黄色い猿より鯨の方がかわいいよね! ◆Eoa5auxOGU
「仕方のないこと……そう、仕方なかったのです……」
静寂に包まれた図書館内。
鈴子が館内に雪崩れ込むと読書用の個室の一つに身を隠し、とりあえずは一息吐く事が出来た。
そして考えを纏めようとするが言葉とは裏腹に鈴子は未だ答えを出せずにいた。
それどころか先程の光景が何度も頭の中で思い返してしまう。
鈴子が館内に雪崩れ込むと読書用の個室の一つに身を隠し、とりあえずは一息吐く事が出来た。
そして考えを纏めようとするが言葉とは裏腹に鈴子は未だ答えを出せずにいた。
それどころか先程の光景が何度も頭の中で思い返してしまう。
自分の突き出した腕が相手の右腕を
血を糸の様に引きながら飛んでいく少女の腕を
血を糸の様に引きながら飛んでいく少女の腕を
「うぐッ」
吐き気を覚え口を手で塞ぐ。
嘔吐はしなかったが呼吸を乱してしまい深呼吸をして落ち着こうとする。
それを何度か繰り返してようやく少し落ち着く鈴子。
そこで改めて状況を整理する。
嘔吐はしなかったが呼吸を乱してしまい深呼吸をして落ち着こうとする。
それを何度か繰り返してようやく少し落ち着く鈴子。
そこで改めて状況を整理する。
(もし先程の植木を殺したという発言が事実ならやはりあの三人組は……ですがあの時、あの子を動かす余裕なんて
ありませんでした……)
ありませんでした……)
落ち着いてからよく考えて行動する。
確かにそれが有効な場合はある。
だが後から考えてみればあの状況であの少女を放置したのは見殺しにするのと同じではなかったか。
結果的に見殺しにしたという事実が鈴子の心を責め苛む。
もしあの時、自分がぶつからなければ……
確かにそれが有効な場合はある。
だが後から考えてみればあの状況であの少女を放置したのは見殺しにするのと同じではなかったか。
結果的に見殺しにしたという事実が鈴子の心を責め苛む。
もしあの時、自分がぶつからなければ……
(いえ、ぐずぐずしていればさっきの三人組に捕まっていました。一度身を隠すという行動は間違っていないはず。
そうなれば二人ともやられていました。そう、なにも間違ってない、間違ってなど……)
そうなれば二人ともやられていました。そう、なにも間違ってない、間違ってなど……)
そう思い込むことで自身の心を守ろうとする鈴子。
傍から見れば自分が見殺しにしたという事実から目を逸らそうとする行為でしかなかったがそれでなんとか落ち着きを保つことはできた。
傍から見れば自分が見殺しにしたという事実から目を逸らそうとする行為でしかなかったがそれでなんとか落ち着きを保つことはできた。
(そう、仕方なかった、仕方なかったのです……そもそも、このゲームで生き残れるのは一人だけ。
仮に助けられたとしてもその後はどうするんですか? 彼女を傷つけたのは私なんですよ? 後で報復を仕掛けられるとも限りません。
平時ならともかくこの状況でそんな人を相手にしてられませんわ……)
仮に助けられたとしてもその後はどうするんですか? 彼女を傷つけたのは私なんですよ? 後で報復を仕掛けられるとも限りません。
平時ならともかくこの状況でそんな人を相手にしてられませんわ……)
ロベルトの為に、そう、私は『空白の才為』をロベルトに渡す為に自分は行動してるのだ。
確かに彼女を傷つけたのは私の過失だ。
だが見知らぬ少女とロベルト、どちらを取るかと言われればやはり……ロベルトの方を取るだろう。
他人に利用され、人間に絶望していた自分に救いの手を差し伸べてくれた彼。彼の為ならこんな悔恨の念の一つや二つ……
そう、これで、これでいいのだ……
確かに彼女を傷つけたのは私の過失だ。
だが見知らぬ少女とロベルト、どちらを取るかと言われればやはり……ロベルトの方を取るだろう。
他人に利用され、人間に絶望していた自分に救いの手を差し伸べてくれた彼。彼の為ならこんな悔恨の念の一つや二つ……
そう、これで、これでいいのだ……
『あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
「ひやぁ!! 誰? 誰ですか!?」
突然の大音量にびっくりして辺りを見回す鈴子。
どうやら図書館の外かららしいがいったい何処からするのか。
それを確かめる為に一度外へ出てみるか、いや屋上から見まわした方が見つけ易いだろう。
謎の音の正体を確かめる為、屋上へと向かう鈴子。
挫いた足で階段を上り下りは難儀したがそれでも音源を確かめる必要がある。
手すりを利用しつつ鈴子は屋上へと向かった。
どうやら図書館の外かららしいがいったい何処からするのか。
それを確かめる為に一度外へ出てみるか、いや屋上から見まわした方が見つけ易いだろう。
謎の音の正体を確かめる為、屋上へと向かう鈴子。
挫いた足で階段を上り下りは難儀したがそれでも音源を確かめる必要がある。
手すりを利用しつつ鈴子は屋上へと向かった。
*
「……………………」
屋上に上がった鈴子の目に飛び込んだ物は巨大な立体映像で映し出された人間の言葉をしゃべる巨大動物と酔っぱらいの女。
それを見た鈴子は……思考停止。彼女にしては珍しく口を開けてポカーン。
だがいつまでもそのままであるはずもなく、茫然自失から立ち直った鈴子の胸から込み上げてくる感情は……
それを見た鈴子は……思考停止。彼女にしては珍しく口を開けてポカーン。
だがいつまでもそのままであるはずもなく、茫然自失から立ち直った鈴子の胸から込み上げてくる感情は……
「ああ、カワユイですわあぁぁ………(はぁと」
そう呟くと切なげにため息をつく
さっきまで恐怖と後悔に震えていた少女とは思えないほど殺し合いの最中に浮かべるには不似合いなほど緩み切った表情。
もし普段の鈴子しか知らない人間が見たら目を疑ったであろう。
だが本来の未来においてとらより巨大なテンコを見ても可愛いと言ったこともあるほどの筋金入りの動物好きの鈴子にして
みればこれはごく自然なことでもあった。
さっきまで恐怖と後悔に震えていた少女とは思えないほど殺し合いの最中に浮かべるには不似合いなほど緩み切った表情。
もし普段の鈴子しか知らない人間が見たら目を疑ったであろう。
だが本来の未来においてとらより巨大なテンコを見ても可愛いと言ったこともあるほどの筋金入りの動物好きの鈴子にして
みればこれはごく自然なことでもあった。
「ああ、あの鬣にブラッシングして三つ編みにしたらどんなにカワユイか……ああ!!」
とらとあんなことやこんなことをして戯れる自分を想像し身をくねらせながら悦に浸る鈴子。
それがしばらく続いたが……ふと我に返る。
それがしばらく続いたが……ふと我に返る。
(でもあれはいったいなんて生き物なんでしょうか? あんなの見たことも聞いたこともありませんわ)
さすがに普通の生き物とは思えない。ならばあの生き物もスパスパの実のような支給品であろうか?
警察犬や軍用犬のように特定の動物を調教して役立たせるようにあの生き物もそういう類の動物であろうか?
以前のゲームが中学生という限定された人間だけで行っていたことへの固定観念であろうか、鈴子が参加者に人間以外も参加しているとまでは思い至らなかった。
もし、この時冷静にとらを観察していれば首の首輪から自分と同じ参加者であると看破出来たであろうが今の「カワユイモード」の彼女にそれを求めるのは……
警察犬や軍用犬のように特定の動物を調教して役立たせるようにあの生き物もそういう類の動物であろうか?
以前のゲームが中学生という限定された人間だけで行っていたことへの固定観念であろうか、鈴子が参加者に人間以外も参加しているとまでは思い至らなかった。
もし、この時冷静にとらを観察していれば首の首輪から自分と同じ参加者であると看破出来たであろうが今の「カワユイモード」の彼女にそれを求めるのは……
*
それにしても、もう一方の繁華街によくいるあの酔っぱらいはいったい何なのだろうか?
