武装神姫SSまとめ@wiki内検索 / 「第三十七話『そしてすべては雨の日に』」で検索した結果
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第三十七話『そしてすべては雨の日に』
「・・・元々、白狼型は火器制御を諦める代わりに“近接格闘や原始的な武器”に関する適応力を、他の神姫よりも底上げされているんです」 俯きながら彩女はいう。 「他の神姫は程度の差こそあれ、初期状態ですと大抵万能にセッティングされます。しかし私は違う。銃なんて使えない代わりに、格闘に関しては最高の能力を誇る。・・・そういうわけで邪魔しないでください。私はアメティスタに話があります」 ホワイトファング・ハウリングソウル 第三十七話 『そしてすべては雨の日に』 彩女は無言でアメティスタへと歩き出す。 それを防ごうとサラとハウが再び飛び掛るが、彩女は受け流し或いは軽く身をそらし全ての攻撃をいなしていた。 「彩女!」 受け流されたハウが再び彩女へと走る。 今度は彩女は・・・受け流さなかった。 「―――――ッ!?」 ... -
ホワイトファング・ハウリングソウル
...話『白牙』 第三十七話『そしてすべては雨の日に』 第三十八話『白狼語リ』 最終話『共に歩む未来』 WFHS番外編(短編よりも短いもの) WFHS番外編その一『ある年の明け+おまけ』 WFHS番外編その二『狼と雪景色』 コラボレーション Gene Lessのうさぎなひとさんとのコラボ小説 『蝶の見た夢』 『老人G』 各所でさりげなく出演していただいてる方々(敬称略) 神姫:レライナ・鋼の心 ~Eisen Herz~ 人物:槙野晶・妄想神姫 人物:三木山仙・Gene Less 神凛の名付け親:うさぎなひと・Gene Less もしも、漏れてる方がいたら連絡していただけると・・・(汗 今日 - 昨日 - 合計 - 313 ... -
クラブハンド・フォートブラッグ
クラブハンド・フォートブラッグ 作者:ミヤコン 砂漠ステージのみ最強の砲台型と、それに日々弄られる少女の物語り。 2/25 番外編を久しぶりに更新。 コラボ大歓迎です! ちなみにこっちでも神姫SSを公開してたりします。 クラブハンド本編ともリンクしてるんで、もしよかったら読んでやってくださいm(_ _)m CHF 登場人物紹介 CHF 武器紹介 * クラブハンド・フォートブラッグ本編 第一話『Desert scorpion』 第二話『八谷とマイ』 第三話『主の日常と姫君の退屈』 第四話『第23回・サラはどうして勝てないのか会議』 第五話『Desert eagle』 第六話『THE交通事故』 第七話『ダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!』 ... -
ハウリングソウル
ハウリングソウル 作者:ミヤコン 雨の日に拾われた犬と、無表情な悪魔とお姉さんのはなし。 この作品は小山田喜久子様の作品『双子神姫』とほんの少しコラボしております 1/20 第十~最終話を更新しました。 コラボ大歓迎です! HS 登場人物紹介 HS 武器紹介 * ハウリングソウル本編 第一話『廃墟にて』 第ニ話『朝』 第三話『開店・本屋の朝』 第四話『神姫センター・謎の生命体出現!?』 第五話『トラウマ』 第六話『再開・天薙』 第七話『手がかり、そして麗しき肉体美』 幕間『in the dark.....』 第八話『悪夢、そして鋼のメシア』 第九話『許せない真相』 第十話『告白、そして決意』 第十一話『説得、人事じゃ... -
出会いは雨の日
「橘…明人様ですね?」 雨、雨、雨… 六月の梅雨に聞こえるのは雨の音だけ… だから彼女の声は余計に俺の耳に響いたのかもしれない… だから彼女の瞳は余計に澄みきったように見えたのかもしれない… だから彼女の少し濡れた黒髪は美しいと俺に思わせたのかもしれない… 俺と彼女の出会いは 俺にとって…きっと… 「ですから、私はその試作機だと言ったんです」 「…………」 俺はこの子を家に上げたことを心底後悔していた 爺さんのとこから来たようなことを言っていたので知り合いなのかと安直に考えた結果がコレだよ… まぁ、マンションの俺の部屋の前でうずくまっていた彼女をそのままほっとけるわけでもないんだがなぁ… でもさ、爺さんの差し金だって言う時点で警戒するべきだったんだよ… どこまで腑抜けの甘ちゃ... -
第三十五話『竹林航路にうってつけの日』
一日目は待ち続けた。 彼はどこかに遊びに行ったのか、それとも急な仕事が出来たのかと一人納得して待った。 二日目は不安にさいなまれた。 今どこにいるのか。何故帰ってこないのか。何かあったのかと不安が頭から離れない。 三日目に思った。思ってはいけないことを思ってしまった。 ありえないことだが、もしかしたら、自分は捨てられたのではないかと。 そして四日目は ホワイトファング・ハウリングソウル 第三十五話 『竹林航路にうってつけの日』 「・・・で、本当にこの雨の中行くわけ?」 記四季の竹山の麓にあるバス停。その停留所の屋根の下で春奈は呟いた。 彼女の視線の先は大粒の雨が降り注ぐ曇天である。 「しかたないわよぅ! ここが一番通りやすそうなんだものぅ!」 春奈の呟きに吉... -
三毛猫観察日記
