扉の向こうへ ◆Yue55yrOlY
旅はここに終わった。
二人で元の肉体を取り戻すという約束は失われ、もはや永遠に果たされる事はない。
弟の笑顔がまた見たい――そんな望みも、二度と叶うことはない。
だが、それでも少年は歩き続ける。このふざけた殺し合いの真実を求めて。
弱さや傷をさらけだす事を厭わずに、もがき続けるのは一歩でも前へと踏み出す為。
それは、他の誰でもない――自分との誓い。
◇
つい先ほどまでの沈黙が嘘のように、再び鳴きはじめた虫の声が広大な山の中にこだまする。
木立ちの合間から洩れる陽光が、初夏の如き強さでエドの金色の髪を照らす。
うっすらと汗が滲む。
涼やかさを生み出すはずの清流は盛り上がった泥によってせき止められ、沈滞した、どこか湿った空気で
満たされたその一帯は少し蒸し暑かった。
木立ちの合間から洩れる陽光が、初夏の如き強さでエドの金色の髪を照らす。
うっすらと汗が滲む。
涼やかさを生み出すはずの清流は盛り上がった泥によってせき止められ、沈滞した、どこか湿った空気で
満たされたその一帯は少し蒸し暑かった。
「じゃあ、旅館のボイラー室からここに落っこちてきたってのか?」
安藤と名乗った少年の信じられないような話に、エドはリンと顔を見合わせる。
旅館から、この川岸までは直線距離にして四キロメートル以上はある。
以前グラトニーに飲み込まれた際、二人も似たような体験をしているが、恐らくそういった事ではあるまい。
異なる空間を繋ぎ合わせる、あるいは、空間を転移させるような技術は錬金術という分野よりも、どちらかというと
聞仲に聞いた宝貝のほうがカテゴリ的には近いような気がする。
空間そのものを操るような宝貝も、中にはあるとかないとか……
まぁ実際目にしてみないとなんとも言えないが、とりあえず今は空間が妙な具合につながっているところが
この島にはあるとだけ考えておけばいいだろう。
人はいつだって、目の前の問題から解決していくしかないのだから。
旅館から、この川岸までは直線距離にして四キロメートル以上はある。
以前グラトニーに飲み込まれた際、二人も似たような体験をしているが、恐らくそういった事ではあるまい。
異なる空間を繋ぎ合わせる、あるいは、空間を転移させるような技術は錬金術という分野よりも、どちらかというと
聞仲に聞いた宝貝のほうがカテゴリ的には近いような気がする。
空間そのものを操るような宝貝も、中にはあるとかないとか……
まぁ実際目にしてみないとなんとも言えないが、とりあえず今は空間が妙な具合につながっているところが
この島にはあるとだけ考えておけばいいだろう。
人はいつだって、目の前の問題から解決していくしかないのだから。
「まぁ混乱するのは判るけどよ……オレは落ちてきた兄ちゃんを助けてやったんだぜ」
エドはそう言うと、明らかに不自然に盛りあがった川の中の泥を示す。
この島では、いつもなら簡単に出来る練成一つにも相当の疲労が伴うのだ。
急なトラブルに、敵の攻撃である可能性を考慮するのもわかるが、助けてやって襲われましたでは基本的にお人好しの
エドと言えども憤慨するのも道理である。
この島では、いつもなら簡単に出来る練成一つにも相当の疲労が伴うのだ。
急なトラブルに、敵の攻撃である可能性を考慮するのもわかるが、助けてやって襲われましたでは基本的にお人好しの
エドと言えども憤慨するのも道理である。
「う……でも、その後二人とも襲ってきたじゃないか……」
助けて貰った事には感謝するし、こんな年下の少年たちに刃物を向けた自分にも責任はあるだろうが全ての責任が
こちらにあると言われても納得は出来ない。
そんな不満を燻らせて安藤は呟く。
こちらにあると言われても納得は出来ない。
そんな不満を燻らせて安藤は呟く。
「……リン。お前も謝れよ」
「なんでだヨ、そんな仲良しごっこやってる時じゃないダロ。
そんな事より、さっきのアレはなんだったんダ?
いきなり意識を奪われたゾ!!」
「なんでだヨ、そんな仲良しごっこやってる時じゃないダロ。
そんな事より、さっきのアレはなんだったんダ?
いきなり意識を奪われたゾ!!」
顔に張り付いたわざとらしい笑顔が消えると、リン本来の凶相が露わになる。
降魔杵を突き付け、先ほどの出来事について安藤に問う。
降魔杵を突き付け、先ほどの出来事について安藤に問う。
放っておけばいいと思いながらも放置しきれなかった理由はそれだった。
安藤が手を口元に当てた瞬間、問答無用で意識を奪われたのだ。
正直、こうして拘束していても不安を抑えきれない。
さっきの戦闘でどちらに責任があるかなど、どうでもいい話だ。
この殺し合いの舞台で、何の抵抗も出来ずに突然意識を刈り取られる。
常に暗殺の危機に晒されてきたリンにとって、その能力は脅威の一言だ。
人道主義者のエドが隣にいなければ、危機を未然に防ぐため始末していたかもしれない。
……似たような能力者が他にいないか、情報を得る事も大事ではあるのだが。
安藤が手を口元に当てた瞬間、問答無用で意識を奪われたのだ。
正直、こうして拘束していても不安を抑えきれない。
さっきの戦闘でどちらに責任があるかなど、どうでもいい話だ。
この殺し合いの舞台で、何の抵抗も出来ずに突然意識を刈り取られる。
常に暗殺の危機に晒されてきたリンにとって、その能力は脅威の一言だ。
人道主義者のエドが隣にいなければ、危機を未然に防ぐため始末していたかもしれない。
……似たような能力者が他にいないか、情報を得る事も大事ではあるのだが。
「あ、あれは……」
突き付けられた棍棒に、安藤は体をのけぞらせる。
鳥籠の柵に背中が当たる。
捕らわれの身は、目前の圧力から逃げる事も出来ない。
瞼を固く瞑る。
思わず何もかもを喋ってしまいたくなる。
喋ってしまえば脅される事もなくなる。楽になれる。
純粋な暴力を前に、腹話術など何の役にも立たないのは蝉との対決で立証済みだ。
鳥籠の柵に背中が当たる。
捕らわれの身は、目前の圧力から逃げる事も出来ない。
瞼を固く瞑る。
思わず何もかもを喋ってしまいたくなる。
喋ってしまえば脅される事もなくなる。楽になれる。
純粋な暴力を前に、腹話術など何の役にも立たないのは蝉との対決で立証済みだ。
「う……あ……」
しかし、安藤は喉まで出掛かった言葉を寸前で飲み込む。
瞑った瞼の裏に浮かんだのは、夜を共にした相棒の背中。
自分には何もないのだと語ったあの少年は、それでもゴルゴと対等に渡り合って見せた。
そこまでの交渉が自分にも出来るとは思わない。
だが、それでも錬金術の情報を引き換えに聞くくらいの事はやってみせなければ情けないにもほどがある。
鳴海のように、マクガイバーのように!