酔いに任せて勢いよくアニソンを歌っている女……それはまだいい。いや、良くもないが。
あそらく大がかりな射影機によって自身の姿を投影してるのだろうがいったい何の意味があるのか?
あれでは殺してくれと言ってるだけではないだろうか。
この、いつ殺されるか分からない状況であんな行動を取るとするのなら……
まず思い浮かぶのは他の参加者への連絡、およびうったえかけることであろう。
またはそれに見せかけた待ち伏せ、或いは罠か?
だがどう見ても酔っぱらいがアニソンを熱唄してるだけにしか見えない。しかもなぜアニソン?
待ち伏せや罠にしてももう少しやり方がある。こんな状況でカラオケなんてする酔っぱらいを誰が接触しようと思うか?
さすがに実はアニソンが何らかの暗号か符号であってそれでやり取りをしてるとは思えない。いや思いたくない。
もし合理的に納得できる理由があるとすれば………戦場の空気に当てられて自棄になった末の行動か?
なるほど、確かに鈴子もこれまでの異常な状況で精神を消耗してきた。この状況に負けてこういう行動を取る参加者が出ても不思議ではない。
人間、理由が分からないことに恐怖を抱いたり困惑したりするが理由さえ分かればどうということはない。
だがそれで他人の心が納得するかといえば別問題であり、これまでのここでの自分の行動が、必死で危険を回避しようとしてあれこれ悩み決断してきた自分が否定されてるみたいで……
とらを見た時とは違い嫌悪と軽蔑の感情が湧いてきて愚痴を溢さずにはいられなかった。
酔いに任せて勢いよくアニソンを歌っている女……それはまだいい。いや、良くもないが。
あそらく大がかりな射影機によって自身の姿を投影してるのだろうがいったい何の意味があるのか?
あれでは殺してくれと言ってるだけではないだろうか。
この、いつ殺されるか分からない状況であんな行動を取るとするのなら……
まず思い浮かぶのは他の参加者への連絡、およびうったえかけることであろう。
またはそれに見せかけた待ち伏せ、或いは罠か?
だがどう見ても酔っぱらいがアニソンを熱唄してるだけにしか見えない。しかもなぜアニソン?
待ち伏せや罠にしてももう少しやり方がある。こんな状況でカラオケなんてする酔っぱらいを誰が接触しようと思うか?
さすがに実はアニソンが何らかの暗号か符号であってそれでやり取りをしてるとは思えない。いや思いたくない。
もし合理的に納得できる理由があるとすれば………戦場の空気に当てられて自棄になった末の行動か?
なるほど、確かに鈴子もこれまでの異常な状況で精神を消耗してきた。この状況に負けてこういう行動を取る参加者が出ても不思議ではない。
人間、理由が分からないことに恐怖を抱いたり困惑したりするが理由さえ分かればどうということはない。
だがそれで他人の心が納得するかといえば別問題であり、これまでのここでの自分の行動が、必死で危険を回避しようとしてあれこれ悩み決断してきた自分が否定されてるみたいで……
とらを見た時とは違い嫌悪と軽蔑の感情が湧いてきて愚痴を溢さずにはいられなかった。
「いったいなにを考えてあんな……この状況から逃げ出したくなる気持ち、分からなくもありません。
だからってお酒に逃げて現実逃避するなんて……
自殺するのなら勝手に自分一人でやればいいんです。
それなのに他人を、あんな可愛い動物を巻き込んでこんな目立つような、目立つ?」
だからってお酒に逃げて現実逃避するなんて……
自殺するのなら勝手に自分一人でやればいいんです。
それなのに他人を、あんな可愛い動物を巻き込んでこんな目立つような、目立つ?」
そうだ、あの巨大な立体映像は目立つ。目立ちすぎる。
どれだけの人間がアレを見れる範囲に存在するかわからないがアレを見た参加者が取るであろう行動は大きく分けて二つ
一つはあの酔っぱらいを殺そうと近寄るか、近寄ってきた参加者を殺して回ること。
もう一つは逆に巻き込まれない為に遠くへ遠ざかるか、嵐が通り過ぎるまで建物に避難するやり過ごすこと。
幸い、当面の目的であるデパートとはかけ離れている。これに便乗してデパートへ……あれは?