● 三毛猫観察日記 ● トップページ by 修理屋 ・これは主人公による猫型神姫(?)の観察日記。 大学の神姫サークルの仲間達との活動を軸に 物語は進んでいきます!! (現在、第十八話までと番外編4までを公開中) ◎◎◎ 外伝 デカ神姫 トップページへ ◎◎◎ ◎◎◎ 長編コラボ 神姫のお仕事。(海底編) トップページへ ◎◎◎ ★登場人物一覧★ (設定は物語開始当時に基づいています) ◆ 一年目 ◆ 第一話 猫、飼いました 第二話 激闘!あおぞら商店街! 第三話 意思を継ぐ者 第四話 最後の願い (注:神姫破壊表現あり) 第五話 アタシも日記を書いてみよう 第六話 誘われて・沖縄 第七話 ミア!電光石火!! 第八話 雨の日に来たレイン 第九話 文化... -
第十七話『大きな壁』
「ちょ・・・・ちょっと・・・・ここまでくれば・・・もう・・・いいんじゃない!?」 「え、あ、そ、そうだ、ね」 * クラブハンド・フォートブラッグ * 第十七話 『大きな壁』 散々走った私達は息切れをして、傍にあったベンチに座り込んだ。 ・・・・八谷ったら、私の手を握ったまま全力疾走するんだもん。男と女じゃ体力に差がありすぎるわ・・・。 「ご、ごめんね七瀬・・・大丈夫だった?」 「・・・あんたのお陰でね。八谷は・・・ああもうやっぱり汚れてるじゃない。ほら動かないで」 ポケットティッシュを取り出し八谷についた汚れを拭き取る。 その間本人は真っ赤になってそっぽを向いていた。 ・・・・私まで恥ずかしくなってくるからやめて欲しいんだけどな。 「あ、ありがと・・・」 「ん・・・・うん・・・」 「・・・・・・・・」 「・・・・... -
雨の日に来たレイン
● 三毛猫観察日記 ● ◆ 第八話 「雨の日に来たレイン」 ◆ 今日は朝から雨が降っている。仕方ないのでバイク通学は諦める。 ベッドを出てサッとシャワーを浴びた後、朝食代わりのアップルティーを一杯。 テレビをぼーっと見ながら何を着ていくか考える。バイクじゃないから、久しぶりに スカートにしましょう。お気に入りのニューヨーカーで一揃え。 女子寮から出てバス停まで歩いていく。それにしてもこの寮、大学の寮なのに何故か バスで通うような場所にあるのよね。都内の学校ってこんな物なのかしら? 寮生はみんなバスか自転車を使っている。原付で通っている人もいるけど、私みたいに 普段からバイクに乗ってる人なんて居ない。大学に入ったら友達とツーリングするのが 夢だったから少し残念。 バスに乗って15分。大学前の停留所で下車。 停留所の傍で人形が落ちているのを見つける。落... -
第十七話『女湯パラダイス』
「・・・・に、二時間・・・山奥とは聞いていたが・・・・・こ、これほどとは・・・・」 「ま、マスターしっかりしてください・・・!」 「・・・・真・・・・暗」 「・・・お姉ちゃん・・・私もう駄目・・・疲れた・・・」 「いいじゃないですか。ダイエットですよハルナ」 神姫センターを出てから電車で十五分。さらにそこからタクシーに乗り換え十五分。さらにさらにそこから徒歩で二時間かけてやっと記四季たちは自宅へと辿り着いた。 「・・・・どうでもいいがよ。なんで春奈までいるんでぇ?」 「都お嬢様がどうしてもと」 記四季の疑問に肩に乗った彩女が答える。その答えに記四季は軽く肩を落とした。 一方、今回の謀の首謀者たるアメティスタは記四季の左手の中で堂々としている。もはや何を考えているのかすらわからない。 「・・・・ま、とりあえず上がれや。昔ながらの日本家屋だ。ぼろいが風情はある」 ... -
第三十六話『白牙』
イヌ科の動物と言うものは基本群れる。 そこにいる隣人を信用し信頼し、愛する。 そういう意味では私はこれ以上無いほどにイヌ科なのだろう。 何せ私は狼だ。 考えたことが無いわけではなかった。もし主がいなくなったらどうするかと。 その問いに、答えなんてあるはずも無い。あるとしたら・・・待ち続けるというのが答えになるだろうか。 それだって究極的には何もしていないに等しい。待つということは受動であって、決して能動ではない。 ・・・ならば、私はどうすればよいのか。 音なんて雨音しかないこの世界で、ただひたすらに主の帰りを待ち続ければよいのだろうか。 ・・・不思議と、判る。 主はまだ生きている。理屈なんて関係なく、漠然と判るのだ。 電気駆動の人形が、第六感を語るなど愚の骨頂。所詮私達は単なるヒトガタ。魂も無ければ霊感などあるはずも無い。・・・けれど、今はそれだ... -
第10話 『そして、二人で』
『ざわ・・・ざわ・・・』 という擬音が発生しそうな空気が、そこにはあった。 「すまん!」 その空気の中心に居るのは、周防その人。 彼は、見事なダイナミック土下座を決めていた。 第10話 『そして、二人で』 周防の前に居るのはスミレ、白瀬とクロ。それに先程までの対戦相手である蓮とエリーナの姿もあった。 「俺が適当に設定してたから、スミレにも他のみんなにも迷惑をかけてしまった。本当に申し訳ない!」 15cmの神姫を前に平謝りの成人男性。明らかに異様な光景だったが、本人は真剣だった。 「でも周防さん、それは私が……」 「申し訳ない!」 白瀬の台詞を遮るように、大声で詫びる周防。 「(周防先生……ありがとう、ございます)」 周防の気持ちを察した彼女は、心の中でそっと詫びる。 「気にしないで下さい兄さま。私結構楽しかったんですから、ね、ね?」 ... -
第三十二話『遠吠え』
「おじいちゃんっ!」 大雨の中駆けつけた春奈は、病室のドアを勢いよく開け叫んだ。 「・・・少し静かにしたまえよ。ここは病院だよ?」 そこには彼女の姉である都が、ベッドの脇で腕を組んで座っていた。 都の目の前にあるベッドに横たわるのは・・・彼女たちの祖父である記四季だった。 が、春奈はその光景に何か違和感を感じる。 まるであるべきものが無いような・・・。 「おじいちゃん・・・大丈夫なの?」 「今は問題ない。近日中に手術が必要だそうだが・・・それには本人の同意と親族の同意が必要なんだと」 春奈の言葉に都は冷静に答える。 「・・・それって」 「親族なら私や両親で足りる、しかし同意を取ろうにも当の本人は意識不明。・・・代理人として同居人でもいいそうだがね。神姫が同居人扱いされるかどうか・・・それに、彩女はここにいない」 言われて春奈は違和感の正体にようやく気づ... -
