを出すと。 そうしてシャワーが自動的に停止すると俺は決断を下した。 2人は神妙な面持ちで待っていた。 そして俺がバスルームから出てくるのを確認すると。2人して背を向けた。 「選んだほうをやさしく抱いてあげてね」 「キッパリと潔くおねがいします。マスター…」 そうして俺はゆっくりと近づいていく。 足が止まる。2人は身体が震えていた。 俺はそれを止めるべく、二人ともを抱き寄せてキスをした。 「マスター……?」 「亮…輔?」 どういうことか?と目を丸くする2人を尻目に俺は言った。 「俺は片方なんて選べない。2人いてくれなきゃダメだ。欲張りでも何とでも言え!! しいて言えばリンの成熟しきらない体型も好みだし、茉莉みたいな大人のバディも好みなんだよ。 さっきはズボンの中でいつ暴発してもおかしくなかったんだからな。このエロ馬鹿娘共が!」 「そんな…エロ馬鹿だなんてひどぃ~~」 「マスター それでよろしいのですか?」 「リン、はっきし言って自慰するくらいなら俺の目の前でやってオカズにでもなれってんだ……何のために全員寝てから秘蔵映像ディスクでしなくちゃならん!」 もう、恥ずかしさとかそういうのがメーターを振り切れて脳が沸騰しそうだ。 ということで、リンに対してもいつものような好青年ではいられない。 もうだめだ、ストレスも、あれも溜まりに溜まっていたせいか、感情が抑えられなくて狼を通り越しそうな勢いだ。 自分でも情けない。でも今夜のおれは止まらない、いや止まれない。2人を完璧に屈服させるまで止まらない野獣なのだ。 おれのどす黒い思考を読み取ったのか?リンが言う。 「なら、見てください。私の恥ずかしいところを…存分に」 「あ~ずるい、私も見せ付けちゃうんだから」 そうして2人はカーテンを閉め、さっきまで薄暗かった電灯を一番明るい状態にしてから俺に良く見えるようにM字開脚で自慰を始めた。 茉莉はネグリジェをはだけ、さらされた乳房を揉みしだく。すぐに乳首は充血して濃い桃色に染まった。 リンはドレスを脱がないでショーツのみをずらして恥部をさらけ出す。 さすが改造品だ、実物を見たことは無いが14,5歳の少女の恥部はこんなかんじだろう、と思われる無毛の器官が濡れている。 愛液まで分泌するとは……無駄なところでテクノロジーの進化を感じる。 そうしていると茉莉もショーツを脱いで秘部をさらけ出す。 陰毛は綺麗に手入れされていて美しい。その隙間からすこし見える生殖器が性欲をそそる。 茉莉はその亀裂をなで上げ、のけぞる。と思うとすぐに分泌液が流れ出してきた。やっぱり俺に見られて感じているらしい。 という俺の分身はもちろんそそり立ち、役目を果たそうと唸る。だがそれにはまだ早いのだ。おれはソレを押さえつけ、2人の淫行鑑賞に興じることにした。 リンは身体のサイズが小さい。ということで俺はベッドの普段は小物を置けるスペースにリンを座らせて自慰を継続させる。 そして茉莉の近くに横たわる。 顔を上げればリンの、顔を横に向ければ茉莉の恥部が見える。そのどちらもが愛液を分泌し続け、もう2人の股の周りは愛液のシミがシーツや水溜まりを作っている。 そして覗き込むとクリトリスは充血して反り立ち、小陰唇はヒクヒクと誘うかのよう動いている。 2人の顔を見ると耳まで真っ赤になり、俺を見つめている。 言いたいことは1つ 「触って。」それだけだ。 俺はまず茉莉の恥部に指を当て、ゆっくりと撫でるように動かす。 一方反対の手の人差し指でリンの胸に触れ、やさしく押す。 それだけで2人は嬌声を上げる。 「亮……それイイ…」 「マスタぁ ハぁ…気持ち良いです」 俺は少し調子に乗ってみる。 茉莉のクリトリスをすこし強めにすってみた。 「はぁぅ!! そんなにしちゃだめぇ 飛んじゃうぅ!」 次はリンだ、リンを持ち上げて、リンの恥部に舌をあてて、なめる。 「ヒャぁああああアア!! マ…スタぁ…凄すぎます」 そうして2人がとても敏感になっているのを確信した俺は2人を再び抱き寄せてあお向けになった俺の、茉莉は腰に、リンは顔に座らせる。 そうしてそのまま俺はリンの恥部を舌で攻め、同時に茉莉の胸を掴んで乱暴に揉む。 そうしてもう1方の手で秘部に進入を開始する。 