決意を込めて、目を開く。
瞑った瞼の裏に浮かんだのは、夜を共にした相棒の背中。
自分には何もないのだと語ったあの少年は、それでもゴルゴと対等に渡り合って見せた。
そこまでの交渉が自分にも出来るとは思わない。
だが、それでも錬金術の情報を引き換えに聞くくらいの事はやってみせなければ情けないにもほどがある。
鳴海のように、マクガイバーのように!
決意を込めて、目を開く。
「ま、待てよ。それは教えてやってもいいけど、引き換えに〝錬金術〟について教えて欲しい。
〝錬金術〟で、この首輪を――」
「それだよ、なんで錬金術の事を知ってやがる!」
〝錬金術〟で、この首輪を――」
「それだよ、なんで錬金術の事を知ってやがる!」
それまでは三人の中では比較的に冷静だったエドが、突如として鳥籠に詰め寄る。
バキンと、大きな音がする。
見ると、鋼の腕が柵をへし折っていた。
バキンと、大きな音がする。
見ると、鋼の腕が柵をへし折っていた。
その時、安藤は初めて気付いた。
今まで当たり前のように動いていた、エドの右腕と左足が義肢だと言う事に。
唸りをあげるベアリング。きしむ人工筋肉。鈍い光沢を放つ、鋼の義手。
機械鎧職人なら美しいと惚れぼれするような、人体工学に基づいて設計されたデザインも、ごく普通に生きてきた
安藤にとっては生まれて初めて見る、ただただ、理解の及ばぬ物であり……想像してしまう。考えてしまう。
SF映画に出てくるようなサイボーグめいたソレが、一体どれだけの膂力を持っているのか。
どんな異能を秘めているのか。
……なぜ、こんな子供が、そんな義肢を付けるに至ったのかを。
今まで当たり前のように動いていた、エドの右腕と左足が義肢だと言う事に。
唸りをあげるベアリング。きしむ人工筋肉。鈍い光沢を放つ、鋼の義手。
機械鎧職人なら美しいと惚れぼれするような、人体工学に基づいて設計されたデザインも、ごく普通に生きてきた
安藤にとっては生まれて初めて見る、ただただ、理解の及ばぬ物であり……想像してしまう。考えてしまう。
SF映画に出てくるようなサイボーグめいたソレが、一体どれだけの膂力を持っているのか。
どんな異能を秘めているのか。
……なぜ、こんな子供が、そんな義肢を付けるに至ったのかを。
――怖い。
安藤の意地は、たやすく砕けた。
◇
獣道を踏み進む。
ほとんど自然のままに生い茂った草木は、日中でなければ迷わずに進む事も困難なほど視界を塞ぐ。
そんな道なき道を、工場への最短距離を往く。
ほとんど自然のままに生い茂った草木は、日中でなければ迷わずに進む事も困難なほど視界を塞ぐ。
そんな道なき道を、工場への最短距離を往く。
安藤が錬金術を知るに至った経緯について、エドは考えた。
ゴルゴと呼ばれるその男に、錬金術の情報を教えた人物は明らかに錬金術師ではない。
もし、その人物が錬金術師であるのなら、そもそもゴルゴが錬金術師を探す必要などないからだ。
そして錬金術が、〝自分たちの世界〟特有の技能である事は、これまでに出会った参加者たちの反応から考えて
ほとんど確定と言えた。
つまり、ゴルゴに錬金術を教えたのは名簿に載っている〝自分たちの世界〟に属する人間の中でも、錬金術師ではない
二人の内のどちらかという事になる。
その内の一人であるリンは、そんな奴には出会っていないと言う。
ならば、ゴルゴが出会ったのはウィンリィだ。
安藤とゴルゴが出会ったポイントは、研究所よりも工場に近い。
ほぼ確証とも言える幼馴染の足取りを掴んで、一行の先頭を歩くエドの足取りは早まる。
ゴルゴと呼ばれるその男に、錬金術の情報を教えた人物は明らかに錬金術師ではない。
もし、その人物が錬金術師であるのなら、そもそもゴルゴが錬金術師を探す必要などないからだ。
そして錬金術が、〝自分たちの世界〟特有の技能である事は、これまでに出会った参加者たちの反応から考えて
ほとんど確定と言えた。
つまり、ゴルゴに錬金術を教えたのは名簿に載っている〝自分たちの世界〟に属する人間の中でも、錬金術師ではない
二人の内のどちらかという事になる。
その内の一人であるリンは、そんな奴には出会っていないと言う。
ならば、ゴルゴが出会ったのはウィンリィだ。
安藤とゴルゴが出会ったポイントは、研究所よりも工場に近い。
ほぼ確証とも言える幼馴染の足取りを掴んで、一行の先頭を歩くエドの足取りは早まる。
「ちょ、ちょっと待ってくれぇー」
だが、そんな強行軍にふらつき、倒れそうになった者がいた。
安藤である。
鳥籠からは解放された彼であったが、腹話術には口元に手を当てるというモーションが必要なのではないかと推測した
リンの提言により手枷は後ろへと回され、デイパックは没収されていた。
あのまま置いていこうというリンの意見と、そんな消極的な殺人とも言える行為には異論を唱えたエド。
そして錬金術という脱出への手掛かりを失いたくない安藤の、それが妥協点だった。
当然ながら山道を歩くには不適切すぎるそのスタイルに、鍛えられているとは言い難い安藤の肉体は悲鳴を上げる。
山なんて、子供の頃の家族旅行以来だった。