CL:第十七話 憧憬
前へ 先頭ページへ 次へ 第十七話 憧憬 『クエンティン、よろしいですか』 「えっ?」 シャフト内を降下するクエンティン。罠や待ち伏せがないか索敵しつつ降りるため、速度が出せない。目的地に着くまでには七分少々かかる。デルフィには動きはない。まるで到着するのを待っているようだった。そして、依然としてノウマンの反応も変わらない。 緊張を保ったままのときに、久々にエイダから呼びかけられたので、クエンティンはびっくりした。 こばむ理由はなかった。エイダとおしゃべりができることもあり、嬉しくもあった。 「なあに?」 『夢卵理音様のことをお伺いしたいのです』 「お姉さまのこと? いいわよ」 『大変失礼なことも訊いてしまうかもしれません』 「かまわないわよ。なんでも言っちゃう」 数秒の間。 『まずは、理音様のお名前です』 「ん? うん」 『ギヴンネームはともか... -
すべて俺の責任
七話 『すべて俺の責任』 正直なところ、竹さんをどうしたものか、俺にはサッパリ分からなかった。 自意識過剰を疑う余地もないくらい、竹さんが友情以上の感情を持って俺に接しているのは明らかだ。ならば姫乃という彼女がいる俺として取るべき行動は決まっているはずだが、竹さんから動いてくれないことには、俺から先に断りを入れるわけにはいかない。 これが高校生とかなら下駄箱にラブレターが入っていて、呼び出された場所に行かなければそれで済む話なんだろうが、まさか二十歳を過ぎた大学生にもなってそんな初々しい手段を取ってくれるわけもなく、今日、二人っきりになることで告白されやしないかと戦々恐々としているわけだ。 いや、ここ数日の竹さんの胸の柔らかさ……じゃなくて過剰なくらいの接近を考えると、今日という日がXデーになることはもはや確信すら持って想像できた。 「流されちゃダメですよマスタ... -
第2話 雨の日の憂鬱
第2話 雨の日の憂鬱 ザァァァァァァァァァァァァァァァァ 「ふぅ……外は雨か………さて、どうしたものか」 しばらく続く雨の所為か、やや灰色っぽく見える窓の外の景色をぼんやり眺めつつ溜息をつく俺 俺は子供の頃から雨の日は嫌いだ、外に出るのが億劫になる。 今日の日が休みだからこそ良かったが、これが仕事の日だったら少し嫌な気分になっていただろう。 こんな日はさっさと寝直すに限る………と、今までの俺はそうしていただろう、だが… 「主殿ぉぉぉ!!、これは一体なんでしょうかぁぁぁぁぁっ!?」 台所の方から、つい数時間程前に名前を付けたばかりの騎士型神姫が何やら叫んでいた。 今日から、彼女、いやルージュとの生活が始まったのだった……にしても何だぁ? 「一体何の騒ぎだ……幽霊とでも出くわしたのか?」 「あ、主殿ぉ……見慣れぬ奴が居たから、私は何... -
妄想神姫
妄想神姫:メインメニュー 注意 本作品は“突飛な設定”の類を多分に含有しております。 意図的に行っているので、その手の要素を苦手とする方は 閲覧に細心の注意を払って下さいます様、お願いします。 あらすじ 登場人物紹介 本編 外伝 後日談 各種解説 おまけ 協力・引用 あらすじ アキバの隅にMMSショップを構える幼女店長、槇野晶。 彼女の側には“妹”と言うべき、三人の武装神姫がいた。 長女“アルマ”と、次女“ロッテ”に、三女“クララ”。 これは、そんな姉妹のマッドで百合気味な日常とバトル、 更に武装神姫を逸脱気味なメカを、妄想のみで綴るお話。 登場人物紹介 登場人物MMSショップ“ALChemist” ライバルの神姫達 黄昏よりの使者+α(ネタバレ有り) 本編 序章 「苛烈なる少女?と、目覚めし神の姫」 第一章 「晴れた日には、2... -
第三十三話『奇策士の孫』
「おかえり剛三さん。・・・記四季さんの家、どだった?」 「ありゃ駄目だな。とてもじゃねぇが人が通れねぇよ」 北白蛇神社の隣接する剛三の自宅、その玄関でアメティスタは雨合羽を脱いだ剛三に聞いた。 「じいちゃんお帰り。・・・ほら、タオル」 と、神社の巫女をやっている剛三の孫がタオルを差し出す。 剛三は軽く礼を言ってから身体を拭き始めた。 「人が通れないって、どういう風に?」 「道がぬかるみまくってるし土砂崩れが起きてた。・・・ありゃぁ復旧に時間かかるぞ」 剛三の言葉にアメティスタは何か思案する。 そんなアメティスタを置いておいて剛三は真っ直ぐに風呂場に行ってしまう。泥だらけの身体を流したいのだろう。 「・・・アメちゃん? どしたの?」 と、アメティスタが考えていると敦子が顔を覗き込んできた。 「・・・ねぇあっちゃん。ボクがここに来たときに一緒に送られてきた物... -
第三十話『木霊』
次の日、彩女は朝早くから沐浴をしていた。 記四季が流されないようにと作った囲いの中に入り、朝の冷たい水をすくい白い裸身にかける。それだけで身が引き締まるようだった。 「―――――――――ふぅ」 頭から水を被った彩女は背筋を逸らし頭を振る。 狼特有の荒々しさの中に、どこか乙女らしいたおやかさを備えた彼女の髪が揺れる。 と、銀の耳が小さく動く。 「・・・・・・覗き見はどうかと思いますが」 「えーいいじゃん。彩女はハウリンと違って良い身体してるんだもん」 水の中からアメティスタが姿を現した。 それと同時に彩女は少し顔を赤らめて 「・・・今日は、キャンペーンバトルの時の約束を果たしに来ました」 恥ずかしそうに、そういった。 「ん? ・・・あ、そっか」 彩女のその言葉にアメティスタは首をかしげ、すぐに思い出す。 ・・・キャンペーンバトルに参加する代わりに... -