「そういうの初めてだから、優しくして」 茉莉がすこしあわてて言う。でもそれぐらい俺にはわかっていた。自慰を見ていたときに奥に処女膜をみつけていたからだ。 「分かってる、貫通なんてさせない。それはお尻に当たってるブツが担当だ、安心しろ」 そうしてすこし強く腰を動かして茉莉のやわらかいお尻に俺自身を当ててみた。それだけで秘部からまた愛液が溢れ出す。 「だめぇじらしちゃヤダ。もう欲しいよ。」 「もうふふょふぃばふぁんば、びんのびゅんびぎゃおわらばい(もう少し我慢だ、リンの準備がまだ終わらない)」 「そんあぁ、リンちゃんだってぐちょぐちょ」 茉莉の目に映るのは俺の舌に踊らされて涙を流しながらあえぐリンの姿。 「マス……スタぁ、私ダメです。もう少しでトンじゃいます。」 「ちょっと、リンちゃんで1回楽しもうとしてるでしょ。私もイカせてくれないと、帰っちゃうぞ」 そうして茉莉は己の秘芽を俺の手に押し付けて動き出す。 「ハァ……ハァ、もっと激しくしてください。マスター!!」 「亮輔、もっと強く。弄ってぇ、私もイクのぉ」 俺は2人がもう限界だと知ってわざとじらしていたのだ、そうして2人が懇願するのを待ちわびていた。 そして俺は指で、舌で、今までは比べ物にならないほどの刺激を2人の恥部に加えてやった。 その瞬間、指にまで伝わってくるほど恥唇の動きが激しくなり、2人同時に盛大に潮吹きをしてイッた。 もちろん俺の腹部や顔面は愛液まみれだ、そのままリンはおれの鼻を支えにするように倒れこむ。 茉莉はのけぞったままでいたかと思うと、そのままベッドから落ちそうになったのでおれはリンが抱きついて視界が制限されたままなんとか茉莉を支えるが その際にリンは自らの愛液に滑って茉莉の愛液でベトベトの腹部に落下した。 そして恍惚な表情でそれをなめ上げている。 なんかリンじゃないような気がしたけど本人はいたって私はリンですと言う。少し不思議だとおもたが気にしないことにした。次は3人で風呂だ。 さすが高級ホテル。 バスルームもかなり大きい。普通に大人4人で入ってもまだ余裕があるぐらいだ。 そのバスタブに俺と茉莉とリンがいる。 さっきまで気にしなかったが、ティアはというと 「昨夜ご主人様は私にジュースと言ってお酒を飲ませましたの、でそのあとの記憶があいまいなのですよ。きっとその間に私はきっとご主人様の慰み物に……なので今回はお二人に譲りますわ」 だそうだ、茉莉とリンは今夜その分も取り返すということで俺にはお咎めナシ(実際はトランスしたティアになんか諭されていただけんだが……)らしい。 次は俺の身体を2人で洗ってくれるのだけども、茉莉は高校時代のスク水装備。リンも同じだ。 まったく、ドコから調達してきたのやら…… と思っているとボディソープのいい香りがしてくる。 俺の背に茉莉の身体が密着した。つやつやしたスク水の感触が心地いい。 茉莉は身体を動かして俺の背を洗う。リンは全身で俺の胸からおなかを洗ってくれた。 さすがに2人の柔らかい身体がこすれて俺の分身が再びそそり立つ。 それを見たリンが早速飛びつこうとするが茉莉が静止する。 「だ~め、まだまだ身体が洗えてないよ。リンちゃん」 「……わかったわ、もう少しマスターを綺麗にしてあげましょう」 そうしてリンはおれの腕を滑るようにして洗う。成熟途中(というサイズ)の胸は絶妙な圧迫感で優しく俺の腕を撫でる。 ついリンにイジワルをしてしまった。 わざとリンの股間に指が引っかかるように指をそらした。 「マスター、イジワルしちゃやめちゃいますよ」 なにか違う。いつものリンはこんなにセクシーな声は出せない。たとえ俺が身体を触ってしまったとしても……とても初々しい反応を示すからだ。 でもリンであることに変わりは無い。だからおれは謝る。 そうしているうちに茉莉が俺の下半身に攻撃を仕掛けようと俺の前に回った。 すでにスク水はボディソープとお湯でぬれている。 胸の部分には普通はついているであろうパッドがないのか、乳首が浮いていた。 「じゃあ…するね。 リンちゃん、上からお願い。 あ、初めてだから上手くないかも…」 「茉莉だいじょうぶです、私がフォローしますよ」 そうして茉莉がスク水を半分だけ縫いで胸が露出する、そしてその胸で俺の分身を包む。 