そもそもが、旅慣れた二人と歩調を合わせる事すら無理なのだ。
安藤である。
鳥籠からは解放された彼であったが、腹話術には口元に手を当てるというモーションが必要なのではないかと推測した
リンの提言により手枷は後ろへと回され、デイパックは没収されていた。
あのまま置いていこうというリンの意見と、そんな消極的な殺人とも言える行為には異論を唱えたエド。
そして錬金術という脱出への手掛かりを失いたくない安藤の、それが妥協点だった。
当然ながら山道を歩くには不適切すぎるそのスタイルに、鍛えられているとは言い難い安藤の肉体は悲鳴を上げる。
山なんて、子供の頃の家族旅行以来だった。
そもそもが、旅慣れた二人と歩調を合わせる事すら無理なのだ。
「あ、悪りぃなアンドウ。大丈夫か?」
本来、敵であったキメラの兵士ですらも気安く味方として受け入れるエドは、安藤の待遇について若干の罪悪感があるのだが
今はどうしても気が逸る。
細かい話は後回しにして、今は先を急ぎたかった。
今はどうしても気が逸る。
細かい話は後回しにして、今は先を急ぎたかった。
「いや、こっちこそ済まない……山とか、あんまり慣れてなくて……
その、ウィンリィって子。工場で見つかるといいな」
その、ウィンリィって子。工場で見つかるといいな」
安藤にも心配する人間がおり、エドの気持ちはよく理解出来る。
エドワード・エルリック。鋼の錬金術師。
先の放送で呼ばれたアルフォンス・エルリックとの名字の一致は偶然ではあるまい。
父親か、兄弟か。
それは聞いてみなければわからないが、恐らくこの少年は先ほどの放送で家族の名を呼ばれているのだ。
それでも立ち止まる事無く、歩き続ける事が出来るこの強さは一体なんなんだろう。
安藤は、鳴海やエドの強さをうらやましく思う。
エドワード・エルリック。鋼の錬金術師。
先の放送で呼ばれたアルフォンス・エルリックとの名字の一致は偶然ではあるまい。
父親か、兄弟か。
それは聞いてみなければわからないが、恐らくこの少年は先ほどの放送で家族の名を呼ばれているのだ。
それでも立ち止まる事無く、歩き続ける事が出来るこの強さは一体なんなんだろう。
安藤は、鳴海やエドの強さをうらやましく思う。
この二人からは潤也の手掛かりは得られなかった。どこにいるのか。今も無事でいるのか。
もし、自分が潤也を失ってしまったら。
その想像は、何よりも怖かった。
考える事が恐ろしかった。
弟を守りたい。
ただ、その想いだけが今の安藤の全てだった。だから
もし、自分が潤也を失ってしまったら。
その想像は、何よりも怖かった。
考える事が恐ろしかった。
弟を守りたい。
ただ、その想いだけが今の安藤の全てだった。だから
「ああ……お前も潤也って奴と早く会えるといいな」
そう、逆に心配されてびっくりした。
ああ、どうすれば、そんなに強く在れるんだろう。
前を歩く、赤い背中がやたらと遠く見えた。
◇
なんだ、いい奴じゃないか。
エドは後ろの少年の様子から不安と怯えを感じ取っていたが、どうやら基本いい人間のようだ。
捕虜のような扱いを受けていながらも、こちらの事情を汲み取ってくれるなど我の強いアメストリス人には
中々見られない美徳である。
リンの懸念もわかるが、この分なら時間をかければ信頼関係も築けるだろう。
捕虜のような扱いを受けていながらも、こちらの事情を汲み取ってくれるなど我の強いアメストリス人には
中々見られない美徳である。
リンの懸念もわかるが、この分なら時間をかければ信頼関係も築けるだろう。
「そういや、そのナルミって奴だけど……」
高町亮子から聞いた、共通の知人についての話題を振りながらエドは別の事を考える。
賢者の石があればこの首輪を外せるのか、という安藤の質問についてである。
とりあえず、今のところはなんとも言えないと誤魔化しておいたが、エドの見立てたところ可能性は半々と言ったところだろうか。
賢者の石に内在されたエネルギーが首輪の吸収能力を上回っていれば、公式も過程もすっ飛ばして分解出来るだろう。
賢者の石とは、そうしたものだ。
賢者の石があればこの首輪を外せるのか、という安藤の質問についてである。
とりあえず、今のところはなんとも言えないと誤魔化しておいたが、エドの見立てたところ可能性は半々と言ったところだろうか。
賢者の石に内在されたエネルギーが首輪の吸収能力を上回っていれば、公式も過程もすっ飛ばして分解出来るだろう。
賢者の石とは、そうしたものだ。
そしてホムンクルスであるグリードが参加していたのだから、ほかにも賢者の石がこの会場に紛れこんでいる可能性自体は
否定できるものではない。
否定できるものではない。
しかし、果たしてそう簡単に事は運ぶのだろうか。
本来なら無数の命を――賢者の石を内在していたはずのグリードは、あっけなく死んだ。
自分と出会う前に。
残念でした、と言わんばかりに。
本来なら無数の命を――賢者の石を内在していたはずのグリードは、あっけなく死んだ。
自分と出会う前に。
残念でした、と言わんばかりに。
もちろんそれは偶然だったのだろう。
人がどう考え、行動し、どう生きて、どう死ぬかなど到底公式で計算しきれるものではない。