妄想神姫:第三十七章
妖精の騎士、その御印は虹の如し “W.I.N.K.”の搭載・定着と充電の為に、我が“妹”達が眠って数時間。 その間に私・槇野晶もシャワーや仮眠を取り、目覚めたのはつい先程だ。 見れば充電は完了していた……傍らに収納してある“アルファル”もだ。 チェックプログラムも異常なし。起動して良さそうだ……では起こすか! 「ん……そろそろいいぞ。起きてくれんか、アルマ・ロッテ・クララ?」 「……むにゃ。あ、後三分寝かせてください~……ぅぅん、ふぇ……?」 「アルマお姉ちゃん、寝坊しちゃダメだよ。晩御飯に間に合わないもん」 「ば、ばんごは……ええっ、もうそんな時間ですかクララちゃんッ!?」 「ふふふっ。アルマお姉ちゃんってば~、まだおやつの時間ですの~♪」 寝惚けていた事に気付き赤面するアルマ、それを見て笑う二人の神姫。 ロッテもクララも……慣れた故とはいえ人が悪... -
第七話『手がかり、そして麗しき肉体美』
ハウリングソウル 第七話 * 『手がかり、そして麗しき肉体美』 「『切り裂き』と言う、違法神姫について何か知らないか?」 私が彼にそう言った瞬間、彼の表情が僅かに変化した。 何か・・・心当たりがあるような、そんな僅かな変化。 「『切り裂き』ってーと・・・・アレだよなぁ? 通りすがりの神姫を・・・・」 「そう、言うなれば神姫の通り魔だ。数ヶ月前から突如として出現し、無差別に神姫を『切り裂いて』姿を消す・・・・神姫のマスターにはけして見つかったことの無い、正体不明の違法改造神姫・・・・・・」 私は彼から目を離さずに言った。 彼の表情は・・・・何かわからないが、何かを知っているような顔だった。 「・・・・しらねぇな。大体あんた、そんなのを調べてどうするつもりなんだぁ?」 「・・・・・・・・別に。何も考えてな... -
第二十七話『月下~7th moon~』
それは一瞬の事だった。 機械翼のスラスターを全開にし、一瞬で踏み込んできたジャンヌはそのままライフルブレードを振りかぶり彩女に襲い掛かる。 すんでの所で鞘ごとブレードを受け止めるが衝撃は殺しきれず彩女はそのまま弾き飛ばされた。 ハウは飛ばされた彩女には目もくれずに両手のイングラムを連射する。しかしジャンヌの機械翼に阻まれ彼女には届かない。 「狗め」 ジャンヌはそう呟くと翼で長椅子をハウに向かって飛ばす。 重いはずの長椅子は軽々と宙を舞いハウに迫るが、弾き飛ばされた衝撃から立ち直った彩女が長椅子を両断する。そのまま身を低くし長椅子の下を潜りジャンヌに迫る。 しかしジャンヌは翼をはためかせ急上昇するとライフルブレードのセレクターを切り替え、レーザーを連射してきた。 「―――――――!」 彩女はなすすべも無くそれを回避し続ける。 と、爆音と共にジャンヌの体が... -
神姫ちゃんは何歳ですか?
神姫ちゃんは何歳ですか? これはある神姫とそのマスターとの愛と肉欲の日々を描いた物語である… でも最近、肉欲の日々は送ってないよね… 書いた人 優柔不断な人(仮) 神姫ちゃんは何歳ですか?本編 過去編 番外編 武装神姫飛鳥ちゃんエウクランて その他作品 騎士子シリーズ コラボ大歓迎 話を大幅に変えてしまうようなのでなければ大丈夫 チョイ役とかなら許可も要りません ドンドン出して出して ※鳳凰カップ等で神姫の父さんの橘明人とかしまし神姫たちの日常日記とリンクしております ※学園設定に於いてチアキ氏の凪さん家シリーズとリンクしております 登場人物&登場神姫 舞台解説・特殊設定 國崎技研商品カタログ 本編 第一話 学園天国 微エロ注意 香田瀬がユキに買ってきた物は… 第二話 NY決戦 ※エロ注意!1... -
第三章 深み填りと盲導姫
第三章 深み填りと盲導姫 あらすじ: 夏のある日、俺達は神姫センターでサマーフェスタを楽しんでいた。 そんな時、ある人物と出会い、神姫の一つの可能性を垣間見る事に…… 第一話:宝探姫 第二話:双銃姫 第三話:違法姫 第四話:諸刃姫 第五話:成上姫 第六話:肩書姫 第七話:激動姫 第八話:実践姫 第九話:鉄鳥姫 第十話:血戦姫 第十一話:追剥姫 第十二話:負傷姫 第十三話:再生姫 第十四話:塵刃姫 第十五話:生贄姫 (この話ではウサギのナミダに関して一部のネタバレが存在しますのでご注意ください) 第十六話:偽眼姫 第十七話:鳥討姫 第十八話:札無姫 第十九話:罪明姫 (この話ではキズナのキセキに関して一部のネタバレが存在しますのでご注意ください) 第二十話:道行姫 この物語においては以下の作品から、キャラクター、設定を借り... -
第十六話『それぞれの思い』
会場内は静まり返っていた。 ファーストランカーであるジャンヌとルシフェル。その二人が揃って無名の二人に倒された・・・・その事実も充分にその原因であるとも言える。しかしそれは決定的な原因ではない。 つい先程のビルの屋上からのダイブ。そして側面を走りつつ抜刀し両断。そんな神業を披露されてはもはや黙るしかない。 「・・・・クッ」 都は微かに笑う。 本当なら大声を上げて笑いたいところだが今はそんな空気ではない。 凄い。やっぱり彩女は凄い。もう一度戦って・・・今度は勝ちたい。都はそう考えていた。 「・・・・・・・・・・すご・・・」 都の隣にいた春奈が呟く。 それが静まり返った空気に波紋を起こし、すぐに割れんばかりの歓声がセンターに鳴り響く。 都はそんな様子を心底楽しそうに見ながら、煙草に火をつけた。 ホワイトファング・ハウリングソウル 第十六話 『そ... -
