同大種族合体

悪魔合体の面白い(ややこしい?)点のひとつに、大種族要素があげられる。合体に使う悪魔がともに同じ大種族である場合、通常とは違った結果を生み出すのだ。

同大種族合体とは

 例えば妖魔+妖精など、同じ大種族に属する悪魔同士を合体に使う場合、通常の合体法則とは違う計算を用いて合体結果を導き出す。これを同大種族合体という。本来の合体法則から外れるため、意外な結果をもたらすこともしばしばある。この大同種族合体は、2身合体と3身合体のときでそれぞれ計算が違う。

1・2身合体における同大種族合体

 2身合体時における同大種族合体の結果は、以下の法則で求められる。

  1. (悪魔Aのレベル+悪魔Bのレベル)÷2+3で、仮レベルを算出する。
  2. 合体材料と同じ大種族の悪魔の中から、仮レベル以上でもっとも近いレベルの悪魔が合体結果となる。
  3. もしレベルが同じ悪魔が複数いる場合は、種族優先順位が高い悪魔が合体結果となる。

 どこが通常2身合体と違うかというと、合体結果が「材料となる悪魔と同じ大種族の中から選ばれる」という点が違うのである。

【EX】天使エンジェル+堕天使ベテルギウス=大天使ラミエル
 例えばこの合体の場合、材料となるエンジェルとベテルギウスの大種族がともに「飛天族」であることから、大同種族合体となる。仮レベルを算出すると25.5となる。つまり飛天族に属する全ての悪魔の中から25レベル以上でかつもっともレベルが近い悪魔を選び出すということになる。対象となるのはLV28大天使ラミエルとLV28天使アークエンジェルだが、種族優先順位でラミエルが勝るため、合体結果はラミエルとなる。レベルを調整すれば手軽に大天使を造ることができるパターンなので、覚えておくといいだろう。

 なおこの法則では、ダーク悪魔を造ることができない。

2・3身合体における同大種族合体

 3身合体に使う3体の悪魔のうち、レベルの低い2体が大同種族である場合は、3身合体の法則から外れる。簡単に言うと、2身合体を2回おこなうという形になる。

  1. 3体の悪魔をレベルの順でソートし、レベルが高い者からA-B-Cとする。このとき、BとCが大同種族であるとする。
  2. まずBとCを2身合体させ、悪魔Xを求める。
  3. 求められた悪魔Xと悪魔Aを2身合体させ、悪魔Yを求める。
  4. 最後に悪魔Yを1ランクアップさせ、最終的な合体結果となる。

 形としては2身合体を2回おこなうのだが、最後にランクアップが発生するため、普通に2身合体を2回おこなったときよりさらに強い悪魔を造ることができるのが特徴だ。

【EX-1】妖魔メルクリウス+妖精ジャックランタン+夜魔エンプーサ=妖精バンシー
【EX-2】大天使サリエル+天使ドミニオン+堕天使ガープ=大天使メタトロン
 例えばEX-1の場合、別々に2身合体をすると、ジャックランタンとエンプーサの合体結果は夜魔ナイトメア、ナイトメアとメルクリウスを合体させると妖精ダークエルフとなる。しかし一気に3身合体でまとめてしまうと、ダークエルフの1ランク上のバンシーとなる。
 EX-2も同様で、ドミニオンとガープの合体結果は堕天使アガレス、アガレスとサリエルを合体させた結果は大天使カマエルになる。しかし同種族合体の恩恵で、カマエルはメタトロンにランクアップしているのだ。本来であればレベルが高すぎて造りづらい悪魔も、こうして大種族合体を使えば、案外楽に造ることができる。


最終更新:2019年02月16日 15:33