人がどう考え、行動し、どう生きて、どう死ぬかなど到底公式で計算しきれるものではない。
だが――
だが、そんな偶然が折り重なった運命と云うものを識る者こそ――神、と呼ばれる者なのではあるまいか。
その想像は、エドの心胆を寒からしめる。
ならば、人柱とされるほどの実力を持つ錬金術師……大佐やアルフォンスが第一回の放送を聞く前に死んだのも……
残りの錬金術師に、殺し合いを否定する人々の希望を集めさせるためなのではないか。
この、安藤のように。
ならば、人柱とされるほどの実力を持つ錬金術師……大佐やアルフォンスが第一回の放送を聞く前に死んだのも……
残りの錬金術師に、殺し合いを否定する人々の希望を集めさせるためなのではないか。
この、安藤のように。
もし、錬金術に一縷の望みを託した参加者たちが集まり、賢者の石を持って首輪の解除に挑んだとする。
しかし、挑んだ結果、石のエネルギーがわずかに足りず失敗……などという事になったら……
それこそが、神の書いたシナリオだとするならば。
しかし、挑んだ結果、石のエネルギーがわずかに足りず失敗……などという事になったら……
それこそが、神の書いたシナリオだとするならば。
真の絶望とは、希望がないことではなく、希望を奪われることなのだと誰かが言った。
助かると思った次の瞬間、希望を奪われた人間たちの取る道は明らかだ。
僅かに残った最後の救い……神が垂らした一本の蜘蛛の糸……生き残りをかけた、たった一つの椅子を奪い合う事になるだろう。
その修羅の道に、ただの普通の女の子が座れる余地など、どこにもあるまい。
助かると思った次の瞬間、希望を奪われた人間たちの取る道は明らかだ。
僅かに残った最後の救い……神が垂らした一本の蜘蛛の糸……生き残りをかけた、たった一つの椅子を奪い合う事になるだろう。
その修羅の道に、ただの普通の女の子が座れる余地など、どこにもあるまい。
そうはいくかよ……
エドは機械鎧の掌を握り締める。
よく手入れされた、鋼の間接がギシリと軋む。
よく手入れされた、鋼の間接がギシリと軋む。
考えろ。
考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。
神の試練を乗り越えるのは、いつだって人の知恵だ。
安直に思考を止めるな。
いつだって、最善を考えろ。
発想を切り替えろ。
考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。考えろ。
神の試練を乗り越えるのは、いつだって人の知恵だ。
安直に思考を止めるな。
いつだって、最善を考えろ。
発想を切り替えろ。
そうだ。
首輪が分解出来ないというのなら――それを嵌めている人間のほうを分解すればいいではないか――
自己の再構成。
賢者の石さえあれば、それが可能な事は確認済みだ。
そして、その行為で真理の扉が開く事も――
開いた真理の扉を潜り抜けた物質は分解され、エネルギーとなり、その先で再構築される。
賢者の石さえあれば、それが可能な事は確認済みだ。
そして、その行為で真理の扉が開く事も――
開いた真理の扉を潜り抜けた物質は分解され、エネルギーとなり、その先で再構築される。
どこで?
今朝がた、自分たちはこの首輪について一つの仮説を立てた。
首輪に吸い取られたエネルギーは、主催者の元へと送られているのではないか、という仮説だ。
もし、それが正しければ……真理の扉を潜り抜けたその先にあるのは、主催者たちのいる空間。
敵地である。
首輪に吸い取られたエネルギーは、主催者の元へと送られているのではないか、という仮説だ。
もし、それが正しければ……真理の扉を潜り抜けたその先にあるのは、主催者たちのいる空間。
敵地である。
そう、もしこの計画が成功すれば、首輪の解除と同時に神との直接対決が可能になるかもしれないのだ。
先ほどの震えが嘘のように、腹の奥が熱くなった。
興奮を自覚する。
ちらりと仲間たちを見る。
興奮を自覚する。
ちらりと仲間たちを見る。
まだ、この計画を話すわけにはいかない。
当たり障りのない会話を続けなければならない。
主催者たちがどのようにこちらを監視しているのか。
それすらわかっていないのだから。
当たり障りのない会話を続けなければならない。
主催者たちがどのようにこちらを監視しているのか。
それすらわかっていないのだから。
これは奇襲作戦だ。
理論の正しさを検証し、賢者の石を手の内に収め、神を倒す同志を集めなければならない。
全てはそこから始まるのだ。
理論の正しさを検証し、賢者の石を手の内に収め、神を倒す同志を集めなければならない。
全てはそこから始まるのだ。
だが、それは恐らく最後の一人を目指すよりも難しい茨の道になるだろう。
例えば、安藤を見張りながら最後尾を歩く少年。
シン国皇帝の第十二子、リン・ヤオ。
気心知れた同じ世界の仲間であるが、だからこそ油断出来ない面もある。
例えば、安藤を見張りながら最後尾を歩く少年。
シン国皇帝の第十二子、リン・ヤオ。