第三十八話『白狼語リ』
以前見た場所とは違い、そこは何も無かった。 痛みも無ければ感覚も無い。時間の感覚も無ければ今自分がどこにいるのかすら判らない。 唯一判るのがここが一つの“境界線”であることのみ。 ここに来る前の記憶を手繰ろうとしても、それはまるで霞のように霧散して思い出すことが出来ない。 ――――何故、自分はここにいるのだろう 判らない。そもそも自分が誰かすらも判らない。 ここは何処で、自分は誰だ。 ――――いや、そもそも自分とはなんだったか 考えがそこに至り、彼はもう考えることを放棄した。 いくら問おうとも答えなんてあるはずも無い。だってここはそういう場所だから。 と、音すらも存在しないはずのこの場所で、かすかな物音がした。 振り向くとそこには・・・一匹の白い狼がいた。 ――――何故、ここにいるのだろう 彼はそう思い... -
ネコのマスターの奮闘日記
ネコのマスターの奮闘日記 これはネコ神姫(+α)のマスターが日常60%、非日常40パーセントくらいの毎日を綴ったお話。 キャラクターなどのレンタル希望はご自由に(ある場合はコラボ等にてご一報下さい) 著者 ネコマスター 登場人物・登場神姫紹介 舞台設定 本編 プロローグ とりあえず自己紹介は基本だな 第一話 いきなりですが妹襲来です。 第二話 キルケの初バトル 前編 後編 第三話 礼奈は大変な事を親に言われました 第四話 いつからご飯・味噌汁・焼き魚が日本の朝食の代表になったんだろうか? 第五話 ネコのマスターのクリスマス・買い物編 第六話 ネコのマスターのクリスマス・プレゼント編 第七話 盗撮は犯罪です。 第八話 離婚してもしばらく経つとどうでもよくなるんだよね 第... -
第三十一話『ウツロナコエ』
「――――――――みっちゃん。頼みがあるんだ」 「はい? ・・・何かしら?」 北白蛇神社に隣接する湖のほとりで、アメティスタはこの神社の巫女である北白美里(きたしろ みさと)に話しかけていた。 美里は赤い袴をはためかせアメティスタの傍へと腰を下ろす。 「悪戯なら駄目よ?」 彼女は人差し指を立てアメティスタに注意する。 その仕草はなるほど、中々に魅力的で老人会の連中が夢中になるのも肯けよう。 「悪戯じゃないよ。・・・実はちょいと重要な話なんだ。・・・耳、貸して」 「・・・息吹きかけたりしたら駄目よ?」 「しないよ」 「耳はむはむも駄目ですからね?」 「・・・いや、結構真面目な話なんだけど。話すよ?」 アメティスタはそういうと美里に何かを伝える。 伝え終わると同時に美里は顔を青くした。 「まだ不確定だから・・・ただ今日一日はボクの傍にいて」 「・・・判... -
第七話『爺の受難、孫娘の思惑』
「・・・・・・んぅ」 本屋の二階、自分の私室で都は目を覚ます。 ベッドの上で軽く伸びをし、ベッド脇に置かれたクレイドルの上を見る。 「・・・・ふふ、本当に仲がいいなお前たちは」 そこには犬型のハウと悪魔型のノワールが一緒に寝ていた。 その様子を確認した都は、今度はその上にある写真立てに入った写真を見る。それには都と・・・青年が映っていた。 「お前がいなくなってから随分たつけど・・・・私達は元気でやってるよ・・・」 都はその写真の青年を愛おしそうに指でなぞる。 それはもう届かない彼女の思い。 あの日に亡くしたものと・・・手に入れたもの。 「・・・・さて、いい加減起きるか」 彼女はそういうとベッドからかったるそうに這いずり落ちた。 * ホワイトファング・ハウリングソウル * 第七話 * 『爺の受難、孫娘の思惑』 ... -
夏扉8・「そして公園にて」
「そして公園にて」 通夜も葬儀も終わって。 アタシは真っ黒な服に身を包みあの公園にいた。 アタシのこの風貌は今も葬儀の時も目立ってはいるのだけど。 それでもアタシは堂々とそこにあった。 この服は元々母のもので、でもまるであしらえたかのようにアタシにぴったりで。 もしかしたら母も、アタシくらいの時にこの服に袖を通したのかもしれない。 葬儀から四日が過ぎ、アタシは明日にもこの町去る。 あの日から約一週間。何かの拍子で訪れる悲しみに抗う事も出来ず、そのたびに涙を流す。アタシの中にはコレだけの涙があったのだと、驚くほどに。 癒えない胸の痛みに苦しみながら、それでもその痛みを無くしたいとは思えず、胸を押さえ感情の波が引くのを待つしか出来ない日々。 この町に来てから一月が過ぎた。もう夏も終わる。 「やっぱり、ここに居たんだな」 その声の主はあの人がいた時... -
第十七話:鳥討姫
第十七話:鳥討姫 戦闘が始まり、俺は早速周りを見る。荒野である他に周りを囲むように森林がある。荒野そのものは複数の山を持って構成されているため、立体的な動きを要求されるだろう。 スタート地点は密林の中。姿を隠すのは容易だ。 しかし、相手は早速、空を飛ぶ。石火は早夏にぶら下がりながらの移動だ。そういう事ができる事からアルトレーネのバックユニット『ニーベルング・フリューゲルモード』は相当な出力を持っている。その無茶を持って、上空から蒼貴と紫貴を探り、狙おうとしているらしい。 大した装備だが、そこまでするなら自らが無理をしていないわけが無い。何とか傷つけることができれば落とせるだろう。 『ひとまず、荒野を登って迎撃がいいな。二人とも離れずにかたまって動け。それと紫貴。アサルトカービンをエクステンドモードに切り替えておけ。後で使うからな』 指示を与えると蒼貴... -
第十話『告白、そして決意』