パイズリなんて初めてされたから、俺は少しその柔らかさに驚く。 そして茉莉の胸の谷間から顔を出した亀頭にリンが刺激を加えていく。 リンは腕をリングにするようにして摩る。茉莉はゆっくりと胸を上下させてリンとは違った刺激を加えてきた。 だんだんと2人の愛撫の速度が上がる。 茉莉は水音がすつぐらいに胸を激しく動かす。その谷間にまたがるように座ったリンはその小さな舌で鈴口を刺激してきた。 これは神姫のサイズだからこそ可能なテクだろう。 コレには俺もさすがに我慢がならない。人間の女性相手なら一生体験できない刺激だった。 しかもその効果は絶大で、俺は一気に精が腰を上ってくる感覚を覚えた。そして2人にそれを伝える間も無く、俺は今までで一番多くの精を2人に思いっきりかけてしまった。 「これが、亮輔の味」 「マスター、いっぱい出ましたね」 2人は顔、もしくは体中が俺の精液でぐちゃぐちゃだというのに、それを気にせず恍惚のな瞳で俺を見る。 あとは俺が逆に2人を洗ってやる。手でやさしく上半身から、恥部もお尻も全部洗ってやった。 洗ってる間に2人の恥部からまだ愛液が出ていることをわざと無視して刺激し続けたらおこられた。 そして遂に、本番である。 俺はリンと茉莉を裸でベッドに寝かせる。 風呂に入ってる間もリンと茉莉の恥部には刺激が絶えず与えられていたこともあって、いまでも十分そうだったが、おれはもう1度最初から愛撫をする。 リンは茉莉の恥丘に座っている。それを知りつつ、俺はわざとリンを無視して茉莉のクリトリスをなめ上げた。 思わず腰を引きそうになる茉莉を押さえつて俺はヴァギナをなめ続ける。 筋に沿う様に、時にはわざと内部に浅く侵入させたり。 そうしているうちに俺のくち周りは茉莉の愛液でベトベトになった。それにはリンのモノも混ざっているだろう。 リンは懇願する 「マスター、私も」 「ああ、次はリンだよ。」 そういっておれは人差し指でリンの小さなヴァギナを開く、完全にスケールダウンしただけで本物と違いが分からない。そんな小さな隙間に俺は再び舌を細くして触れる。 さっきよりももっと奥に舌が触れ、リンは喘ぐ。 「ひゅ…マスタ…いいです。」 そして舌を前後に動かす、さすがにこのサイズのクリトリスのみを刺激するのは難しい。 なんとか舌の感触のみでソレらしき突起を捉えて愛撫する。 リンは愛液を漏らすかのよう分泌させる。そうして2人とも準備が整った。 だがリンは自分が神姫であるから俺を受け止められない。それはリン自身が一番良くわかってる。 「マスター、私はマスターを受け止めることは叶いません。ですから茉莉と……」 そこで俺はリンの身体を掴んで俺の男根の付け根にまたがらせる。 「リンにも気持ちよくなってもらわないと困る。だからいっしょだ。」 「そうそう一緒じゃないと、私一人じゃ今の亮輔の相手は無理。」 「わかりました、一生懸命尽くします」 「茉莉、じゃあ…」 「うん、 私のはじめてを貰って。」 「心配するな、おれも"はじめて"だから。」 「え、そうなんだ~意外。もしかして私のため?」 「……さあな?」 大丈夫と言う茉莉だったが当の身体は少し強張っていた。 俺はもう1度茉莉の胸をやさしく揉む、それでなんとか強張りが少し抜けた。 もう膣口も今か今かと待ちわびるようにうごめいている。 あとは己自身をここに入れるだけでよいのだが…… 茉莉は処女だ。だからもう少しラクにさせてあげたかった。 そこで俺はリンに言う。 「リン。茉莉のクリトリスをお前が攻めろ。お前が茉莉の不安を和らげてやるんだ」 リンは無言で茉莉の秘芽に舌を当て、俺にしたように刺激する。 一気に茉莉のこわばりが完全に消える。ちょっとやりすぎた感もあったが、俺はゆっくりと茉莉の秘部に先端を当てた。 そして茉莉に最後の確認をする。 「本当にいいんだな? 痛いかもしれないぞ」 「大丈夫。大好きな亮輔だもの」 「そうか、じゃあいくぞ」 そうして、俺は茉莉の中に進入を開始した。 愛撫がいい感じに効いたのか、予想よりはすんなりと亀頭が埋まった。 そして少しづつ肉の扉を開くように進む。が俺は一端進入を止める。 