気心知れた同じ世界の仲間であるが、だからこそ油断出来ない面もある。
リンは、不老不死のためであれば、時として何を仕出かすか分からない男だ。
自分の身をホムンクルスと変える事も厭わない。
ヤオ族五十万の命を背負った使命は、それほどに重い。
そんな奴が賢者の石を手に入れたら……
それを奪い、最後の一人を目指してもおかしくはない。
それをどう説得し、秘密裏に計画を遂行するのか。
自分の身をホムンクルスと変える事も厭わない。
ヤオ族五十万の命を背負った使命は、それほどに重い。
そんな奴が賢者の石を手に入れたら……
それを奪い、最後の一人を目指してもおかしくはない。
それをどう説得し、秘密裏に計画を遂行するのか。
もっとも近しい人間ですら、これほどに遠い。
見知らぬ人間に至っては、なんの困難もなく対話する事すら難しいだろう。
見知らぬ人間に至っては、なんの困難もなく対話する事すら難しいだろう。
それでも、なんとしてもやり遂げなければならない。
ウィンリィだけは、元の世界に――
リゼンブールのばっちゃんの元へと帰してやらなければ、アルにも顔向け出来ないではないか。
錬金術師は、一人決意を秘め歩き続ける。
たった一人の、かけがえのない女の子を探して。
ウィンリィだけは、元の世界に――
リゼンブールのばっちゃんの元へと帰してやらなければ、アルにも顔向け出来ないではないか。
錬金術師は、一人決意を秘め歩き続ける。
たった一人の、かけがえのない女の子を探して。
◇
のんきにくっちゃべりながら歩くエドと安藤を眺めながら、リンは注意深く歩く。
自身の龍脈を探る能力が、ここに来てからというもの霞がかっている。
その感覚は、どうも山に深く入れば入るだけ鈍くなっている気がした。
この山に、龍脈を乱すような何かがあるのだろうか。
用を済ませたら早めに退散したいところだが……
自身の龍脈を探る能力が、ここに来てからというもの霞がかっている。
その感覚は、どうも山に深く入れば入るだけ鈍くなっている気がした。
この山に、龍脈を乱すような何かがあるのだろうか。
用を済ませたら早めに退散したいところだが……
パキリと、誰かが枯れ木を踏む音が響く。
工場は近い。
密集した木立ちが次第にまばらとなってゆき、開けた土地が見えてくる。
そして彼は、いや、彼らは異変を知った。
龍脈がどうこう、ではない。
工場は近い。
密集した木立ちが次第にまばらとなってゆき、開けた土地が見えてくる。
そして彼は、いや、彼らは異変を知った。
龍脈がどうこう、ではない。
風が、吹いたのだ。
血生臭く、錆ついた風が。
血生臭く、錆ついた風が。
駆け出したエドを追いかける。
薄暗い森林を抜け、久方ぶりに陽光の中へと身を躍らせた、その瞬間。
薄暗い森林を抜け、久方ぶりに陽光の中へと身を躍らせた、その瞬間。
エドの姿が、光の中に溶けるように消えた。
「エドッッ!!」
……ように見えた。
あまりにも切羽詰まったリンの声に、何かの気配でも感じたのかとエドと安藤の足が止まる。
「どうした、リン!?」
錯覚かと、細目をゴシュッと擦ってリンは気を取り直す。
「……、いや、気をつけロ、誰か一人だけいるゾ」
二度に渡る大きな戦いで、破壊の跡も著しい工場の外壁を険しい目で見つめながらリンが警告する。
これだけの戦闘の跡だ。
中にいる一人は、この戦闘の勝者である可能性が高い。
おそらくそれは……、いや、予断は挟むまい。
今はただ、戦うだけだ。
辛く、厳しい、現実と言う名のモンスターと。
これだけの戦闘の跡だ。
中にいる一人は、この戦闘の勝者である可能性が高い。
おそらくそれは……、いや、予断は挟むまい。
今はただ、戦うだけだ。
辛く、厳しい、現実と言う名のモンスターと。
いくつかの死体を、注意深く検分しながら彼らは工場の中へと侵入する。
死体の損傷を見れば、相手がどのような攻撃を仕掛けてきたのか、どのような戦闘が繰り広げられたのか
ある程度はわかるからだ。
このような場面には慣れていないのか、安藤は目を背ける。
死体の損傷を見れば、相手がどのような攻撃を仕掛けてきたのか、どのような戦闘が繰り広げられたのか
ある程度はわかるからだ。
このような場面には慣れていないのか、安藤は目を背ける。
工場の内部の損傷も凄まじかった。
ともすれば、血のぬかるみに足を滑らせそうになりながら三人は一つの部屋の前に辿り着く。
ともすれば、血のぬかるみに足を滑らせそうになりながら三人は一つの部屋の前に辿り着く。
一つだけある命の気配は、部屋の中に留まって動く様子はない。
給湯室。
そう、ネームプレートのつけられたドアの前でエドは身構え、リンに確認を取る。
給湯室。
そう、ネームプレートのつけられたドアの前でエドは身構え、リンに確認を取る。
ここまでの道筋に、ウィンリィの姿は見当たらなかった。
緊張感と、若干の期待を滲ませたその表情を見て、リンは頷く。
ここにいるのが、この場で唯一の生存者だと。
緊張感と、若干の期待を滲ませたその表情を見て、リンは頷く。
ここにいるのが、この場で唯一の生存者だと。
踏み込む。
ドアを機械鎧の足で蹴破り、扉の向こうへと。