吉岡さんが貸してくれた予備のクレイドルは寝心地が良くなかった。 だからだろうか、いつもならすぐに寝てしまうはずのノワールが僕に話しかけてきた。 「・・・・・・ハウ、大丈夫?」 僕はそれを無視する。 今は誰とも話したくなかった。 「・・・・寝てる、なら・・・・そのまま聞いて・・・ひとりごと」 「・・・・・・・・・・」 「雨の日、ノワール、ハウを見つけた。マイスター・・・・・大事な人、いなくなったあと」 僕はノワールに背中を向けている。 だからノワールの顔は見えなかった。 「マイスター、責任感じてた・・・大事な人、いなくなったこと」 その話は昔、マスター本人から直接聞いていた。 僕を拾う前に、マスターの恋人が死んでしまったということ。 交通事故だったらしい。 マスターを駅に迎えに行く途中、信号待... -
第十七話 悪意のオードブル
第十七話 「悪意のオードブル」 ※※※ その後、どんな気持ちで食堂まで戻ったのかは、良く覚えていない。背中に降り注ぐ夕方の日差しとさっきの和葉ちゃんの様子で、僕の意識はもうろうとしていた。 こんな時でも食堂に戻ってしまうあたり、僕はやっぱり食堂の人を信頼しているんだと思う。けど、いざ戻ってみると、輝さんは隣の床屋と食堂の隙間の間に自分のバイクを入れようとしている所だった。シートの上には、直也さんと一緒だったはずのアッシュがいた。 「あ、輝さん……。直也さんは?」 輝さんは面倒くさそうに振り返ると、僕をじろっと見た。目の下に痣があった。 「あ?知らねえよ。あんな分からず屋」 「そんな! ……ねえアッシュ、君は?直也さんを説得しないの!?」 「知りません。放っておけば良いのですよ。あのような時は、少し頭を冷やすのが良いでしょうから」 ア... -
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記 あらすじ ちょと腕利きな元ネット界のカリスマとちょと普通とは違う神姫たちのちょっとかしましい生活日記 明人「ちょっとじゃないだろ・・・」 著 神姫の父 めにゅう 設定資料 (日記その十六 現在) 《登場人物紹介》 《登場神姫紹介》 《特別設定》 《特殊武装》 《人型神姫インターフェイス》 《八相》 《百の質問回答ページ》 本編 日記その一 かしまし 日記その二 〈前編〉 先生はつらいよ 日記その二 〈後編〉 それぞれの恐怖 日記その三 〈前編〉 ジジイ襲来 日記その三 〈中編〉 エンドレスワルツを一緒に 日記その三 〈後編〉 明人VS葉月 日記その四 〈前編〉 『八相』 日記その四 〈後編〉 英雄の復活 日記その五 子の心、親知らず? 日記その六 デートと波乱は紙一重 日記その七 隠し味はコイゴコロ?... -
神姫ちゃんは何歳ですか?第二十七話
神姫ちゃんは何歳ですか?第二十七話 スーパー神姫TIME 書いた人 優柔不断な人(仮) 「っと…そろそろ時間だな」 俺はTVのリモコンを取り、スイッチを押した 「あれ?センパイ、この時間何か見てましたっけ?」 「今までは見てなかったが、今期の番組改編で新番組が始まるじゃないか」 「あ、今日でしたっけ?『スーパー神姫TIME』」 そう、とうとう神姫もゴールデンタイムに番組が放送されるまでになったのだ 『スーパー神姫TIME』は54分の番組で、キャッキャウフフからハードなバトルまで様々な神姫ライフ情報を提供するというコンセプトで作られるという 番組内にはマスターと神姫を迎えてインタビューを行う『神姫マスターズ』というコーナーがあり、その第一回のゲストとして、観奈ちゃんが呼ばれたのだった 『すぅ~ぷぁ~~~すぃんきとぅぁ~~~~いんむ!』 「あっ、お兄ちゃ... -
神姫のお仕事。(海底編)
● 神姫のお仕事。(海底編) ● トップページ by 修理屋 ・これは『修理屋』による多人数コラボ作品です。 基本的にそれぞれの作品とリンクしていますが、 必ずしもその設定/世界観を反映しているものではありません。 ・ご協力して頂いているのは、以下の方々です。(順不同) 神姫愛好者さん (戦う神姫は好きですか) 幻さん (幻の物語) 神姫の父さん (橘明人とかしまし神姫たちの日常日記) うさぎなひとさん (Gene Less) 謹んでお礼を申し上げます。 (全七話を公開中) ※やっと完結しました!ご協力頂いた方々にはご迷惑をお掛けしてすみませんでした。 ... -
妄想神姫:第三十九章
星空に想うは、遙か遠けき人の影 夜。うだる様な陽炎も収まった……と思いきや、温暖化著しい東京では、 深夜になろうとも熱気は収まらぬ。冷房がなければとても寝ていられんが 私・槇野晶は何となく作業が終わっても眠る気になれなかった。そこで、 肩ひものない服を纏って、地上に赴く。胸元に、ロッテを入れてな……。 「どうしましたの、マイスター?“アルファル”完成して脱力ですの?」 「ん……それもあるのだが、ふいに思い出してな……“あの人”の事を」 「“歩さん”、ですの?そう言えばあの人が失われたのも、こんな……」 「夏の日だったと記憶している。地中海の沿岸だったからな、より暑い」 何を惚けている?そうか。以前“歩”について、私は語らなかったな。 私には姉が居てな、いや……居たんだ。その人こそ“槇野歩”だった。 技術者だった彼女の薫陶を、受けていないとは言えない。... -
第三十四話『同じ気持ち、皆の想い』
「・・・うん。まだ動くね」 暗い倉庫の中、アメティスタは“それ”のハンドルを握りながらそう呟いた。 「あの、アメティスタさん。私少し怖いなーって思うんだけど・・・」 「・・・姉さんはほんとに怖がりね。っていうかここのどこが怖いのかが判らないわ」 アメティスタに付き合って倉庫の中に入った美里と敦子は言う。 容姿はそっくりなのに性格は似ていない双子である。 「それじゃ、これ居間に運んでおいてくれる? ボクはもう少しここで探してるからさ」 「じゃぁ私が運ぶわ。アメティスタさんは敦子とゆっくり探し物しててね!」 美里は早口にまくし立てると急いで倉庫を出て行ってしまった。 よっぽど倉庫がいやだったらしい。 「・・・姉さん。昔閉じ込められたのがトラウマになってるのかな。・・・で? アメちゃんは何探してるの?」 「ん? 足だよ」 「・・・・・・・・はい?」 ... -