ふとデパートの方角に目を向けると付近の市街地から黒い煙が立ち上るのが遠目でも確認出来た。
どれだけの人間がアレを見れる範囲に存在するかわからないがアレを見た参加者が取るであろう行動は大きく分けて二つ
一つはあの酔っぱらいを殺そうと近寄るか、近寄ってきた参加者を殺して回ること。
もう一つは逆に巻き込まれない為に遠くへ遠ざかるか、嵐が通り過ぎるまで建物に避難するやり過ごすこと。
幸い、当面の目的であるデパートとはかけ離れている。これに便乗してデパートへ……あれは?
ふとデパートの方角に目を向けると付近の市街地から黒い煙が立ち上るのが遠目でも確認出来た。
「やはりすでにデパート付近には参加者が集まっていましたか。このままデパートに行くのは危険ですわね」
半ば予想はしていたが可能ならごたごたを避けてデパートに向かいたかった。
この状況でデパートに向かうのは危険かもしれない。
だが自身の能力の使用にはビーズが必要不可欠だ。
いっそう、デパートに向かうのは諦めて不確定ではあるが市街地で虱潰しに探すべきか?
この状況でデパートに向かうのは危険かもしれない。
だが自身の能力の使用にはビーズが必要不可欠だ。
いっそう、デパートに向かうのは諦めて不確定ではあるが市街地で虱潰しに探すべきか?
「地図に乗っている施設だけを頼りにするのも考えものですわね。時間を掛ければ見つかるか、え?」
さすがにこの付近でそれらしい店が都合よくあるわけがないか。
そう思いつつも辺りを窺っていて三叉路付近に目を向け………あの裸の少女が消えていることに気づく。
確かにぶつかったのも放置したのもあの辺だったはず。
ここからでも屋上からだとその場所が良く見えた。
そう思いつつも辺りを窺っていて三叉路付近に目を向け………あの裸の少女が消えていることに気づく。
確かにぶつかったのも放置したのもあの辺だったはず。
ここからでも屋上からだとその場所が良く見えた。
(こ、これはどういうことですか? わたしが最後に見た時にはあの子は気絶していた、いえ、はっきりとは確認したわけではありません。
なら起き上がって自力で止血して逃げた? ならばあの連中から逃げ切れたのですか?)
なら起き上がって自力で止血して逃げた? ならばあの連中から逃げ切れたのですか?)
先程は切り捨てることを正当化していたのに彼女が生存している可能性を突き付けられるとそれもすぐに揺らいでしまった。
そしてその揺らいだ心のまま……
そしてその揺らいだ心のまま……
(ここからでは詳しく分かりませんわ……危険かもしれませんが、もしまだ生きているのならやはり一度謝罪して償いたい。
そうですわ、気を付けて行動すればなにも恐れることはありませんわ)
そうですわ、気を付けて行動すればなにも恐れることはありませんわ)
安直に行動を変えることになる。
◇ ◇ ◇
「確かに血の跡はあります……でもこれは……」
腕を切断された時の血の跡はあった。だがそれだけだった。他に目立った跡は他にはなかった。
例えば三人組が彼女に危害を加えたとする。それも気絶した彼女へのとどめを刺すほどの傷を与えたとしたらこれだけでは少なすぎる。
止血して逃走した可能性もあるが考えてみればそれらしき道具どころか服すらもなかったではないか。
ならばあの三人組が助けたのか? いや、それはありえないだろう。本人がはっきりと殺人をしたと……待て、三人組?
このゲームで生き残れるのは一人だけのはず。だがあの三人組はチームを組んでいた。チームを作ることが出来たのだ。
どうやって? 欲深くて自分勝手な人間でもロベルト十団の時はその後の世界の理想の地位を餌に従えさせることが出来た。
だが今回は状況が違う。ならばどうやって……いや、方法はある。
例えば三人組が彼女に危害を加えたとする。それも気絶した彼女へのとどめを刺すほどの傷を与えたとしたらこれだけでは少なすぎる。
止血して逃走した可能性もあるが考えてみればそれらしき道具どころか服すらもなかったではないか。
ならばあの三人組が助けたのか? いや、それはありえないだろう。本人がはっきりと殺人をしたと……待て、三人組?