ドアを機械鎧の足で蹴破り、扉の向こうへと。
「ひゃっ……」
中にいた少女は、突然乱入してきた少年たちに驚いたようだった。
反射的に身にまとった一枚きりのTシャツを手で股下まで引き延ばし、身体を隠すのに精一杯といった様子だ。
反射的に身にまとった一枚きりのTシャツを手で股下まで引き延ばし、身体を隠すのに精一杯といった様子だ。
ウィンリィではない。
振り向いた拍子にふわりと揺れる髪は同じくらいの長さであったが、色が違う。
琥珀のような金ではなく、栗色だ。
引き延ばされたTシャツは、ぴっちりと肌に張り付いて女性らしく成長した肉体のラインを艶めかしく魅せる。
必死に握りしめられたすそ野からは、デルタに形成された太腿の隙間が覗いていた。
顔を真っ赤にして、何かを訴えたそうに揺れる瞳からは戦意は見えない。
振り向いた拍子にふわりと揺れる髪は同じくらいの長さであったが、色が違う。
琥珀のような金ではなく、栗色だ。
引き延ばされたTシャツは、ぴっちりと肌に張り付いて女性らしく成長した肉体のラインを艶めかしく魅せる。
必死に握りしめられたすそ野からは、デルタに形成された太腿の隙間が覗いていた。
顔を真っ赤にして、何かを訴えたそうに揺れる瞳からは戦意は見えない。
そこまでじっくりと観察した後で、エドの意識がこの異常な島での張り詰めたものから、常識的な感覚へと切り替わる。
すなわち、女性の着替えをうっかり見てしまった時の気まずさだ。
仲間たちを見る。
リンは普段は細められた目を戛然として見開き、安藤はせっかく止まった鼻血を再び垂らしていた。
また少女を見る。
俯いた表情はもう見えないが、エドはそこに幼馴染が爆発する寸前に醸し出す、見えないオーラのようなものを感じた。
すなわち、女性の着替えをうっかり見てしまった時の気まずさだ。
仲間たちを見る。
リンは普段は細められた目を戛然として見開き、安藤はせっかく止まった鼻血を再び垂らしていた。
また少女を見る。
俯いた表情はもう見えないが、エドはそこに幼馴染が爆発する寸前に醸し出す、見えないオーラのようなものを感じた。
……ヤベぇ。
「キャアアアアアアアアアアアアアアア!! 痴漢ですぅーーー! お巡りさーーーん!!」
直後、建物を震わせる大音量に、少年たちは慌てて部屋から飛び出した。
【E-6/工場/1日目 午前】
【結崎ひよの@スパイラル ~推理の絆~】
[状態]:疲労(小)
[服装]:イルカプリントのTシャツ、ストレートのロングヘア
[装備]:
[道具]:支給品一式×3、手作りの人物表、若の成長記録@銀魂、水族館のパンフレット、
綾崎ハヤテの携帯電話(動作不良)@ハヤテのごとく!、太極符印@封神演義、自転車、
ヴァッシュ・ザ・スタンピードの手配書×2@トライガン・マキシマム、
秋葉流のモンタージュ入りファックス、柳生九兵衛の首輪、柳生九兵衛の手記
[思考]
基本:『結崎ひよの』として、鳴海歩を信頼しサポートする。蘇生に関する情報を得る。
0:まともな服を調達する。
1:鳴海歩と合流したい。
2:あらゆる情報を得る為に多くの人と会う。出来れば危険人物とは関わらない。
3:安全な保障があるならば妲己ほか封神計画関係者に接触。
4:三千院ナギに注意。ヴァッシュ・ザ・スタンピードと柳生九兵衛に留意。
5:機が熟したらもう一度博物館に戻ってくる。
6:探偵日記を利用する。
7:復活の玉ほか、クローン体の治療の可能性について調査。
8:もう少し工場内部を探索、収穫が無ければ神社へ向かう。
[備考]
※清隆にピアスを渡してから、歩に真実を語るまでのどこかから参戦。
※手作りの人物表には、今のところミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク、太公望の外見、会話から読み取れた簡単な性格が記されています。
※太公望の考察と、殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。
ハヤテが太公望に話した情報も又聞きしています。
※超常現象の存在を認めました。封神計画が今ロワに関係しているのではないかと推測しています。
※白スーツの男(ミッドバレイ)を危険人物と認識しました。
※モンタージュの男(秋葉流)が高町亮子を殺したと思っています。
※太極符印にはミッドバレイの攻撃パターン(エンフィールドとイガラッパ)が記録されており、これらを自動迎撃します。
また、太公望が何らかの条件により発動するプログラムを組み込みました。詳細は不明です。
結崎ひよのは太極符印の使用法を知りません。
※探偵日記と螺旋楽譜に書かれた情報を得ました。
※フィールド内のインターネットは、外界から隔絶されたローカルネットワークであると思っています。
[状態]:疲労(小)
[服装]:イルカプリントのTシャツ、ストレートのロングヘア
[装備]:
[道具]:支給品一式×3、手作りの人物表、若の成長記録@銀魂、水族館のパンフレット、
綾崎ハヤテの携帯電話(動作不良)@ハヤテのごとく!、太極符印@封神演義、自転車、