第二十二話『それを私にどうしろと』
「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「・・・お、おはよう」 「・・・・ん、おはよ」 クラブハンド・フォートブラッグ 第二十二話 『それを私にどうしろと』 うじうじすんのはもう止め。 確かにそういった。そういったけど・・・・。 「昨日の今日で何を話せばいいかわからないと」 「・・・・うん」 「全く、男女の仲というのは・・・どこも似たようなものですわね」 そういって遙はから揚げを口に放り込んだ。 うぅ・・・仕方ないじゃない。だって判らないんだもん。 「あはは。ほら、春奈ちゃんはツンデレだからさ。こういうのには弱いのよ」 クラスメイトのリオは笑いながら傍観している。 いや、アンタだって弱いじゃない。このブラコン。 ちなみに、八谷は四時間目が終わるやいなや学食にダッシュしていった。 教室出ると... -
wiki相関図 最新投稿対応状況
wiki版キャラクター相関図最新投稿対応状況 2007年4月5日時点で、以下の話までは確認しています。 主に相関図の進度確認用のメモ。 もどる Mighty Magic インターバル6 神姫たちの舞う空 コンタクトイエロー CROSS LO[A=R]D 14話 神姫狩人 第五話 武装神姫のリン 3章第20話 凪さん家シリーズ 凪さん家の十兵衛さん第十二話 真・凪さん家の弁慶ちゃん 第一話 凪さん家の弁慶ちゃん/0 TR-2 凪さん家の弁慶ちゃん 3話 ねここの飼い方 そのじゅうよん 劇場版~十一章・終焉~ ねここの飼い方・光と影 ~十章~ 岡島士郎と愉快な神姫達 第十三話 外伝第一話 『不良品』 師匠と弟子 明日の為に、其の... -
PRINCESS BRAVE
『武装神姫~PRINCESS BRAVE~』 PSPでゲームが出ますね。なんとなくカスタムロボっぽい気がする。バトロンから何か引き継げたりは… しないんだろうな。 パジャマの胸に抱き締めた、お気に入りのぼろい絵本。 眠れない小さな『姫』は、今夜もその物語に思いをはせる。 それは遠くよその国の、遠く古い物語。 それは、真実の愛を探す旅に出た、小さな『姫』の物語。 天使のようにあどけなく、 剣士のように力強く、 瞳には燃えるような光を、胸には熱い勇気を秘めた、麗しき姫。 牙を鳴らし咆える竜の火も、百万の敵も恐れず、その揺るがぬ思いは絶望の魔女も討ち倒す。 彼女は、そんな『姫』に憧れていた。 彼女は、そんな『姫』になりたかった。 そして彼女は、今夜もそんな『姫』に思いをはせる。 そんな『姫』を夢に見る。 そして、『姫』は目覚... -
第九話『許せない真相』
ハウリングソウル 第九話 『許せない真相』 「・・・それで? ど~してうちに転がり込んでくるのかしらぁ?」 「あのままあそこにいたら危険だろう。こっちは危うく火事になりかけたんだぞ」 「それはノワールちゃんのミサイルのせいでしょっ! アンタの話し聞いてると食らった被害は武装の損壊と窓ガラスが割れただけじゃないっ!!」 深夜12時。 ぎりぎり明日が来ていない時間に私たちは吉岡の家に転がり込んでいた。 ・・・・あの謎の神姫を金属バットでかっ飛ばした後、私はノワールとハウの様子を見た。幸いにして彼女達に怪我は無く、私は安心したのだが・・・・このままこの家にいるとまたアレが襲ってくるような気がして、私は二人を手のひらで包むと車に乗って吉岡のマンションに来ていた。 普段ならオカマバーに行っていていないはずの吉岡が、今日に限っていてくれたのが... -
第ニ話『朝』
ハウリングソウル 第二話 『朝』 パソコンの電源ボタンを入れ、適当にニュースサイトを巡る。大抵必ず見るのは神姫関係のニュースサイトだ。 お気に入りフォルダのリンクをクリックすると、昨日のバトルの結果や新製品の情報等が画面に映し出される。 その中に一つ、気になるニュースがあった。 それは違法改造神姫に関することで、近年その違法神姫が徐々に増えつつあるとの事だった。 「・・・・・『切り裂き』の情報は、無いか」 私はそう呟くと煙草の箱に手を伸ばした。 『切り裂き』とは、とある違法改造神姫に与えられたニックネームのようなものだ。 少し前から違法神姫バトル、通称『闇バトル』に出没し相手をバラバラにしてしまうと言う。 実は私は訳あってこの違法改造神姫を追っている。いるのだが如何せん自営業の身ではまるで情報が集まらない。 ・・・・というか、さっ... -
第拾話:雪の日に思い耽る
{雪の日に思い耽る} 「わーい♪降ってる、降ってるー♪♪」 「天気予報通りでよかったですね、姉さん♪」 「綺麗ですわ。このブンだと積もりますわね」 「雪は綺麗で素敵だと思いますけと…ご主人様が、ど~思うかぁ…」 ワイワイガヤガヤと右耳から聞こえてきたので、浅い眠りから俺は目を覚ました。 まだ頭がぼやけているみたいなのか、眠気が覚めない。 「ボクもう我慢できない!」 ガラガラー 「あっ!?姉さん!」 「あらあらまあまあ」 「好奇心旺盛ていいますか、子供っぽいといいますか…あ、ご主人様!おはようございます」 「 ̄O ̄)ノ ふぁ~あ、おはようアンジェラス。なんか騒がし、てサブ~~~~!?!?」 俺は条件反射で自分の両肩を両腕をクロスさせて両手で掴んだ。 ワイシャツ一枚とパンツだけの俺に容赦なく吹き付ける冷徹な風。 おかしい、こんな... -