このゲームで生き残れるのは一人だけのはず。だがあの三人組はチームを組んでいた。チームを作ることが出来たのだ。
どうやって? 欲深くて自分勝手な人間でもロベルト十団の時はその後の世界の理想の地位を餌に従えさせることが出来た。
だが今回は状況が違う。ならばどうやって……いや、方法はある。
それはこのゲームからの脱出を目標として団結するという方法。
確かに死にたくないという気持ちを利用して参加者を纏めることは可能だ。
最終的に最後の一人を決める戦いは避けられなくてもそれまでは強敵にも対抗できる有効な手段だ。
それに自分達の敵に対して殺し合いに乗った愚か者だと周りを煽ることも出来るだろう。
そこに更に負傷した少女を助けたという事実を利用すれば他の参加者の信用を得られ……なら彼女を傷つけた自分はどうなる?
事故とはいえあの少女を傷つけたことは事実。そしてそれを彼らが歪曲して他の参加者に伝えたら?
ただでさえ孤立無援なのに複数の参加者に目を付けられてしまう。
確かに死にたくないという気持ちを利用して参加者を纏めることは可能だ。
最終的に最後の一人を決める戦いは避けられなくてもそれまでは強敵にも対抗できる有効な手段だ。
それに自分達の敵に対して殺し合いに乗った愚か者だと周りを煽ることも出来るだろう。
そこに更に負傷した少女を助けたという事実を利用すれば他の参加者の信用を得られ……なら彼女を傷つけた自分はどうなる?
事故とはいえあの少女を傷つけたことは事実。そしてそれを彼らが歪曲して他の参加者に伝えたら?
ただでさえ孤立無援なのに複数の参加者に目を付けられてしまう。
(まずいですわ。このままでは集団の敵として認知されてしまう。ですが相手は三人、しかも未だにビーズを確保できていない。
ですがこのまま放置する訳には……なにかこの状況を打開する手が……)
ですがこのまま放置する訳には……なにかこの状況を打開する手が……)
だがそんな都合のいい手段があるのなら誰も苦労はしない。たった一人で集団に対抗するなんて……
いや、あった。
あったではないか。そう、植木がロベルト十団に入団し内側から組織を崩壊させようとしたではないか。
確かに途中で正体はばれたがそれまでにアレッシオ・ユリアーノやドンを倒している。
連中も戦力が欲しいはず。全身を刃にできる能力を上手くアピールし、なんとか彼らの気を引ければ……
そして今は手元にビーズはないが彼らの懐に潜り込み彼らの緊張が緩んだ隙にどこかでビーズを入手して不意打ちすれば……
確かに途中で正体はばれたがそれまでにアレッシオ・ユリアーノやドンを倒している。
連中も戦力が欲しいはず。全身を刃にできる能力を上手くアピールし、なんとか彼らの気を引ければ……
そして今は手元にビーズはないが彼らの懐に潜り込み彼らの緊張が緩んだ隙にどこかでビーズを入手して不意打ちすれば……
(正直、不安要素が多いですし卑怯な手段です。穴が多すぎますわね……しかし上手くいけば多人数でも対応できる。悪評が広まる前に彼らの口をふさぐ為にも、
そしてロベルトに『空白の才』を渡す為にも手段は択んでいられない)
そしてロベルトに『空白の才』を渡す為にも手段は択んでいられない)
そうと決まれば連中を追わなければならない。
確か、連中はデパート方向から来たはずだから……旅館へ向かったか、それともあの映像の方か?
どうせ運頼みだというのなら……いっそう危険ではあるがあの子がいる映像の袂へ向かうのもいかもしれない。
普通に考えてみればそれは危険な行為であろう。十団の参謀としての自分ならあり得ない行動であろう。
だがどうせ何処へ向かったか分からないのなら外れの可能性もあるのだ、それならあの酔っぱらいからあの子を保護、もとい支給品を確保した方が後々有利になる。
確か、連中はデパート方向から来たはずだから……旅館へ向かったか、それともあの映像の方か?