ヴァッシュ・ザ・スタンピードの手配書×2@トライガン・マキシマム、
秋葉流のモンタージュ入りファックス、柳生九兵衛の首輪、柳生九兵衛の手記
[思考]
基本:『結崎ひよの』として、鳴海歩を信頼しサポートする。蘇生に関する情報を得る。
0:まともな服を調達する。
1:鳴海歩と合流したい。
2:あらゆる情報を得る為に多くの人と会う。出来れば危険人物とは関わらない。
3:安全な保障があるならば妲己ほか封神計画関係者に接触。
4:三千院ナギに注意。ヴァッシュ・ザ・スタンピードと柳生九兵衛に留意。
5:機が熟したらもう一度博物館に戻ってくる。
6:探偵日記を利用する。
7:復活の玉ほか、クローン体の治療の可能性について調査。
8:もう少し工場内部を探索、収穫が無ければ神社へ向かう。
[備考]
※清隆にピアスを渡してから、歩に真実を語るまでのどこかから参戦。
※手作りの人物表には、今のところミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク、太公望の外見、会話から読み取れた簡単な性格が記されています。
※太公望の考察と、殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。
ハヤテが太公望に話した情報も又聞きしています。
※超常現象の存在を認めました。封神計画が今ロワに関係しているのではないかと推測しています。
※白スーツの男(ミッドバレイ)を危険人物と認識しました。
※モンタージュの男(秋葉流)が高町亮子を殺したと思っています。
※太極符印にはミッドバレイの攻撃パターン(エンフィールドとイガラッパ)が記録されており、これらを自動迎撃します。
また、太公望が何らかの条件により発動するプログラムを組み込みました。詳細は不明です。
結崎ひよのは太極符印の使用法を知りません。
※探偵日記と螺旋楽譜に書かれた情報を得ました。
※フィールド内のインターネットは、外界から隔絶されたローカルネットワークであると思っています。
【リン・ヤオ@鋼の錬金術師】
[状態]:結構な量の水を飲む。
[服装]:ずぶ濡れ
[装備]:降魔杵@封神演義
[道具]:支給品一式、包丁、バラバラの実@ONE PIECE
浴衣×2、刺身包丁×2、食糧3人分程度、固形燃料×10、チャッカマン(燃料1/3)
[思考] :
基本:エドと共にこの殺し合いを叩き潰す。
1:エドが心配
2:咲夜、ひいてはグリードの仇を討つ。
3:グリードの部下(咲夜)を狙った由乃と雪輝を無力化したい。
4:安藤(兄)を警戒。
[備考]
※原作22巻以降からの参戦です。
※雪輝から未来日記ほか、デウスやムルムルに関する情報を得ました。
※異世界の存在を認識しました。
※リンの気配探知にはある程度の距離制限があり、どの気が誰かなのかを明確に判別は出来ません。
※エドと情報交換をしました。
※首輪にエネルギー吸収と送信機能があるかもしれないと疑っています。
※ワープ出口の気配を何となく察してます。
[状態]:結構な量の水を飲む。
[服装]:ずぶ濡れ
[装備]:降魔杵@封神演義
[道具]:支給品一式、包丁、バラバラの実@ONE PIECE
浴衣×2、刺身包丁×2、食糧3人分程度、固形燃料×10、チャッカマン(燃料1/3)
[思考] :
基本:エドと共にこの殺し合いを叩き潰す。
1:エドが心配
2:咲夜、ひいてはグリードの仇を討つ。
3:グリードの部下(咲夜)を狙った由乃と雪輝を無力化したい。
4:安藤(兄)を警戒。
[備考]
※原作22巻以降からの参戦です。
※雪輝から未来日記ほか、デウスやムルムルに関する情報を得ました。
※異世界の存在を認識しました。
※リンの気配探知にはある程度の距離制限があり、どの気が誰かなのかを明確に判別は出来ません。
※エドと情報交換をしました。
※首輪にエネルギー吸収と送信機能があるかもしれないと疑っています。
※ワープ出口の気配を何となく察してます。
【エドワード・エルリック@鋼の錬金術師】
[状態]:疲労(中)、全身にダメージ
[服装]:膝下ずぶ濡れ
[装備]:機械鎧、バロンのナイフ@うえきの法則
[道具]:支給品一式(ニ食消費)、かどまツリー@ひだまりスケッチ
[思考]
基本:リンと共にこの殺し合いを叩き潰す。
1:ウィンリィはどこだ!?
2:〝計画〟の実現を目指す
3:出来れば亮子と聞仲たちと合流したい。
4:リンの不老不死の手段への執着を警戒
[備考]
※原作22巻以降からの参戦です。
※首輪に錬金術を使うことができないことに気付きました
※亮子と聞仲の世界や人間関係の情報を得ました。
※レガートと秋葉流に強い警戒心を抱いています。
※リンと情報交換をしました。
※首輪にエネルギー吸収と送信機能があるかもしれないと疑っています。
[状態]:疲労(中)、全身にダメージ
[服装]:膝下ずぶ濡れ
[装備]:機械鎧、バロンのナイフ@うえきの法則
[道具]:支給品一式(ニ食消費)、かどまツリー@ひだまりスケッチ
[思考]
基本:リンと共にこの殺し合いを叩き潰す。
1:ウィンリィはどこだ!?
