「さて、本日もやって参りました。あなたとわたしのはーとぅーはーと。3Sが斬る! のお時間です」
「わ~、ですワン(パチパチパチ)」
「……(無言で拍手)」
「さて、今日は皆さんで『ドカバキじゃんけん』をしようと思います」
「ドカバキじゃんけん? 何ですワン?」
「……(無言で首を傾げる)」
「ルールは簡単。ここに用意したハンマーと盾を使います。じゃんけんで勝ったらハンマー。負けたら盾を使うのです」
「なるほど、何処かで見た事ありますワン」
「……ん、わかった」
「では始めましょう。まずは犬丸さんとテッコさんでどうぞ!」
「わ~、ですワン(パチパチパチ)」
「……(無言で拍手)」
「さて、今日は皆さんで『ドカバキじゃんけん』をしようと思います」
「ドカバキじゃんけん? 何ですワン?」
「……(無言で首を傾げる)」
「ルールは簡単。ここに用意したハンマーと盾を使います。じゃんけんで勝ったらハンマー。負けたら盾を使うのです」
「なるほど、何処かで見た事ありますワン」
「……ん、わかった」
「では始めましょう。まずは犬丸さんとテッコさんでどうぞ!」
第一試合 一回戦
「じゃんけん、『パー』ですワン」
「……(無言で『チョキ』)」
「……(無言で『チョキ』)」
「犬丸さん、ナイス反応です」
「攻撃を受ける事なら任せてくださいワン」
「……(心なしか悔しげ)」
「では決着が付くまで続けましょう。……二回戦です」
「攻撃を受ける事なら任せてくださいワン」
「……(心なしか悔しげ)」
「では決着が付くまで続けましょう。……二回戦です」
第一試合 二回戦
「じゃんけん、『グー』ですワン」
「……(無言で『パー』)」
「……(無言で『パー』)」
「犬丸さん、またもや防御成功! 流石ですね」
「それほどでもないですワン」
「……(心なしか凄く悔しげ)」
「では続いて三回戦です」
「それほどでもないですワン」
「……(心なしか凄く悔しげ)」
「では続いて三回戦です」
第一試合 三回戦
「じゃんけん、『チョキ』ですワン」
「……(無言で『パー』)」
「……(無言で『パー』)」
「え~と。テッコさん、反則負けです……」
「……何故?」
「いや、何故も何も……。とにかく、犬丸さんの手当てをしませんと……」
「???」
「……何故?」
「いや、何故も何も……。とにかく、犬丸さんの手当てをしませんと……」
「???」
「あれ、面白そうよね……」
「そうですねぇ、昔遊んだ覚えがありますよ」
「道具はどうしたんですか?」
「確か……。丸めた新聞紙と大学ノートでしたか……」
「それ位なら用意できそうだけど……。授業で使うノートはあるわよ?」
「後は新聞紙でもあれば……」
「新聞紙は無いけど、かなづちがあった」
「………」
「………」
「これ、使えないかな?」
「嫌よ」
「死人が出そうですねぇ……」
「……そうか……」
「そうですねぇ、昔遊んだ覚えがありますよ」
「道具はどうしたんですか?」
「確か……。丸めた新聞紙と大学ノートでしたか……」
「それ位なら用意できそうだけど……。授業で使うノートはあるわよ?」
「後は新聞紙でもあれば……」
「新聞紙は無いけど、かなづちがあった」
「………」
「………」
「これ、使えないかな?」
「嫌よ」
「死人が出そうですねぇ……」
「……そうか……」