どうせ運頼みだというのなら……いっそう危険ではあるがあの子がいる映像の袂へ向かうのもいかもしれない。
普通に考えてみればそれは危険な行為であろう。十団の参謀としての自分ならあり得ない行動であろう。
だがどうせ何処へ向かったか分からないのなら外れの可能性もあるのだ、それならあの酔っぱらいからあの子を保護、もとい支給品を確保した方が後々有利になる。
(確かに今は非常事態、そう、生死を賭けた戦いの最中……でも、もしあの子が支給品だとするのなら、もしかしたら何らかの役に立つのかもしれませんし……
それに……こんな人間同士の醜い戦いにあんな子を巻き込むのはどうしても割り切れません……)
それに……こんな人間同士の醜い戦いにあんな子を巻き込むのはどうしても割り切れません……)
悪評が流れる前に彼らを補足したい。そして危険を避けで優勝を狙う。
だけど人間同士の争いと無関係なあの子を死なせたくない、なんとか助けたい思い。
心の中で強引にそれらに折り合いを付けてみる。
だけど人間同士の争いと無関係なあの子を死なせたくない、なんとか助けたい思い。
心の中で強引にそれらに折り合いを付けてみる。
(今まで受け身でしたがようやく指針が見えてきましたわ。危険は伴いますが上手くいけば……)
【H-08/三叉路付近/1日目 午前】
【鈴子・ジェラード@うえきの法則】
[状態]:疲労(小)、左足首捻挫 、スパスパの実の能力、カナズチ化
[服装]:
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、妖精の鱗粉@ベルセルク 、手ぬぐい×10
[思考]
基本:このゲームの優勝賞品が空白の才ならそれをロベルトの元へと持ちかえる
1:巨大映像へ向かう。自身の悪評が流れない内に三人組の口封じをする。ゆのは……
2:他人は信用できない。だが集団に入り込む努力はする
3:このゲームが自分達の戦いの延長にあるかを確かめる。
4:映像付近で三人組がいなかった場合、とらを確保する。酔っぱらいはどうでもいい
5:ビーズやその他の道具の確保は一時保留、折を見て探索する。
6:情報を集め今後どうするかを考える。特に他の参加者への接触は慎重に行う。
7:この戦いが空白の才を廻る戦いであり、自分に勝てない参加者がいるようなら誰も死ななかった時の全員死亡を狙う。
[備考]
※第50話ロベルトへの報告後、植木の所に向かう途中からの参戦です。その為、森とは面識がありません。
※能力者以外を能力で傷付けても才が減らない可能性を考えています。実際に才が減るかどうかは次の書き手に任せます。
※気絶させても能力を失わない可能性を考えています。気絶したらどうなるかは次の書き手に任せます。
※とらは支給品である動物だと思っています。参加者に人間以外が混ざってると思い至っていません。
[状態]:疲労(小)、左足首捻挫 、スパスパの実の能力、カナズチ化
[服装]:
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、妖精の鱗粉@ベルセルク 、手ぬぐい×10
[思考]
基本:このゲームの優勝賞品が空白の才ならそれをロベルトの元へと持ちかえる
1:巨大映像へ向かう。自身の悪評が流れない内に三人組の口封じをする。ゆのは……
2:他人は信用できない。だが集団に入り込む努力はする
3:このゲームが自分達の戦いの延長にあるかを確かめる。
4:映像付近で三人組がいなかった場合、とらを確保する。酔っぱらいはどうでもいい
5:ビーズやその他の道具の確保は一時保留、折を見て探索する。
6:情報を集め今後どうするかを考える。特に他の参加者への接触は慎重に行う。
7:この戦いが空白の才を廻る戦いであり、自分に勝てない参加者がいるようなら誰も死ななかった時の全員死亡を狙う。
[備考]
※第50話ロベルトへの報告後、植木の所に向かう途中からの参戦です。その為、森とは面識がありません。
※能力者以外を能力で傷付けても才が減らない可能性を考えています。実際に才が減るかどうかは次の書き手に任せます。
※気絶させても能力を失わない可能性を考えています。気絶したらどうなるかは次の書き手に任せます。
※とらは支給品である動物だと思っています。参加者に人間以外が混ざってると思い至っていません。
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