2:〝計画〟の実現を目指す
3:出来れば亮子と聞仲たちと合流したい。
4:リンの不老不死の手段への執着を警戒
[備考]
※原作22巻以降からの参戦です。
※首輪に錬金術を使うことができないことに気付きました
※亮子と聞仲の世界や人間関係の情報を得ました。
※レガートと秋葉流に強い警戒心を抱いています。
※リンと情報交換をしました。
※首輪にエネルギー吸収と送信機能があるかもしれないと疑っています。
【安藤(兄)@魔王 JUVENILE REMIX】
[状態]:全身打ち身(中)。手かせ。 鼻血
[服装]:泥だらけ
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本:脱出の糸口を探す。主催者と戦うかはまだ保留。
1:エドたちの信頼を得て、脱出の手掛かりを探る
2:東郷と合流したい。
3:重度の無力感。
4:首輪を外す手段を探す。できれば竹内理緒と合流したい。
5:殺し合いに乗っていない仲間を集める。
6:巻き込まれた潤也が心配。合流したい。
7:第三回放送頃に神社で歩と合流。
8:『スズメバチ』の名前が引っかかる。
9:エドの機械鎧に対し、恐怖
[備考]
※第12話にて、蝉との戦いで気絶した直後からの参戦です。
※東郷に苦手意識と怯えを抱いています。
※鳴海歩へ劣等感と軽度の不信感を抱いています。
※鳴海歩から、スパイラルの世界や人物について彼が確証を持つ情報をかなり細かく聞きました。
結崎ひよのについて、性格概要と外見だけ知識を得ています。名前は知りません。
※会場内での言語疎通の謎についての知識を得ました。
※錬金術や鋼の錬金術師及びONE PIECEの世界についての概要を聞きましたが、情報源となった人物については情報を得られていません。
※ガサイユノの声とプロファイル、天野雪輝、秋瀬或のプロファイルを確認しました。ユノを警戒しています。
※未来日記の世界と道具「未来日記」の特徴についての情報を聞きました。
※探偵日記のアドレスと、記された情報を得ました。
※【鳴海歩の考察】の、1、3、4について聞いています。
詳細は鳴海歩の状態表を参照。
※ゆのを危険人物として認識しました。
※腹話術・副作用の予兆がありますが、まだまだ使用に問題はありません。
[状態]:全身打ち身(中)。手かせ。 鼻血
[服装]:泥だらけ
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本:脱出の糸口を探す。主催者と戦うかはまだ保留。
1:エドたちの信頼を得て、脱出の手掛かりを探る
2:東郷と合流したい。
3:重度の無力感。
4:首輪を外す手段を探す。できれば竹内理緒と合流したい。
5:殺し合いに乗っていない仲間を集める。
6:巻き込まれた潤也が心配。合流したい。
7:第三回放送頃に神社で歩と合流。
8:『スズメバチ』の名前が引っかかる。
9:エドの機械鎧に対し、恐怖
[備考]
※第12話にて、蝉との戦いで気絶した直後からの参戦です。
※東郷に苦手意識と怯えを抱いています。
※鳴海歩へ劣等感と軽度の不信感を抱いています。
※鳴海歩から、スパイラルの世界や人物について彼が確証を持つ情報をかなり細かく聞きました。
結崎ひよのについて、性格概要と外見だけ知識を得ています。名前は知りません。
※会場内での言語疎通の謎についての知識を得ました。
※錬金術や鋼の錬金術師及びONE PIECEの世界についての概要を聞きましたが、情報源となった人物については情報を得られていません。
※ガサイユノの声とプロファイル、天野雪輝、秋瀬或のプロファイルを確認しました。ユノを警戒しています。
※未来日記の世界と道具「未来日記」の特徴についての情報を聞きました。
※探偵日記のアドレスと、記された情報を得ました。
※【鳴海歩の考察】の、1、3、4について聞いています。
詳細は鳴海歩の状態表を参照。
※ゆのを危険人物として認識しました。
※腹話術・副作用の予兆がありますが、まだまだ使用に問題はありません。
※安藤(兄)の日記は、歴代特撮ヒーローについて書いたようにしか見えないようになっています。
※安藤(兄)の落下時間は15秒程度。周辺の人物は気づいていない可能性があります。
また、落下中に上空のドームを見ていますが、思い出すかどうかは後の書き手さんにおまかせします。
※旅館のボイラー室からE-4上空がワープ空間でつながっています。
ワープ出口は地上1km強あたりの上空を移動中。
移動の仕方に法則があるかどうかは次の書き手さんにおまかせします。
ただしどこに移動しても常人が落ちたら死ぬ高さなのに変わりはありません。
※E-4の川に泥の山が残っています。
※安藤(兄)の落下時間は15秒程度。周辺の人物は気づいていない可能性があります。
また、落下中に上空のドームを見ていますが、思い出すかどうかは後の書き手さんにおまかせします。
※旅館のボイラー室からE-4上空がワープ空間でつながっています。
ワープ出口は地上1km強あたりの上空を移動中。
移動の仕方に法則があるかどうかは次の書き手さんにおまかせします。
ただしどこに移動しても常人が落ちたら死ぬ高さなのに変わりはありません。
※E-4の川に泥の山が残っています。
◇
ところで、エドワード・エルリックがこの島に賢者の石が在る事に確証を持っていないのは、別に安藤が情報を
出し惜しんだわけではない。
彼もまた、知らなかっただけだ。
ゴルゴ13。
世界一の殺し屋たる彼もまた、鳴海と同じく自分の切り札をたやすく明らかにするような男ではない。
この島で、ゴルゴ13が賢者の石を秘匿している事を知る人間は、未だにいないのだ。
出し惜しんだわけではない。
彼もまた、知らなかっただけだ。
ゴルゴ13。
世界一の殺し屋たる彼もまた、鳴海と同じく自分の切り札をたやすく明らかにするような男ではない。
この島で、ゴルゴ13が賢者の石を秘匿している事を知る人間は、未だにいないのだ。
そして、何かを隠しているのはゴルゴだけではない。
安藤は腹話術の射程が三十歩である事だけは隠し通し、エドワード・エルリックは脱出への計画を隠し、
リン・ヤオもまた、自分の考えを明確には表明していない。
安藤は腹話術の射程が三十歩である事だけは隠し通し、エドワード・エルリックは脱出への計画を隠し、
リン・ヤオもまた、自分の考えを明確には表明していない。
この絡まり切ったそれぞれの思惑を、探偵の助手たる少女は解きほぐす事が出来るのか。
そしてこの場で起こった惨劇の真相に、ここにいる者たちは迫る事が出来るのか。
それはまだ、だれにもわからない未来の話。
そしてこの場で起こった惨劇の真相に、ここにいる者たちは迫る事が出来るのか。
それはまだ、だれにもわからない未来の話。
時系列順で読む
Back:黄色い猿より鯨の方がかわいいよね! Next:ブラック・ジャックによろしく
投下順で読む
Back:花の命は結構長い。女ですもの! Next:「あの未来に続く為」だけ、の戦いだった
| 112:勇気ひとつを盾にして | 安藤(兄) | 127:PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞(前編) |
| 112:勇気ひとつを盾にして | エドワード・エルリック | 127:PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞(前編) |
| 112:勇気ひとつを盾にして | リン・ヤオ | 127:PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞(前編) |
| 114:白壁の緑の扉 | 結崎ひよの | 127:PP -ピアニッシモ- 操リ人形ノ輪舞(前編) |