第七話『ダッシュ!ダッシュ!ダッシュ!』
「・・・・どう思う。ノワール、ハウ」 「現状・・・勝てる・・・・でも・・・伸びる」 「サラさんは・・・狙撃されてもストライクイーグルなら、避けれます。問題は猫型ではないかと」 平日の午後、普通の大人なら会社に行っていてもおかしくない時間に、その女はそこにいた。 咥え煙草にサングラス。服装はタイトなジーンズにYシャツという簡単なものではあるが、その服は女のなだらかなラインをよく見せていた。 「ふふん・・・まさかこんな所であえるとはね。仕事サボってよかったよ」 女の言葉に、胸ポケットのハウリンが答える。 「・・・・っていうか仕事しないとそろそろ危ないのでは? マスター、昨日も吉岡さんに奢らせたじゃないですか」 「うるさいな。ちゃんとアテはあるのだよ。・・・・というか、吉岡のところのバイトなのだがね」 「マイスター、ヒモ?」 同じく胸ポケットに入っていたストラーフが言... -
ネコ日記:第十七話
最終兵器と書いて「リーサルウエポン」と読む キルケに装備と武装を装着してあげる。 今回の装備は GA2“サバーカ”レッグパーツ DTリアユニットplus+GA4アームにイーダのサブアームを付けて4本腕にしたもの 争上衣「ツェンシャンイー」 衝袖「ヒューシウ」 裂拳甲「リークアンジア」×2 防壁(ファンビー) アングルブレード×2 シュラム・リボルビンググレネードランチャー モデルPHCハンドガン・ヴズルイフ カロッテP12 カロッテTMP で、防壁は左リークアンジアに、アングルブレードは頭に、グレネードランチャーはイーダのサブアームに、 ウズルイフは右手に、カロッテはそれぞれGA4アームに。 今回も重装備で銃撃主体の装備になった。まぁ、ツバサちゃんが惚れたのがそこらしいから、仕方無いかな? 装着を終えたキルケを筐体にセットする。さぁ、バトル開始だよ! ... -
「そして明日は笑おう」
そのじゅうよん「そして明日は笑おう」 「ティキ。いつまでもそんな所にハマってると、大好きなフィナンシェとマドレーヌがなくなっちゃうよ?」 僕は本棚の、本と本の隙間で僕に背を向けて体育座りしているティキに声をかける。 僕の部屋のテーブルの上には、ティキお気に入りの洋菓子と、温かいロイヤルミルクティーが用意してあった。 しかし当のティキの返事はと言うと、 「……要らないのですよぉ」 ……餌付け失敗、か? あの日の敗北以来、ティキは時折唐突にこんな風に落ち込む。 思い出しては、その度に自身の不甲斐なさを噛み締めている様だ。 そしてそれは僕も同じなのだけれども。 「そっ……か。じゃあ仕方ない。これは全部僕がいただくと言う事で」 僕はそう言って洋菓子に手をつけようとする。 がたっ 本棚から聞こえるその音に、僕は笑みを浮かべて手にした洋菓子... -
第八話『悪夢、そして鋼のメシア』
ハウリングソウル 第八話 『悪夢、そして鋼の救世主』 ハッとして目が覚めた。 今の夢は・・・・・一体・・・? “僕”は自分の横を見てみる。 そこには確かに、ノワールが気持ちよさそうに眠っていた。 今度は反対方向を見てみる。 そこにはマスターがちゃんと寝ていた。こっちは寝相が悪く、布団を蹴落としている。 「夢・・・・? でも今のは・・・?」 僕は帽子を取ってクレイドルから立ち上がった。 ・・・・とりあえず水でも飲んで落ち着こう。 夜の廊下は暗くて少し怖い。 ノワールを起こして付いてきて貰えばよかったと後悔しながらも壁に手をついて少しずつ進む。 時々する家の鳴る音に一々驚きながら台所に到着する。 キッチンの傍にある椅子によじ登って台に上がる。そして水道の蛇口を苦... -
15cm程度の死闘
15cm程度の死闘 作;にゃー 与太話15で「15cm程度の死闘」本編・外伝を一区切りとしてみました。 最悪夢オチで……とも考えてましたが、それ以下になってしまいました。 勝手に始めたものであるにもかかわらず、ままならないものです。 ※注;一部の神姫に対して偏見が含まれています。言い訳はしません。ご勘弁願います。 ※注;コラボ大歓迎です。事前報告はノーサンキューです。 ※注;ご意見、ご感想をお寄せくださると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。 < 第一部 戦乙女の憂鬱 > 『戦乙女の憂鬱』登場キャラ達 PROLOGUE 『もうやだこんなマスター』 1st RONDO 『どいつもこいつも神姫マスター』 2nd RONDO 『そうだ、神姫を買いに行こう ~1/4』 ... -
妄想神姫:第三十四章
剣の王妃、戦場を去れば神の姫君 アルマの戦績記録カードを受け取った後も、私・槇野晶は現実感が今一つ 乏しかった。いくら小さな島とは言え、天空に浮かぶ大陸ごと対戦相手を 斬り捨てて……否、消し飛ばしてしまったのである。そんな中で冷静さを 保てたのは、当事者の神姫二人……そしてクララのみである。ロッテも、 普段の彼女からすれば落ち着いていた方だ。神姫のみのシンパシー故か? 「しかしアルマや。あの巨大な爆炎……魔剣の能力、ではないな?」 「はい。電磁加熱機構をオーバードライブさせただけですよ、ただ」 「……エネルギーを無駄にせず、魔剣に蓄熱させて活用したんだよ」 「そうですの。わたしとアルマお姉ちゃんの剣は、頑丈ですから♪」 「あ、あたしの言葉~……とにかく、あれはマイスターの力ですっ」 確かに“ヨルムンガルド”と“マビノギオン・アサルト”の発生熱量を ... - @wiki全体から「第三十七話『そしてすべては雨の日に』」で調べる