「それでねー、兄ちゃんが学校行ってるときに姉ちゃんがねー!」
「たま!それは言わないでって言ったでしょう!」
「たま!それは言わないでって言ったでしょう!」
俺の肩には2体の神姫。そう、俺の妹達とも言えるぽちとたまの2体だ。
今日は俺も休みだし、たまには出かけようということで、近所の店に3人で買い物に来ている。
こいつらが家に来てからも、別に学校がなくなるわけでもないのであまり遊んだりしてやれなかったしな。
今日は俺も休みだし、たまには出かけようということで、近所の店に3人で買い物に来ている。
こいつらが家に来てからも、別に学校がなくなるわけでもないのであまり遊んだりしてやれなかったしな。
「あ、お兄ちゃん、あれはなんですか?」
そんなことを考えながら街を歩いているとぽちが問い掛けてきた。指差している方向を見るとソフトクリーム屋。どうやら店の前に置いてあるソフトクリームの置物(?)が気になったらしい。
「あぁ、あれはソフトクリームっつー食い物だよ。甘くて美味い…あ、買ってやるよ。」
そんなことを考えながら街を歩いているとぽちが問い掛けてきた。指差している方向を見るとソフトクリーム屋。どうやら店の前に置いてあるソフトクリームの置物(?)が気になったらしい。
「あぁ、あれはソフトクリームっつー食い物だよ。甘くて美味い…あ、買ってやるよ。」
買ってきたソフトクリームをぽちとたまに差し出す。
恐る恐るといった様子で2人は口を付ける。
「わ、冷たくて甘い…」
「おー!新しい味だねー!」そう言って喜ぶ2人。買ってやってよかったよかった。
「どれ、俺も少しいただこうかね」
ひょいと、俺は自分の口へとソフトクリームを運び、ぺろり。
うん、美味い。寒いけど。
「あ…」
ぽちが微妙な声をあげた。「ん?どした?」
「兄ちゃん、そこ姉ちゃん食べてたとこー!間接キスだー!ずるーい!」
は!?間接キス!?
なんとなく赤くなってしまう俺とぽち。いやしかしずるいってなんだずるいって。
相手が神姫とはいえ、なんか恥ずかしい。神姫という前に女の子として意識してしまっているということだろうか。
恐る恐るといった様子で2人は口を付ける。
「わ、冷たくて甘い…」
「おー!新しい味だねー!」そう言って喜ぶ2人。買ってやってよかったよかった。
「どれ、俺も少しいただこうかね」
ひょいと、俺は自分の口へとソフトクリームを運び、ぺろり。
うん、美味い。寒いけど。
「あ…」
ぽちが微妙な声をあげた。「ん?どした?」
「兄ちゃん、そこ姉ちゃん食べてたとこー!間接キスだー!ずるーい!」
は!?間接キス!?
なんとなく赤くなってしまう俺とぽち。いやしかしずるいってなんだずるいって。
相手が神姫とはいえ、なんか恥ずかしい。神姫という前に女の子として意識してしまっているということだろうか。
などとやっているうちに目的の神姫センターに到着。ここは地元でもなかなか大きいところで、バトル用のパーツはもちろん、さまざまな服やクレイドルなどのオプション機器も取り扱っているのだ。
「おー、おっきいねー!」
「あぁ、この辺じゃ最大だからな。てか神姫関連の取扱店はあっても、ここしかちゃんとした店はないしな。」
中に入ってみる。やっぱり中もでかいなぁ。なんだかテンション上がってきたかも。
「よし!お前ら好きなもの買ってやる!服でもなんでも持って来い!」
テンションのままにそんなことを口走る俺。
「おー!兄ちゃん太っ腹ー!姉ちゃん、あれあれ、あの服かわいー!」
「あ、こらたま、ひっぱらないでー!」
そう言って棚の前に備え付けられた神姫用通路に飛び移り、早速物色をはじめた。見失わないようにしっかり見張ってないとな。うん。
「あぁ、この辺じゃ最大だからな。てか神姫関連の取扱店はあっても、ここしかちゃんとした店はないしな。」
中に入ってみる。やっぱり中もでかいなぁ。なんだかテンション上がってきたかも。
「よし!お前ら好きなもの買ってやる!服でもなんでも持って来い!」
テンションのままにそんなことを口走る俺。
「おー!兄ちゃん太っ腹ー!姉ちゃん、あれあれ、あの服かわいー!」
「あ、こらたま、ひっぱらないでー!」
そう言って棚の前に備え付けられた神姫用通路に飛び移り、早速物色をはじめた。見失わないようにしっかり見張ってないとな。うん。
しばらくして2人は戻ってきた。たまは大量に商品を抱えて。ぽちは控えめに。性格が出てますねぇ。
「お兄ちゃん、あの、本当にいいんですか?」
ぽちが微妙に心配そうだ。
「大丈夫だって、貯金もちゃんとおろしてきたしさ」
そう笑顔で答えてやり、2人の持ってたものの会計を済ませる。
…大丈夫とは言っても少し痛かったけど。
「お兄ちゃん、あの、本当にいいんですか?」
ぽちが微妙に心配そうだ。
「大丈夫だって、貯金もちゃんとおろしてきたしさ」
そう笑顔で答えてやり、2人の持ってたものの会計を済ませる。
…大丈夫とは言っても少し痛かったけど。
「あー、今日は楽しかったねー!」
「えぇ、そうね。お兄ちゃん、今日はありがとうございました」
空は夕焼け、帰り道。例により肩に乗った2人は嬉しそうだ。
「そか、よかったよ。今度はもっと遠く、行ってみような」
そ、俺たちの生活はまだ始まったばかり。まだまだやりたいこと、行きたい場所はいっぱいだ。
「えぇ、そうね。お兄ちゃん、今日はありがとうございました」
空は夕焼け、帰り道。例により肩に乗った2人は嬉しそうだ。
「そか、よかったよ。今度はもっと遠く、行ってみような」
そ、俺たちの生活はまだ始まったばかり。まだまだやりたいこと、行きたい場所はいっぱいだ。
そのために頑張って金も貯めないとなッッッ!!
つづくかもしれぬ