月の光は悪魔の精神的興奮を増減させる力があるが、それは戦闘中における悪魔の戦闘力にも現れる。月齢のどの時期にどれだけダメージに影響するかというのは悪魔によって違い、そしてこれが厄介なのだが、ステータス画面で確認できないため、イマイチその効果が分かりづらい。だが極端な話、特に意識しなくても問題がない要素なので、面倒であれば気にしなくていい。
月齢はダメージ値の修正に関わる。いくつかの数値のうち、「16」が基準値となる。つまり各タイプの「16」と書かれた時期というのは、本来の力を発揮できる時期ということだ。これが「32」であれば通常の2倍のダメージを与えることができ、逆に8であれば本来の半分のダメージしか与えられないということになる。敵に与えるダメージが極端に減ったときは、この表で確認してみるといいだろう。またボスと戦うときなども、ボスが弱体化する月齢時を狙って戦うという手もある。どの悪魔がどのタイプであるかは、悪魔データに記載してあるので、興味があれば見比べてみてほしい。
さてこうして表を見てみると、Aタイプに属する悪魔というのは月齢がどの時期であっても攻撃は安定するが、ダメージが増幅することがない。Fタイプの場合は新月時は本来の半分しか力を発揮できないが、満月に近づくにつれ攻撃力が増していくということなどが、下の表から見て取れる。繰り返しになるがこの要素はそれほど重視する必要はなく、意識しなくてもクリアに支障はない。結局のところその程度の問題でしかないので、あまり深く気にせず、好きな悪魔を使っていけばいいと思う。とことん追求したいマニアか、あるいはゲームの戦闘バランスがよりシビアであれば、まだ使い道のある要素だったかもしれない。