茉莉の処女膜に到達したからだ、俺が少し躊躇しているのを見て茉莉は笑顔で 「思いっ切り貫いて、そして私を亮輔のモノにして」 そう言った。 俺は一度少し腰を引いて、一気に突き出す。 『プチッ』という薄い膜を貫く感覚を覚えた。茉莉はやはり痛そうだった、無理も無い。 でも茉莉は涙を流しながら 「やっと、亮輔と一つになれた…うれしい。」 そう呟く。 それまで俺と茉莉が繋がるのを固唾を飲んで見守っていたリンが言ってきた。 「マスター、私が茉莉の痛みを和らぐようにします。だから、マスターは動いてください。」そう言うとリンは自らの恥部を茉莉と俺が繋がる部分に当て、腰を振って擦りつける。 大きさの違う秘芽が触れあい、疼く。 「ひゃあぁ、リンちゃんそれ気持ちいい。」 そうしてリンの愛撫に合わせつつ、俺は少しづつ前後に動かし始めた。 押して、引く度に茉莉の柔肉が絡みつく。 今まで感じたことのない感触にそれほど長い時間我慢する事は叶わないと分かった。 その頃には茉莉も快感が痛みを越える状態なっていたらしく、腰を動かすようになった。 そして、ピストン運動もスムーズに行くようになっている。 俺もあまり長く持たなさそうだ、だから少し乱暴にすることで快感をごまかそうとした。 それからは皆、一心不乱だった。 「マスタァ、ァ、ハウぅ!!」 「り……亮…す、輔。私、わたしぃ!!」 「茉莉!! リン!!」 お互いに身体ををこすらせ、汗なのか愛液なのか、はたまたよだれなのか混じりあってわからない。 それに全身まみれながら3人はお互いをむさぼる。 もうリンも祭りも絶頂が近い。かく言う俺も。 「茉莉!! 、リン!もう…限界だ!」 俺は2人に射精が近づいていることを告げる。 「マスタぁ、思いっきり茉莉にあげて……くぅ!!」 「おねがい、膣に……おねがひぅうん おねがひ」 「ああ、っつ! 出る!!!!」 そうして本日2回目の射精。 ソレと同時に2人も2回目の絶頂を迎えていた。 精嚢から送られた精液は1回目以上の勢いと量で茉莉の膣に発射された。 茉莉も俺が射精するごとにビクンと動くモノの動きが分かるらしく、それをなぜかうれししそうに眺めていた。 もちろんその鼓動はリンが一番良くわかるわけで…… 「マスター、出しすぎじゃないですか? いくらなんでもこの量は、茉莉が妊娠してしまいます。」 へっ?……………妊娠…………… しばしの沈黙。 そして後悔。 「あ~~~~~~~~コンドーム忘れてたぁ!!!」 このまま妊娠でもしたら俺は家族にどう言い訳すればいいんだ、とか妊娠で大学を休めたりするのかとかイロイロ考えてた俺を見て茉莉は笑う。 「大丈夫、今日は『安全日』だから。」 一種の錯乱状態に陥りかけていたおれは安心して腰が抜け、そのまま茉莉との結合も解かれた。 茉莉の膣からあふれる精液の量は尋常ではなく、確かに安全日じゃなかったらと思うとゾッとする。 「まあ妊娠してもOKかな? 専業主婦っていうのも悪く無いしね。」 そんなことを平然という茉莉だったが、俺にはいつもより綺麗に見えた。 「とりあえず、俺は戸籍上は茉莉と結婚することになる。でもリンも俺の嫁だ。 法律が無ければこっちが勝手にするだけだし、結婚後はなんでも絶対3人ですると決めた。 まあティアも実際はそれに仲間入りするんだろう。 そんなこんなでめでたく俺と茉莉の婚約問題は、親は関係なく2人の意思で結婚することに決めた。 またリンとの禁断の関係についても答えが出た。 どうせほかのマスターにもいこういう「人間やめます」みたいなやつるだろうし、もう開き直ってやる。 そうしてそのままホテルで一晩を過ごして(もちろエッチはさっきまでのでおわり、あとは3人で寝てた。) 帰宅。そのさいティアに何回やったか聞かれたが答えなかった。 こうして俺の人生で一番ストレスをためて、かつ仕事も忙しかった死の二ヶ月が終わった。 でもにぎやかな1年はまだまだ続く。 これから先も問題は山積みなのだから…… なお、例のホテルの代金、茉莉やリンの衣装云々の代金は全て手俺の通帳から落とされていたことに俺が気がつくにはまだ早すぎた。 そうして俺の夢のマイカー購入が先延ばしになったのも1つの事実。 [[第1章。Fin>武装神姫のリン]]